台湾その日暮らし


by ken1horie
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 台湾でお勤めを初めて、はや一ヶ月が経とうとしています。日本で働いていた時とは、また感じが違い、日系企業ではなく台湾資本の会社に勤務しているのも、またその違いを感じさせる部分があるのかも知れません。とは言え、かつて働いていた時の感覚が少しずつ戻ってきている様な部分もあり、働くと言う事に対しても、改めて色々と考える部分があります。ただ、幸か不幸か業務が比較的空いている時期に入社したのもあり、色々と社内の事を学びながら、徐々に仕事にも会社にも慣れている感じはしています(ですが、このまま受注がないと、試用期間が終わった時に、解雇される可能性はあるかも知れません)。

 現在私が勤務している会社は、顧客の8割が日本企業と言う事で、上司や同僚に日本語を話せる人も少なくありません。しかし、実際の業務上では英語も必要とされますし、社内での通常会話は中国語よりも福佬話(所謂台湾語)の方が多く耳に入っている環境ですが、これは業種にもよるのでしょう。私自身大学に通っていた時は、福佬話を耳にすることがあまりなかった為に、兎に角少しずつでも覚える必要があるかもしれない、と現在は感じています。ただ、そういった言葉の環境は、本当に各会社によって違うので、自分は偶々そういう会社に入ってしまった、と言う事なんでしょう。

 そして、その言葉で思う事は、改めて自分の中国語のレベルに関して、頭を悩ませてしまう事です。幸いにして、私のいる環境は日本語が通じますし、上司も社長も日本語を使おうとしている部分があります。ただ、私自身は出来るだけそれに頼らない様にしないと、とも感じていて少しでも業務で使える中国語に近づけたいと思っていますし、英語も福佬話も必要な環境ですので、やはりその辺は、少しでも貪欲に吸収して、業務に反映させられれば、と思っています。

 台湾で日本人が働く、となると日系企業にお勤めするか、或いは日本語教師が多いのかも知れません。当然、台湾資本の会社もで働いている場合もあるでしょう。また、その他外国資本の会社で働いている人もいると思います。各会社、其々違いがあると思いますし、特徴なんかもあると思います。私自身は、日本の会社と現在勤務している会社の違いを感じる時もありますが、また変わらないな、と感じる部分もあります。現在勤務している会社で言えば、日本の中小企業と同じく、結局全ては社長の考え次第、と言うか、社長がこうする、と言えばそうなってしまう部分があります。良し悪しはさて置いても、そういう部分にはある程度慣れているのもあり、仕方ないな、と割り切ってしまう部分は私にはあります。

 また面白いな、と思ったのは上司に対して「早く台湾の仕事のやり方に慣れたい」と言ったところ、上司は「台湾の仕事のやり方に慣れたら老闆(社長や会社経営者の事)になれるよ」と笑いながら返された事でしょうか。確かに台湾の場合、優秀な社員は会社からそのノウハウを早く吸収して独立してしまう場合が、少なくない様です。しかし、そういうのも、また解るような雰囲気はあります。私自身が今後どうなるのか、は判りませんが、少なくとも暫くは、現在勤務している会社のお世話になりそうな気がします。

 さて、最後にまた言葉の事について。
 よくよく考えると、バブル崩壊前までは、或いは崩壊直後暫くの間は、日本の場合はその市場規模からして、日本語だけでそれなりに商売が出来たんですね。今でも出来ない事はないでしょう。しかしながら、台湾の市場規模を考えた場合、やはりビジネスに於いては国外に市場を求める必要もあり、外国語の必要性を感じます。英語しかり、日本語しかり(とはいえ、日本語が必要とされるのも、この先あまり長く続かない様な気もします)。また、現在勤務している会社は中国に支社や工場がある為に、簡体字でのメールのやり取りも必要とします。日常的な会話では福佬話を話します。若い世代も、無理してでも福佬話を話している部分があるのかもしれません、仕事上では。
 それ以外にも、仕事を始めてから思ったことは、日本の客先等からの日本語の文章が、解らない時があるのです。主語は何なのか、その代名詞は何を指しているのか、またその文章に於いて或る物が必要なのか不要なのか。必要があって日本語を中国語に翻訳する場合に、時々頭を悩まします。その様な状態で、相手先に質問をしている私は、多分相手先からは何を言っているんだ?と思われているかも知れません。また、そんなことも理解出来ないのか?と。しかし、曖昧な表現は、或いは書き手のみが理解出来る様な文章は、はたして仕事を行う上で問題がないのでしょうか?それは、日本語だけに限った事ではないと思います。日本語は表現があいまいな言語だと言われがちですが、それは日本語の問題ではなく、その話者や書き手の問題ではないか、と感じる事が少なくありません。

