来年か再来年か、夏タイヤをそろそろ替える必要があるな、とぼんやり思い始めたその矢先、何とタイヤに金属片が刺さり、しかも刺さった場所は修理不可能なところでした。ブログでタイヤどうしようかなぁ、なんて先日ポストした矢先の出来事でした。

それまで履いていたPOTENZA Adrenaline RE-004は別段不満もなく、価格と性能面でバランスが取れたタイヤだと感じていました。とは言え、タイヤを替えるなら、別のタイヤも履いてみたくなるのが、正直なところです。
元々はミシュランのPilot Sports 3を次のタイヤの候補にしていました。しかし発売されてから既に15年くらいは経過しているタイヤなのが気掛かりでした。各タイヤメーカーの技術は凄まじいスピードで進んでおり、最新のタイヤを選択したい気持ちはそれなりにありました。
アバルト595に適合する16インチタイヤのサイズは195/45 R16でしかもXL(エクストラロード)です。本当に適合するタイヤが少なく、個人的には今まで履いていたPOTENZA Adrenaline RE−004かミシュランPilot Sports 3のどちらかにするしかないかな、と言う感じでした。しかし、タイヤ幅を205にしたら、他にも合うタイヤがあるんじゃない?今履いているホイールも7Jだから、むしろ205幅の方がピッタリじゃないか?と思って調べてみたらありました。昨年発売されたコンチネンタルのMax Contact 7が。
コンチネンタルのタイヤ、以前乗っていたAlfa Romeo 147が純正タイヤで履いていました。確かSports Contactだったはずです。そして、アバルト595 ベースグレードの純正タイヤもコンチネンタルのEco Contact 5でした。どちらのタイヤに対しても別段悪い印象はなく、尤も特別良い印象もありませんでした。言うなればドイツ車をはじめ多くの欧州車が純正で履いているタイヤメーカーで、普通のタイヤメーカーというイメージでした。
そしてネットでMax Contact 7を調べてみると、予想通り履いている人はあまりいないため、ヒットする記事はあまりありませんでした。それでも少数ながら実際に履いている方の印象は悪いわけではなさそうでした。そしてタイヤ自体の価格もミシュランのPilot Sports 5よりかは安く、今まで履いていたPOTENZA Adrenaline RE-004よりかは高い。その価格帯のタイヤであれば恐らく大きく外れることもないだろうから、これで行こう、といつもタイヤでお世話になっているお店に連絡して、手配をお願いしました。
履き替えに際して、タイヤ屋さんの担当の方も「このタイヤ良いと思いますよ。パターンも良さそうですし、タイヤ自体が軽いです」とのコメント。実際に走り出しの転がり方が軽く、それは物理的な重量の軽さからきているのを感じました。エコタイヤ等の転がり方の軽さとは別物でした。
タイヤを替えた日は雨降りでもあり、新品タイヤでのウエットコンディション走行は流石に気を使いましたが、水溜りを超えた時は排水性の良さを感じるシーンが少なからずあり、そんなコンディションでのグリップも全く問題はありませんでした。

