2015年版の記事を新たに書きました。内容的には大差ありませんが、追記の部分等を纏めたり、新しく書き加えた部分もありますので、参考にしてください。
※下の方に追記が有りますので、新しい情報を確認したい方は、下の方を見てください。
台湾全体がそうなのか判らないのですが、台北で一人暮らし用のアパートを借りる時は、不動産屋さんへ行くのではなくて、住みたい場所に行き、歩いて探します。張り紙がしてあるので(多くは、赤い紙を使って書いてあります)、それを見て大家さんに、連絡して部屋を見させてもらって、契約となります。
不動産屋さんには基本的に家族で住む様な部屋しかありません。
そして、短期で貸してくれる所もあまりありません。もっとも、短期で借りる場合でも、交渉次第の部分もあると思います。その場合は、家賃が高くなる場合もありますので、注意して下さい。
しかし、部屋探しに関して、この様な便利なサイトがあります。
http://www.591.com.tw/index.php
http://www.twhouses.com.tw/
部屋にトイレとシャワーが付いているのは「套房」で、トイレとシャワーが共同なのは「雅房」です。当然ですが、雅房の方が安いです。
また、師範大学や台湾大学の近くの家賃は高いので、少しはなれた場所の方が良いかも知れません。そして、湯船つき、エレベーター付きとなると、家賃は更に高くなります(基本的に、湯船はありません。シャワーのみです。また、一人暮らしの部屋には、台所がない場合が多いです。一人暮らしの場合、外食した方が、台湾の場合は安いです。)。また、台北市を離れて、台北縣(現在の新北市。2013.4.04追記)になると、家賃も下がります。新店市、中和市、永和市、板橋市(現在は、新北市新店区、中和区、永和区、板橋区、となります。2013.4.04追記)とかなら、捷運も通っていますから、便利かも知れません(捷運新莊蘆洲線が開通した為、新荘や三重、または蘆洲エリアから捷運で台北市内へ行ける様になりました。このエリアで部屋探しをするのも、いいかも知れません。しかし、治安の面では、若干不安な部分もありますので、その点を必ず考慮して下さい。また余談ですが、捷運の開通で輔仁大学の語学中心も選択しやすくなったかも知れません。2013.1.06追記 2013.4.04修正)。
家賃にもよりますが、大体は家具付きなので、取り敢えずは布団さえ買えば、何とかなるでしょう。光熱費や管理費も、家賃に含まれている場合もありますので、それも加味した上で、部屋探しをすると良いと思います(光熱費に関しては、水道代が家賃に含まれていて、電気代は別と言うケースが多いです。電気代に関しては、1か月平均500元くらいが目処になると思います。2013.1.06追記 2015.8.20追記)。
ただ、やはりある程度の中国語力は必要となります。部屋を見せてもらうのに、大家さんへの電話は、自分でしましたが、部屋を見に行く時は、一人では不安だったので、言語交換の相手に、一緒に行ってもらいました。(個人的には、中国語に不安が有る方は、中国語の判る方と一緒に行かれる事をお勧めします。また、英語が通じる場合もあるので、英語でのやり取り可能な大家さんも多少はいます。2013.4.04 追記)
自分の場合は、最終的にもう最低限の条件さえ合えばいいや、ってなったので、部屋を見せてもらって、その場で決めました。理由は家賃の安さ。
後で判ったのですが、住むことに決めた部屋のごみ捨て方法は屋上にあるゴミ箱に入れればよいので、毎日のごみ捨ての煩雑さからも、逃れる事が出来ました。
台北のごみ捨ては、ごみ清掃車が決まった時間に来るので、それに合わせて、自分で清掃車にごみを放り投げるんです。これが割と面倒なのです。
また、台北市のごみ収集に関しては、分別が細かく、更に専用の袋を購入しなければならないので、ゴミ出しに関しては、厄介な部分があるので注意して下さい。住む場所の付近に、数ヶ所ごみ収集する場所がある場合は、その場所と時間を把握して、状況に応じて使い分ける方がいいでしょう。2015.8.20追記