 取り留めなく書いてしまいましたが、台湾で就職した感想は、先ずはこんな感じでしょうか。現在台湾で就職を考えている方には、あまり役立つとは思いませんが、少しでも参考になれば、とも思います。
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# by ken1horie | 2015-10-29 22:23 | 台湾生活 | Comments(0)

台湾で携帯を契約する

 7年前に台湾に来た時、プリペイドのシムを手に入れるのさえ難しかった事を思うと、今は簡単にプリペイドのシムが、空港でパスポートの提示だけで買える様になりました。当時比較的簡単に手に入れられる事が出来るプリペイドのシムは、遠傳(FET)の物で、私の日本人の友人の間でも、昔は遠傳のプリペイドを使っていた、という人が少なくありません。現在では、シムフリーの携帯さえ持っていれば、旅行や短期留学に関しては、殆ど不便を感じずにモバイル生活を台湾でも送れるのではないでしょうか?また、スマホであれば、台湾はフリーのwi-fiスポットも多く、とても便利です。余談ではありますが、この遠傳ですが、顧客を減らしたくないみたいで、チャージしないでもプリペイド契約が伸びるんですね(私が現在も使っているものはそう。また、7年も使っているとシムがダメになるので、先日新しい物に交換してきました)。携帯二台持ちも、何気に便利なので、7年前に手に入れた遠傳のプリペイドを、これまた7年前に買った携帯に入れて(スマホではない)継続して使っています。

 さて、携帯のシムやモバイルガジェットに関しては、台湾大学地質学系の後輩が、ブログに纏めているので、敢えて私が多くここで書く必要もないでしょう。こちらのブログを参考にしていただければ、色々と分かると思います。台湾旅行や短期留学での、シム選びや、携帯機種に関する記事もあるので、購入時に参考になると思います。

 台湾3C http://taiwan3c.hatenablog.com/

 さて、台湾生活8年目にして、初めて月払い料金の携帯を契約しました。仕事上の都合もあり、已む無く契約したのですが、今回契約して感じた事もあったので、改めてブログの記事にしておこうと思いました。
 今回私が契約した通信会社は、台湾大哥大で、台湾では二番手の通信会社です。台湾大哥大にした理由は、単純に携帯の契約に詳しい友人が、ずっと使っているのと、その友人も契約の延長があった為に、一緒に行く事になったのです。
 私自身は、新規契約でもあったのですが、通信契約のみのプランがあると思って、先にPChome24h購物で、InFocus(鴻海)M330というスマホを購入しておきました。余談ですが、この携帯は1年前に発売されたものなのですが、その価格に対して非常に良くできており、私自身はとても満足して使っています。カメラも良くできており、このM330で撮った写真をFlickrにアップロードしたもののリンクを貼っておきますので、どんな感じか見ていただければカメラ性能も中々なのが、判ると思います。写真には手を加えておりません。そのままアップロードしてあります。

 写真1 https://www.flickr.com/photos/ken1horie/21847853999/
 写真2 https://www.flickr.com/photos/ken1horie/22044700211/
 写真3 https://www.flickr.com/photos/ken1horie/22034837405/
 写真4 https://www.flickr.com/photos/ken1horie/22034867945/

