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台湾その日暮らしが終わり、2018年3月に帰国しました。


by ken1horie
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長井市場食堂

 前回のエントリーから既に2カ月半ほど過ぎました。バイクも今回のゴールデンウイーク前に初回のオイル交換とエレメント交換を済ませて、連休中はちょっと遠出でもしようかな?と準備していたら、天気があまり良くなく肩透かしを食らった気分です。それでも、4月29日はちょっと晴れていたので、4月20日にオープンしたばかりの長井町漁業協同組合が経営している「長井市場食堂」へバイクで行ってきました。場所は葉山から南にちょっと行ったところにあります。


 お昼過ぎには長井市場食堂に着いたのですが、GW中のお昼時なのに行列もなく席に座れて食事をすることが出来ました。とは言えそれなりにお客さんはいましたが、地元や近郊の方が来ている様子で、遠くからわざわざ来ている観光客は少なかったようです。


 場所的にも、公共交通手段が路線バスしかなく、また逗子駅や三崎口駅からも離れており、多分公共交通機関で行くとなると、逗子か横須賀からの路線バスしかないでしょう。車やバイクが必須の場所なので、訪れる観光客も限定されてしまうのかも知れません。


 食堂での注文方法は食券購入式で、基本的にはセルフサービス方式でした。今回私は1500円の刺身定食を注文しましたが、個人的には美味しいお刺身だと思いました。また、食堂からは相模湾が一望でき、天気が良ければ伊豆半島が一望でき、富士山も観る事が可能だと思います。もしかしたら、ここは割と穴場な食堂なのかもしれない、と思いました。

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 また、長井市場食堂の隣には長井水産の直売所があり、地魚が安く売っていました。地元でとれたキャベツなんかも安く売っていて、ここは魚を買うのにも穴場なのでは?と思いました。直売所では買った魚も希望に合わせてさばいてくれるので、魚の取り扱いに慣れていなくても、買い物には問題がないと思います。



 今回はこの近くにあるJAよこすか葉山の直売所「すかなごっそ」には寄りませんでしたが、こちらも機会があれば、足を運んでみたいところです。



 車やバイクでの移動であれば、三浦海岸や三崎港なんかとも合わせて行くことも可能でしょう。また、横浜横須賀道路や三浦縦貫道路を利用すれば都内からも簡単に移動が出来ると思います。また、横須賀あたりからも足を延ばせば行けるところです。三浦半島、意外に色々と楽しめる場所があり、また機会があればバイクで走ってみようと思います。


# by ken1horie | 2019-05-01 17:21 | バイク | Comments(0)

再びバイク乗りに

 最近通勤用兼時々の気晴らし用にスズキのSV-650 ABSを買いました。約10年前、日本を離れる以前は数年間CB750(RC42)で毎日通勤していた以来のバイクです。こうして日本に戻ってきて、もう直ぐ1年になろうとしているタイミングで再びバイク乗りになるとは、昨年帰国した時点では全く想像をしていませんでした。


 バイク通勤に切り替えてから、電車では1時間近く掛かった通勤時間が約20分にまで短縮され、また朝晩のバイクに乗っている時間は良い気分転換や家に戻るまでの気持ちの切り替え時間になっています。


 私自身はバイクに関してそんなに詳しいわけでもなく、運転技術に関しても高いわけでもない上に、自分でメンテナンスも殆どしないズボラなライダーです。今回スズキのSV-650 ABSを選択した理由も、家から歩いて直ぐの所にスズキのバイクショップがあったのに加えて、このバイクが自分が乗るにはサイズ的にもちょうど良く、デザインも自分好みだったことでした。そんな理由で乗るバイクを決めたので、もし近所にホンダのバイクショップがあればCB650を選んでいたかも知れないですし、ヤマハのショップが家の近くにあったらMT-07を買っていたかも知れません。当然カワサキのショップが近くにあったら、カワサキのバイクになっている可能性も否定できません。


 自分自身、バイクの免許を取ったのがいい年になってからで、当時CB750を買った理由も教習所で乗っていて非常に扱いやすかった、と言うのが第一の理由でした。実際にCB750で通勤していた時にも、その扱いやすさを気に入っていました。


 実際この一週間SV-650 ABSで通勤していて感じたことは、2気筒エンジンなのでトルクが太いのでズボラ運転をついしてしまう。また4速でもエンジンブレーキが強めに効くので個人的には減速時の安心感があります。また、そのエンジンからドコドコと言うエンジン音と振動が伝わってくるのですが、それを耳にした会社の同僚が「単気筒なんですか?」と聞いてきたくらいです。年がバレると思いますが昔ヤマハのSRX600に物凄く憧れていた時がありました。実際に大排気量の単気筒エンジンを積んだバイクに乗ってみたいな、とずっと思っていた部分もあるのですが、いつか乗れる日が来れば、と思っています。


 このSV-650 ABSのサイズは小柄な私でも十分に扱えるので、体力に不安がある方のバイク選びでは、選択肢の一つになり得るのではないでしょうか?扱いやすさに関しては、もしかしたら中型バイクと感覚的には殆ど変わらないかも知れません。