もしかしたら、書き足りない事も、あるかもしれませんが、大体、こんな感じで部屋探しをして、決めました。
何かのお役に立てば。備忘録代わりでも、あるのですが(笑)。
2012.8.23 追記
アパート探しに関してですが、契約時に契約書をしっかりと確認して下さい。あとでトラブルになった時に、契約書が頼りとなります。また、入居日数の契約満期前に部屋を出てしまうと、敷金が戻って来ませんので、注意して下さい。
そして、あと注意する店は、大家さんの人柄です。人の良い大家さんに当たればラッキーですが、そうでない場合は、悲惨な目に遭う事もあります。また、台湾のアパートの壁は薄く、隣の声とかが、非常に聞こえ易くなっている部分もあります。慣れも必要ですが、その時は隣人に直接言うのが、一番です。大家さんに言うよりも、直接その相手に言う方が、効果的です。
現在、台湾大学や、師範大学近くのアパートは割と値段が高いので、新北市(以前の台北県)へ行くか、台北市内でも、景美から南へ行く等、探す範囲を広げてみるのも、一つの手だと思います。
アパートに関して、トラブルは割と起こるみたいで、私もこのblogを書いた時に決めたアパートで、トラブルが発生して、その後にまた引っ越す事となりました。今思うと、そのトラブルが私の中国語力を上げさせてくれた様なもので、そういう意味では、災い転じて福となす、と言ったところでしょうか。兎に角、自分に非がない場合は、泣き寝入りしないで、自己主張して下さい。また、中国語に不安があれば、信頼出来る方に相談して対策を考えて下さい。そして、相手の理不尽な態度に対して、自分の怒りを表す事は、決して非難される事ではないのです。
そして、もし女性の方でしたら、アパート契約時に、自分の部屋の鍵を新しい物に取り替えてもらう相談も、大家さんにして下さい。比較的治安の良いと言われている台湾ですが、台北市内も、場所によっては治安の差があり、用心するに越した事はありません。そういった、治安の差とかも、台湾人の友人や、信頼出来る方から情報を集めて判断して下さい。
2013.4.04 追記
日本人の場合は、騒がない、部屋を綺麗に使う、と言う印象があるらしく、比較的部屋探しは、楽と言われています。これは、裏返すと文句を言わないって事にもなるんでしょうね、きっと。でも、以前の追記にも書きましたが、もし自分に非が無い時は、必ず抗議して下さい。自分一人では不安であれば、信頼出来る方に手伝ってもらいましょう。
2015.8.20 追記
今回台北で部屋探しをした時に感じたのですが、男性の部屋探しの難度が上がっているかも知れません。良さそうな物件は、女性のみを対象としていたり、また1年ではなく、2年、3年と長期契約を貸し手側が望んでいる物件も目に付きました。今回私は何とか部屋探しで事なきを得ましたが、今後語学留学等で来られる方は、部屋探しに難儀するかも知れません。また、台北の物価は私が台湾に来てからずっと上がり続けていて、東京との差もあまり感じられなくなっています。台北がもしかしたら、異常なのかも知れませんが、先日台南旅行に行った際、物価の安さに只々驚いた記憶があります。台南にある成功大学の華語中心で中国語を学んでいる友人から、最近日本人学生が増えている、と聞きました。もしかしたら、物価の高い台北を避けて、台南を選んでいる可能性も、あるかも知れません。また、
以前にも書きましたが、成功大学華語中心の場合は、BOT式(ワンルームマンション式)の学生寮にも入居可能なのも、もしかしたら影響しているかも知れません。久しぶりに台北で部屋探しをして、こんなに面倒だとは思いませんでした。今回も591を通して部屋を見つけましたが、591以外にも、上記の様に住みたい場所へ直接行って探す外、人づてに部屋を探すのもいいでしょう。また、部屋探しのサイトですが、上記の2つ以外にもありますので、グーグルでいろいろ検索してみて下さい。