 しかし、新規契約の場合は、携帯購入時の割引サービスがあり、契約を行うそのお店に在庫があれば、なのですが、欲しい携帯が安く買えるのです。なので、もし新規に契約するのであれば、通信会社ので契約時に、新しい携帯も一緒に購入する方がお得でお勧めです。外国人の携帯の契約には、居留証とパスポートが必要です。また、契約に関しても、同じ通信会社でも、やってくれるお店と、ダメなお店があるらしく、今回私が行ったお店は、携帯の新規契約に来たと店員さんに告げた所、じゃあ居留証とパスポートを出して下さい、と言われ何事も無かったように契約がサクサクと進み、拍子抜けしました。一緒に行った友人とも、契約を断られる場合も考えて、外の店にも行くことも考えていたのです。
 さて、新規契約の私は、当然携帯購入の割引サービスを受ける事になるのですが、事前に携帯を購入していた私には、携帯は必要ありません。しかしながら、自分の契約したプランは、無料で貰える携帯があり、それを貰ってきました。もし、その事を知っていたら、多分その無料で使える携帯を使っていたと思います。因みに、無料で貰えた携帯は、ASUSのZenFone GOというものでした。
 私が契約したプランは、3Gの月額が一番安いプランで、ネットも1か月間の使用量の上限が1.5Gのものでした。自宅と会社は既にwi-fiがあり、自宅と会社では、携帯をそれらのwi-fiに繋げており、またそもそも仕事中は携帯でネットをする事もく、バスやMRTでの移動時でも、基本的に携帯をいじる事がない私は、上限1.5Gで十分でした。通話に関しても、同じ台湾大哥大同士であれば、1つの番号だけ無料になるというサービスも含まれていた為に、一番よく電話する人が、運よく台湾大哥大だったので、その人の番号にしてきました。それ以外の通話に関しては、私の場合は、仕事で使った分は明細を会社に提出すると、その分だけ会社が払ってくれる為に、通話に関しても月額が一番安いプランでも問題はありません。
 台湾の月払い携帯のプランの契約ですが、24ヶ月(2年)と30ヶ月(2年半)の縛りがあります。ですから、途中で解約すると、違約金を支払う必要が出てきます。なので語学留学や交換留学等で台湾に来た場合、携帯の月払い契約は、ちょっと難しいかも知れませんが、大学部や大学院への留学であれば、居留証を貰ったら、直ぐに月払いの携帯を契約した方が便利かもしれません。また、学生の場合は、割引のプランも有ります。外国人だったためか、料金に関しては8ヶ月分先払いの他に、デポジットとして、2600元を支払いました。私は30ヵ月縛りの契約だったので、2年半後に契約を解除すれば、そのデポジットは戻ってきます。
 ネットに関してなのですが、最初の3ヶ月だけは使いたい放題になっているのには、ちょっと驚きました。最初の3ヶ月で使いたい放題に慣れさせた後に、超過料金を取ろうとしているのではないのか?と邪推せずにはいられませんでした。因みに私が3G契約にした理由は、4Gがあまり体感的に速くない、と契約している人から聞いていたのもありました。実際に使ってみると、3Gでも私は速度的に不満を感じない為に、これで充分だと思っています。

 最後に、台湾には通信会社が何種類かありますが、代表的な通信会社は、最大手の中華電信、二番手の、そして私が今回契約した台湾大哥大。第三位の遠傳(FET)、そして台湾之星と言ったところでしょうか。どの通信会社が良いのか、私には判りません。私の友人が台湾大哥大にした理由も、単純にプランが安かったから、と言う理由でした。この辺は、詳しい方に聞いてみるのが、やはり良いと思います。
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# by ken1horie | 2015-10-08 21:48 | 台湾生活 | Comments(0)
 過去にも似たようなエントリーがあるとは思いますが、ちょっと気になったので書いておきます。

 実際に自分も、台湾大学で受けた講義に関して、特に1年生の時は大変だった記憶があります。しかし、この大変さに関しては、中国語力の不足と、歴史に関する基礎知識や語彙不足が招いたものとの自覚があったので、この部分を対応すればよいとも感じていました。既に大学を卒業し、マスターは1年のみで休学してしまいましたが、この5年間で感じた事は、大変ならとにかく勉強して、或いは自分で工夫して何とかするしかない、と自分では考えていました。

 しかし、この5年間確かにキツイ部分はありましたが、それでも今になって思うと、ここまでやったんだから、後でキツイ事があっても、何とかやっていけるかな、と言う妙な自信が出来ました。尤も、周りが優秀でしたから、どうしても謙虚になってしまう部分がありましたし、そういう事が、自分にとっては良かったなと思っています。