 まだ距離数を乗っておらず、慣らしも終わっていないので、バイク自体の乗り味が今後どんな風に固まって来るのか今から楽しみな部分があります。ただ、もう飛ばして乗る気もなく、今はリハビリも兼ねて法定速度内でのんびりと走っているだけでも気持ちがいい状態です。実際に乗っていると、あまり飛ばす気にもならず、以前に左折巻き込まれを食らった経験もあり、すり抜け運転も全くする気がないのが現状です。


 これから春めいてくる季節でもあり、出来れば三浦半島にぶらっとツーリングに行ければいいなぁ、とぼんやり考えています。海沿いの綺麗な景色を眺めながらバイクで走るのは、きっと気持ちがいいと思います。以前にCB750に乗っていた時はツーリングなんて殆どしていませんでした。でも今回は少しツーリングしたりバイクで旅行をしてみたいな、とも思っています。したいことは、思い立ったときにしておかないと、この先にいつまたチャンスが巡って来るかも判りませんし。



# by ken1horie | 2019-02-16 20:36 | バイク | Comments(0)

 2018年も終わろうとしています。今年は3月半ばに台湾から戻り、同月末から日本で再び働く事になった一年でした。バタバタと台湾を引き上げ再び日本での生活をスタートさせ、やっと現在の環境にも慣れてきたような気がします。


 このブログも同時に台湾情報がメインの内容から、帰国後生活の内容へと変化してきました。しかし、このブログですが、元々は写真用で始めたものであり、その後台湾へ語学留学へ行ってからは、語学留学に関する内容となり、台湾大学に入った後は、台湾の大学への留学に関する内容が主となり、就職後は台湾でのサラリーマン生活を中心とした内容へと、その都度その都度変化しています。そして今回の帰国でも、またブログの内容は変わりつつあります。


 私自身が台湾大学へ留学する事にした当時は、中々それに関する情報はネットでは見つけられませんでした。それもあって、備忘録的に台湾大学への留学に関しては、ブログの記事にしていました。現在はamikawaさんのブログの等、色々とネットに情報が溢れているみたいですし、私が大学へ入った当時とは留学の申請方法も変わっていると思います。





 2007年9月から続いているこのブログも12年目に突入しました。自分でも思うのですが、良く続いているな、と思います。正直言うと、帰国後はブログをどのように書いていこうかと、現在でも試行錯誤しています。あまりプライベートな事は書くつもりはなく、また食べに行ったお店の紹介みたいな事もあまりする気がないのです。尤もinstagramの方では色々と食べ物の写真を載せてはいますが。


 そんな訳で、今後も色々と何を書こうかな?と思いながらも、このブログを細々と続けていければいいな、と思っています。


 最後に、本年も皆様方には大変お世話になりました。

 来年が皆様方にとって素敵な一年となりますように。



# by ken1horie | 2018-12-31 17:41 | 帰国後生活 | Comments(0)

みさきまぐろきっぷ

 京急に乗る度に目にする「みさきまぐろきっぷ」のポスター。ポスターのまぐろ丼がとても美味しそうに見えるのもあって、一度使ってみようと思いました。しかし聞いた話ですと、土日祝日にはこの「みさきまぐろきっぷ」の利用者が多く、三浦海岸や三崎港へのバスや、クーポンが対象になっているお店が物凄い混雑だとも聞いていました。今回有給休暇がとれて利用できる機会が出来たので、早速この切符を利用してみました。
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 切符の内容は、三崎口駅までの往復乗車券に適用地域の京急バス乗り降り自由券が含まれている切符、それに加えて提携しているお店での食事券(まぐろまんぷく券)とお土産または施設利用が出来る券(三浦・三崎おもひで券)の3枚構成となっています。今回のルートは京急線で三浦海岸まで行き、海を眺めたあとにバスで三崎港まで移動することにしました。

 三浦海岸駅ホームでは、居酒屋チェーンでも三浦海岸ではマグロが自慢なのは、やはり地域性を意識しているのかな?と思いました。また、改札を出るとみかん狩り案内所もあり、今週末や来週の三連休にはみかん狩りのお客さんでも賑わいそうです。
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 三浦海岸駅から徒歩10分か15分くらいで三浦海岸に着きました。海岸沿いにはマクドナルドがあり、夏の間は海水浴客や夏休みの子供達や学生達が大勢いそうです。
 流石に冬の海岸は、殆ど人気がありませんでした。それでも晴れた天気が心地よく、海の水も綺麗で暫くの間浜辺を散歩して、遠くの景色を眺めていました。
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 予めバスの時刻表を確認していたので、三崎港まで移動する事にしました。お昼ごはんには多少早く三崎港に着いたので、周辺をぶらぶらと散歩してみました。風は冷たいながらも、天気のよい今日は、散歩していると気持ちのいい日和でした。
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 漁港を眺めながらぶらぶらと散歩して、今回はTwitterで気になっていた「くろば亭」さんでお昼ごはんを食べる事にしました。
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 今回船盛定食を選びました。地魚のお刺身が沢山盛られている定食で、お刺身好きの自分にはとても美味しく満足した内容でした。次回お邪魔する時は、まぐろきっぷを利用せずに色々なメニューを頼んで三崎の魚を堪能しようと思います。