そして、そんな感じの話を先日ディーラーへ法定一年点検の入庫時に、サービス担当の方と話をしたところ「コンチのMax Contact 7良いタイヤですよね。ミシュランのPilot Sports 5までは必要ないお客さんに勧めていますよ。履いているお客様からは悪い話を聞かないです。ピレリのP-ZERO NEROもタイヤの選択肢としてはあるのですが、いかんせん発売からかなり時間が経っているタイヤなので。」「あと、とにかく静かですよね。」とのこと。
ディーラーにお任せや、お勧めでタイヤを選択している方が、そのタイヤに関するインプレッションや感想をネット上にポストすることは、あまりないと思うのです。それ故にMax Contact 7の評判もあまりネット上で目にすることがないのかも知れません。とは言え、このタイヤちょっとそれでは勿体ないと思うのです。こんなに良いタイヤなのに。
日常的な走行でのドライとウエットのグリップは確実に欲しい。高速道路での長距離移動もそれなりにある。できれば静粛性も高く乗り心地も良い方がありがたい。サーキットは走らないけれど、時々はワインディング路を駆け抜けるくらいはしてしまう。価格も出来ればお手頃の方が良い。そんな人にはうってつけのタイヤだと思うのです、コンチネンタルのMax Contact 7。もちろん、アバルト595の16インチと17インチに適合するタイヤサイズがあるので、タイヤ選びの選択肢の一つにはなり得ると思うのです。それこそ、アバルト595だって、色々な人が色々な乗り方をしているのですから。タイヤの選択も、乗り手の数だけあると思うのです。
翌日、朝起きてから一風呂浴びて、朝ごはんを堪能してお宿を出発しました。ほりえや旅館さん、ご飯も美味しいんですよ。
お宿を出てから、フルーツライン経由で磐梯吾妻スカイラインを走りました。一度バイクで走ってみたかったのですが、私自身はへなちょこライダーですので、連続するヘアピンカーブを車体を倒して華麗に走って行く、なんてことはできませんでした。それでも、なんとか走りつつ、その景色の雄大さに圧倒されながら、なんとか浄土平駐車場に辿り着きました。


折角ここまで来たので、吾妻小富士の火口まで登りました。天気は残念ながらもやがかっていて、絶景を完全には堪能できませんでしたが、行く価値はある観光地だと思います。浄土平駐車場も、バイクは200円、普通車であれば500円の駐車料金で非常に良心的でした。
ここから土湯温泉郷を抜けて福島西ICへと続く道は、下りが殆どでした。道路沿いには残雪があり、ちょっと寒さも感じました。しかし標高が下がるにつれ気温も上がり、福島西ICへと続く国道115号に入った時は、バイクで走るにはちょうど良い気温にまで上がっていました。
福島西ICで東北道に乗り、安達太良SAでお土産の購入とお昼ごはん休憩。会津ソースカツ丼をフードコートで食べたのですが、豚肉自体が美味しくかなり満足できる丼でした。安達太良SAの後は上河内SAで再び休憩。そして宇都宮ICで降りて、Y‘s teaさんに向かいました。
以前宇都宮に住んでいた時に良く紅茶の茶葉を買ったり、ティールームで紅茶を楽しんでいたお店で、今でも機会を見つけては寄るようにしているお店です。ダージリンの良いものや、色々なオリジナルブレンドのフレーバーティーがあるお店で、ティールームで提供されるフード類も美味しいお店です。宇都宮に行く事があれば、ぜひ一度立ち寄ってみることをお勧めする素敵なお店です。
宇都宮を後にして、後はひたすら帰るだけです。鹿沼ICで東北道に乗る前に給油をしました。この時点で燃費は28.1km/L。磐梯吾妻スカイラインを低いギヤで走り続けていたのに、中々の燃費です。その後の高速道路での走り方が良かったのかも知れません。
東北道に乗った後は、自宅を目指して走り続けました。途中蓮田SAで晩御飯と最後の休憩。その後はノンストップで自宅まで走り続けて、自宅に着いたのは21時過ぎでした。こうして、今回の温泉一泊旅行は幕を閉じたわけですが、自宅に着いた時の達成感はかなりのものでした。ここまで長距離走ることができる体力がまだあったことも嬉しかったですし、タイヤとシートを替えたことに加えて、おそらくパフォーマンスダンパーもかなり効いていた気がします。余分な振動が減れば、それだけ運転時の疲労は軽減されます。SV650のVツインエンジンの鼓動はそのままに、余計な振動を低減させるパフォーマンスダンパーは、長距離運転でもその効果を十分に発揮してくれました。そして、バグスターのシート。何でもっと早く替えなかったのか。ここまで運転が楽になるとは思いもしませんでした。あと、タイヤ。ミシュランロード5の運転のしやすさと言ったら!これらが全て揃っていなければ、恐らく今回の温泉一泊旅行はここまで無事に終わらなかった、と思います。
これだけの長距離移動が可能なことも判りました。また機会を見つけて、どこか行きたいと思っています。それができるのも、体力があるうちだけですから。