 何かに関して、大変か、大変じゃないか、は人それぞれです。しかし確かに自分も大学1年生の時は、大変だと記事にしていました。今改めて目を通すと、ああ大変だったんだなぁ、あの頃はと思います。因みにマスターを1年やって感じた事は、大学部には大学部の、そして大学院には大学院の、それぞれ違った大変さがあると私は感じました。

 自分自身は大変さを自慢する気もないし、その大変さってのは結局自分の能力不足からくるもんだよな、とも思っていて、やはり凡人と言うのは辛いねぇ、としか言えません。人類学系の後輩も、大変さをBlogの記事にしていますので、併せて読んでいただけると、台湾大学での講義の様子の一端が判ると思います。

 実力のない人間が台湾大学に入ると苦労する
 http://amikawa.blogspot.tw/2015/07/blog-post.html
 私が台湾大学を選んだ理由。三年を過ごして感じた台湾本科留学のこと
 http://amikawa.blogspot.tw/2015/09/blog-post.html
 
 後輩は私よりも詳しく記事を書いているので、そちらの方が参考になる部分も少なくないと思います。
 
 私自身は4年で大学を卒業しましたが、同時に入学して現在6年目をやっている学生も知っていますし、私の次の年に入学した日本人学生が5年目をやっているのも知っています。しかし、4年で卒業した人もいますし、卒業が難しいのか?と言われれば一概には言えません。その難しさを上手に回避して卒業した学生も知っています。ですから、それこそ人それぞれどうやるかなのです。

 私自身が5年間で苦労をしなかったか?と言われたら、苦労した部分はあるでしょう。しかし、その苦労を全ての人が同じように経験するわけではないでしょう。学科によって科目の内容が違いますし、優秀な人は本当に素晴らしい成績を獲って、あっさりと卒業して行きます。大変だったな、と言うのはあくまでも各個人の主観や感じ方でしかありません。私自身も大変だったと感じた部分もありましたし、手を抜ける所は抜きました。それこそ、人それぞれのやり方でやるしかない、と思っています。
 そして、これはあくまでも私の経験ですが、勉強する人やしたい人には、周りが助けてくれる場合が少なくありませんでした。それは、教授であったり、TAであったり、或いは事務方であったり。当然自分から積極的に動く必要がある場合もありますが、それでも私はこの5年間、各教授方や、TA方、また歴史学系の事務方からも、少なくないサポートを受けました。それに対しては、心から感謝しています。そして、四年生の時と、マスターの1年間、指導教授にも大変お世話になりました。そういった、自分の学習態度や研究に対する姿勢が、反映される部分はあると思います。先輩や、同級生、また後輩にもお世話になった部分は少なくありません。

 ですから、例え大変だとしても、やはり結局は自分次第になってしまう、としか私には言えないのです。私には私がしてきた事しか言えないですし、他にやりようはあったかも知れませんが、結果としては他のやりように関しては、判りません。それでも、この様な記事が、現在台湾大学への留学を考えている方の一助になれば、とも思っています。
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# by ken1horie | 2015-09-23 17:15 | 台湾大学留学 | Comments(0)
 約1ヶ月前に、台湾で仕事を探す内容の記事を書きました。工作許可証(労働許可証)の申請も通り、労働ビザの申請と居留証の延長手続きに関する資料も、会社側に提出したので、ここで記事にしておく事にしました。また、台湾での就職活動に関する質問等を、台湾パソナさんがサイトにまとめていますので、そちらも参考にしてみて下さい。

 台湾での職探しに関しては、以前に書いた記事を参考にしてもらえればいいと思います。内容の重複する部分があるかとは思いますが、実際に採用通知を頂いた後の事を中心に記事にまとめようと思います。

 会社から採用通知を受け取っても、そのまま台湾で会社に勤務出来る訳ではありません。その後、工作許可証(労働許可証)の申請が必要で、この申請が通らないと台湾ではお勤めは不可能です。ですから、採用通知を受け取っても、この工作許可証がおりなければダメで、これに関しては近年その許可が厳しくなっていると、耳にしています。幸いにして私の周りでは、この許可証の申請が通らなかった、と言う話は聞きませんが、こちらに既にお勤めしていて、工作許可証の延長申請に通らなかった方がいるのは知っています。私自身も会社からは工作許可証がおりるかどうかは、判らないと申請時に言われており、多少なりとも不安な日々を過ごしました。
 工作許可証の申請に必要な提出資料は会社から指示がありますので、それを揃えれば良いでしょう。参考としてここに必要資料を書いておきます。あくまでも参考としてです。