 「三浦・三崎おもひで券」はお弁当のおかずにも出来そうな羽床総本店さんのまぐろ漬にしました。お店では、かじきまぐろの角煮とバチマグロの漬け丼の素も一緒に買いました。
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 他にも三崎港にある「うらり」で野菜や水産物を少し買って、お昼過ぎには三崎港を後にしました。


 確かにこうして実際に「みさきまぐろきっぷ」を使ってみると、本当にお得な内容だと感じました。今回自分の場合は、ちょっとした食材の買い出しも兼ねていたために、うらりでの買い物が終わった後すぐに帰ることにしましたが、「三浦・三崎おもひで券」は京急油壷マリンパークの入園や日帰り温泉施設の利用、またレンタサイクルの利用にも使えたりと、家族やグループでの使い方も出来ます。今回平日での利用となりましたが、それでも移動中の京急バスには「みさきまぐろきっぷ」を利用しているご婦人方のグループがいました。当然一人での利用も可能ですし、使い方も色々あるこの切符は休日となれば利用客が大幅に増えて混雑するその理由にも納得です。

# by ken1horie | 2018-11-16 17:39 | 帰国後生活 | Comments(0)

 私自身は中国古代史を専門とはしていなかったので、本書の学術的内容の詳細部分に関して何かしらの意見を言える立場ではありません。しかし、台湾大学の必修科目で受講した中国史(一)の範囲と、必修選択科目として受講した中国史学概論の内容が、本書を読む上で大きな助けになりました。とは言え、自分自身が大学で中国史(一)を受講した時は、大学一年生の一学期で、殆ど中国史の基礎がない状態でもあり、また中国語力も高くない時期でした。当時はその様な状態でしたので、正直言えば講義内容に関してはうろ覚えに近い状態です。その後に受けた中国史学概論に関しても、講義内容を完全に覚えている訳ではありません。どちらにせよ、中国史に関して自分が比較的詳しい部分は明清史以降の範囲で、しかもそれは台湾史と関連のある部分が殆どとなります。ですから、このブログのエントリーは書評ではありません。そもそも、専門範囲外の書籍の書評など、出来るわけもありません。


 それでは、なぜ今回このブログのエントリーを書こうと思ったのか、というと本書が台湾大学で中国史(一)を受講する上で大変参考になる書籍だと感じたからです。私自身、当時台湾大学で講義を受ける中、中国語力の問題と、歴史的な基礎知識の欠如の2点でかなり大変な思いをしました。しかしながら、台湾大学の図書館にある日本語の書籍に大変助けられた記憶があります。台湾大学の図書館にある中国史関連の日本語書籍に関してですが、やはり若干の古さは否めない部分があります。最新の日本の学術書籍に関しては、どうしても数が少ない印象は否めませんでした。ですから、本書の様な最新の、しかも新書本で読みやすく、巻末には多くの参考文献が載っている書籍は、大学に入学して直ぐに受ける講義では、大変力強い味方になります。毎回の講義の進度に合わせて、必要な範囲を読み、そこから講義の指定閲読書や論文を同時に見比べながら読み進めていけば、凡その講義内容は理解できるのではないだろうか?と思います。

 また、本書で紹介されている青銅器や、甲骨文、或いは竹簡等の発掘物に関しては中央研究院の歴史文物陳列館で無料展示されています。

 故宮博物院も学生であれば無料で参観出来たはずですので(こちらに関しては、確認して下さい。少なくとも昨年は出来ました。)、故宮で青銅器を実際に見ることも、学習の大きな助けになると思います。


 台湾大学で受講する中国史(一)の主要なテキストは、現在でも変化がなければ錢穆の國史大綱になると思います。中国通史のこの書籍は、その内容の古さは否めません。しかし、中国史研究の変化や中国史研究そのものの歴史を知るには良いでしょう。中国史が文献資料を中心として研究されていた時代の色彩を色濃く残してる國史大綱の内容と、本書の内容を比べて、その間の時代の論文や学術書を読めば、更に中国史研究がどの様に変化して現在に至っているのかも、きっと解ると思います。


 私自身も本書を読むにあたって、台湾大学で受けた講義内容の基礎があったために、楽しく、興味深く本書を読むことが出来ました。私自身は台湾大学では結局台湾史の研究を選ぶことになり、残念ながら現時点ではそれを諦めざるを得ない形になってしまいましたが。

 それはさておいても、本書を読みながら、改めて中国史の面白さと魅力を再発見出来たのは嬉しいことでした。また、自分が大学でうろ覚えながらも学んだことが再び目の前に甦って懐かしく感じました。中国古代史の最新研究成果がコンパクトに、しかも考古学の内容も含みながらギュッと詰まった本書は、読むにあたっては多少の基礎知識を必要としますが、それでも歴史を愛好する多くの人達の手に届いたら、と願っています。


# by ken1horie | 2018-10-14 11:08 | 台湾大学留学 | Comments(0)