 在籍証明書(今までの仕事の経験を証明する為、かつて勤務していた会社が発行する在籍証明書)
 資格証明書(特殊技能があれば、工作許可証の申請が通りやすい)
 学歴証明書(卒業証書、及び中退者であれば、修了証明書。今回私は、台湾大学の卒業証明書と、高専の4年修了証明書を提出しています)
 住居の契約書(住んでいるアパートや家の契約書)
 縦4.5cm、横3.5cmで白の背景の証明写真(スピード写真で可)
 パスポート

 これらの資料のコピーを提出する事になります。在籍証明書の場合、会社を辞めた時にもらっておくのが、一番手間がなくていいでしょう。中小零細企業の場合は、元々在籍証明書のフォーマットがない場合もあり、私は自分でワードで作成して、社判を押してもらった経験もあります。
 在籍証明書に関しては、現在法律が変わり台湾の大学を卒業すれば、就業経験がなくても台湾での就職は可能となりましたが、私の様に文系卒の人間が機械設備関係の会社に就職出来た理由は、日本での機械設計の経験が長いのと、またこれから勤務する会社の事業内容と関係のある業界にいたから、に外なりません。台湾では日本よりも学歴社会で、出身学部が重要視され、時としては成績も場合によっては重要視されるみたいですから、当然大学の卒業学部の制限を就職活動時に受ける事になるでしょう。しかし、これはある意味当然だと思いますし、日本の様に新卒で一括就職で、しかも学校名重視で大学で学んだ内容が重視されない方が、私は有る部分に於いては異常だと思います。
 余談ではありますが、私の知る限りでは、台湾大学の大学部を出た日本人学生の殆どは、日本での就職を目標にしています。上手く大企業に入れれば、当然待遇は良いですし、そう考えるのも、ある意味自然かもしれません。しかし、台湾大学は日本の大学の様な就職予備校ではありません。今後、台湾大学へ留学を考えている方には、そういう部分も考慮して欲しいな、と思っています。つまり、彼らの目には必要なのは旧帝大である台湾大学の卒業資格が必要であって、大学で学ぶことの意味を理解する、知る、と言うのは二の次、三の次なのでしょう。国外で学ぶ事は、他者を他者として認識したり、物事を相対的に捉える良い機会だと思います。また、台湾大学の場合は、周りの学生が優秀なのもあり、彼らから学ぶ部分も少なくはありません。折角の留学の機会を、単に日本での就活目的の為だけに利用し、現地の台湾人学生との交流も殆どせずに過ごすのは、やはり如何なものかと思うのです。

 さて、工作許可証が下りた後には、労働ビザの申請或いはビザの切り替えと、居留証の申請或いは延長となります。こちらも、基本的には会社からの指示に従って資料を集めて、提出すればいいでしょう。そして現在は移民署でまとめてこれらの手続きが可能です。もし、既に居留証を持っているのであれば、学生でも居留期限が切れていなければ、出国してビザの切り替え手続きは必要ありません。
 今回、会社は外交部に確認をしたところ、ビザの切り替えに関しては出国しての手続きが必要だと、ずっと言っていました。私は移民署でビザの切り替えと、居留証の手続きが可能だと伝えて、会社が移民署に確認したところ、それが可能であるとの回答を貰ったとの事でした。外交部と移民署の言う事に食い違いがある事を会社も不思議に感じていましたが、移民署での手続きが実際に可能なので、ビザの切り替え等で会社から出国しての手続きを言われたら、移民署に確認して欲しい、と伝えてみましょう。

 さて、台湾でのお勤めに関してですが、1年目は有給休暇はありません。1年間務めあげてから、7日の有給休暇が付与されます。3年間務めあげて、10日の有給となり、5年間務めあげると14日の有給が付与されます。これは、台湾の法律でそうなっており、台湾の企業では基本的にこの原則に則って有給が付与されます。有給が付与されるまで、私用での欠勤や病欠は、給与からその分差し引かれるので注意が必要です。また、福利厚生に関しても、日本ほどは整っていない印象があります。しかしながら、実際に中小零細企業で働いていた時間が長かった私には、それでも日本で以前働いていた会社よりもマシな部分があります。結局日本の労働基準法も、中小零細企業では全く意味をなさず、労基法違反の問題も大企業にしかスポットが当たらない現状を知る私としては、自分の身は自分で守りつつ、上手に泳いでいくしかないのが、現実なのです。
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# by ken1horie | 2015-09-16 18:31 | 台湾生活 | Comments(3)
 直木賞の話題作、東山彰良「流」を読みました。1970年代以降の台北を主に舞台とした、外省人家庭に育った主人公の青年「葉秋生」が織りなす、青春ミステリーとでも呼べばよいでしょうか。蒋介石の死と共に始まる物語の内容は、いきなり波乱のスタートを迎えます。台北一の進学校(多分建国高中の事だと思われる)に通う高校二年生の主人公は、その波乱の中成長していくわけですが、内容としては幼馴染との恋愛話があり、台湾の男性なら誰でも経験する徴兵の話も加わり、1970年代、80年代の台湾の雰囲気が伝わってくる様です。

 また、私自身台北に住んでいる身でもあり、本書に登場する地名の土地勘がある為に、その場面場面の情景を想像する事が容易でした。確かに目の前には台北の街並みが浮かび上がる描写となっています。そして、主人公は外省人家庭出身と言う事も有り、その目を通しての台湾や台北の姿が生き生きと映し出されます。日本語で書かれた内容ではありますが、例えば強い台湾訛りの中国語の表現に工夫も凝らしており、その台湾社会の複雑さの一面も垣間見えます。私は台湾大学では歴史を学び、休学してしまいましたが修士では台湾史の研究をしておりました。確かに台湾史研究に少しだけ足を踏み入れてはいましたが、戦後台湾史は私の専門外なので、詳しくはありません。それでも尚、私の知っている範囲で言うとすれば、戦後の台湾には戦後の台湾の複雑さが存在しており、その多元的な社会状況も垣間見える内容になっております。そして、また大陸から台湾に渡ってきた老兵達が、場面場面で言う一言が、それこそ当時の国共内戦に敗れた国民政府のその当時の状況や、彼らが思っていた事を表しているのではないでしょうか。
 そういう内容から、1970年代から、2000年くらいまでの間の台湾のある一面も垣間見える内容となっています。そして、例え台湾と中国が断絶していても、その網の目を掻い潜るかの様に、人々は手を尽くして、まるで国民党と共産党を欺くかの様に、中国との連絡を取り合っている姿も生き生きと描かれています。

 個人的な感想では、面白く読めましたが、恋愛に関する話の展開では、よくある展開が使われていたり、また1970年代末から台湾で大きなうねりを挙げる党外運動の事が描かれていなかったりと(しかし、話の内容を考えるに、これに関するエピソードは加えにくいと思うが)、あくまでも話の展開は主人公の身の回りと中心として展開していきます。また、これは個人的に感じた事ですが、中国語で読みたいな、と思いました。確かに日本語でも、十分にその物語の雰囲気は伝わってくるのですが、もし中国語で書かれたものであれば、より鮮明にそのイメージが浮かび上がるかも知れません。ですから、私はこれから台湾で中国語翻訳版が出版されるのを期待して待っています。

 最後に、台湾に関する日本語で得られる情報では、あまり外省人からみた姿というのは、ないと思います。また、日本語での台湾に関する情報に関しては、その多くがどちらかと言うと緑より(台湾独立支持より)の方の内容が多い気がします。若い世代に関しては、本省人、外省人、そして台湾原住民も含めて融和が進んでいると私は感じています。主人公が、本書の中で高雄出身の本省人女性と結婚したのは、そういう省籍対立が少しずつ薄らいでいる現状を表したもの、とも言えるでしょう。その様な意味からしても、本書は小説としての面白さだけではなく、戦後台湾の複雑な姿の一面を照らし出しているとも言えるのではないでしょうか。
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# by ken1horie | 2015-09-03 23:21 | | Comments(0)

休学と方向転換

 休学手続きを済ませました。これで、2年間休学。大学院に戻る事は多分無いだろうけど、もし最後の最後に可能性があれば、戻ってこよう、とは思います。今後は無事に工作許可証が降りれば、台湾でお勤め生活が始まります。

 大学4年間と、大学院の1年間、併せて5年間を台湾大学で過ごしたわけですが、とても幸せな時間でした。私の場合は日本では大学で学ぶ事を完全に諦めていましたし、台湾に来た理由も、大学受験が目的ではなく、1年間の休憩みたいな意味合いが強く、その後日本で仕事探しの予定でした。

 2008年9月に起きたリーマンショックの影響で予定が狂い、何とか2年間語学学校で中国語を学び、軽い気持ちで入学申請した台湾大学は申請が通り、4年生の1学期には歴史系の成績優秀者で表彰され、大学生活の記念品も得る事が出来ました。大学院は、大学で書いた学士論文を元に研究をさらに進める予定でしたが、やはり経済的な問題が終始付き纏い、結果先ずは休学して仕事をする事にしました。お世話になったとある教授からは、惜しいとも言われましたが、概ね仕事は見つかって良かった、と好意的には受け止められており、また指導教授は私の方向転換を心から支持してくれました。確かにここで、歴史研究を止めるのには、悔しさが無い訳ではありません。ただ、現実を見据えた場合、この先の事も考えた場合、やはりこうするしかなかった、とは思います。

 それでも、私は何かと幸運ではあった、と思います。大学は歴史を専攻していましたが、日本では機械設計の仕事をしていたために、今回台湾で採用通知を得た面があり、人生とは本当に判らないものだと思いました。また、仕事の内容も今までの経験と多少なりとも関係もしており、人生の経験は、それなりに無駄にならないもんだな、と苦笑いしています。

 私自身に与えられている選択肢は、元々多くありませんでした。それは、今に至るまで変わりません。私自身、目先の事だけで、色々と決断している、と非難されても甘受するしかない生き方をしているのは、否定出来ません。何しろ、先々の事を考えられる経済的余裕のある生活なんて、あまり経験がありませんから。それこそ、なるようにしかならない人生でしたし、多分今後もそうでしょう。それでも、今回の休学にあたって、少なくない方が私を支えてくれているのを改めて感じました。だから、これから仕事をするとしても、頑張って行けるかな、と思う部分があります。

 今後は、blogの内容も大学や大学院の内容から、就職と、その後の生活の事へと変化するでしょう。今回の就職活動に関する内容も、後日改めて、きちんとした記事にしたいと思っています。

 しかし、私も気がつけば、台湾での生活が8年目に突入しました。ここまで長くいるつもりは、当初毛頭なく、今でもここに残りたい、という感覚は強くはありません。天国は何処にもありません。台湾も日本も、自分にとって好きな面がある一方、嫌いな面もあります。だから、自分がいる場所で、自分なりの楽しみを見つけて、色々と上手く妥協しながら生きていくしかないのでしょう。それは、日本にいても、台湾にいても変わりません。

 最後に、繰り返しになりますが、私は本当に大学で、それも台湾大学の歴史系で学べて良かった。本当に幸せな時間でしたし、多くの事を学ぶことが出来ました。そして、大学で学ぶ意味も、多少なりとも知ることが出来た、と思います。ただ、私にとっては幸せな5年間ではありましたが、他の人が必ずしも同じように感じるとは思いません。私自身も、台湾大学で学びたい、と相談されれば、全面的に同意するつもりもありません。正直な所、楽ではないと思います。確かに科目を上手に選択すれば、そんなに大変な思いをしないで、卒業は可能でしょう。しかし、基本的に読む量とレポートの多さは否定できません。私は、他の学部については判りません。あくまでも、歴史系においてのみしか事情は知りません。それでも尚、学びたいと思う人が挑戦して、その学ぶ事から、楽しさや面白さ、そして奥深さや、複雑さを感じてもらえるなら、こんなに嬉しい事はありません。
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# by ken1horie | 2015-08-27 16:48 | 台湾生活 | Comments(0)
 2008年の12月に「台北でアパートを借りる」と言う記事がありますが、自分のブログの中の記事ランキングでは、常に上位に入っており、色々と参考にされているみたいです。2008年12月から、既に7年近くが経ち、改めてアパート探しの記事を書くことにしました。

 台北で一人暮らし用のアパートを借りる場合、住みたい地域へ行き、張り出してある案内を頼りに探すのが基本ではありますが、ネットで探した方が便利で早い部分もあります。代表的な部屋探しのサイトは以下の2つですが、それ以外にもあるので、ネットで検索してみて下さい。

 591房屋交易 http://www.591.com.tw/index.php
 台灣租屋網 http://www.twhouses.com.tw/

 私も今回の引越しに際し、上記のサイトを利用し、最終的には591に載っていた部屋に決めました。こういったサイト以外にも、友人から情報を得る方法もあります。
 台湾にも不動産屋はありますが、基本的には家族で住むタイプの物を扱っており、一人暮らしを対象にはしていません。とは言え、一人暮らしの部屋も扱っている場合は有りますが、あまり期待は出来ないでしょう。

 部屋のタイプは、套房と雅房があり、套房はトイレシャワー付のワンルーム。雅房はトイレシャワー共用タイプです。套房と雅房共にバスタブが付いている場合は殆どなく、基本的にはシャワーのみです。家賃は当然雅房の方が安いです。また、一人暮らしを対象とした部屋は、台所は付いていないと思った方がいいでしょう。また、煮炊きを禁止している部屋も少なくありません。ですから、台北での一人暮らしは基本的に外食となります。
 家賃に関しては、衛星テレビ、ネット、ガス、水道代込みで、電気代だけ負担が多い様ですが、光熱費は全て自分持ちと言う部屋もあります。電気代に関しては、1年を通した月平均の目安は500元くらいでしょうか?また、部屋の設備は基本的にそろっていて、蒲団だけ買えば何とか住み始める事も可能でしょう。洗濯機は、個別にある場合と、共用とがあります。また、ゴミ捨てに関しても、各自で対応するか、或いは管理されているか、の違い等もあります。ですから例えば、591等で気に入った部屋が見つかり、大家さんに電話をして部屋を見せてもらう場合は、色々と部屋に関して質問しましょう。基本的な質問の例としては

 ごみの捨て方はどうするのか?
 洗濯機は共用か?
 洗濯物を干す場所はどこか?
 光熱費は家賃に含まれているのか?
 電気代の計算方法は?
 家賃には何が含まれているのか?
 
 台北市のごみ捨ては、場所と時間が決まっており、そこに来たごみ処理車に捨てる方式で、日本とは違います。また、ごみの分別も、資源と一般ごみ、生ごみは調理前と調理後を分別する必要があります。正直言うと、大変細かく面倒です。ゴミ捨ての場所と時間は、台北市のサイトから調べる事が出来ますので、自分の住んでいる場所の住所を頼りに、検索すれば出てきます。参考までに、臺北市政府環境保護局のサイトのリンクを貼っておきます。

 臺北市政府環境保護局 http://www.dep.gov.taipei/

 さて、家賃の方ですが、これはもう場所次第と言っていいでしょう。台北の中心部は当然高いですし、中心から離れるにしたがって、値段は下がります。それこそ、通勤や通学、予算等に合わせて場所を選ぶと良いでしょう。新北市の永和や中和が比較的安いとは聞きました。新店も、台北市内よりかは安いでしょう。また、MRTが通った三重、蘆洲、新莊と言ったエリアも安い方ではないでしょうか。そして、台北市内ではありますが、景美も便利な割に比較的高くない、とも聞きました。
 参考までですが、台北市内で、比較的広め(台湾の10坪)の部屋を借りる場合、それこそ台北の中心部であれば、1カ月の家賃15000元くらいは見ておいた方がいいでしょう。

 敷金に関しては、家賃の2か月分が殆どです。場合によっては1か月の所もあります。例えば、部屋の契約を1年として、1年住んで他の所へ引っ越す場合、敷金は戻ってきます。しかし、契約前に引っ越しをしてしまうと、敷金は戻ってこないので、注意して下さい。

 台湾で仕事をする場合は、自分の給与や勤務地と相談して部屋を探せばいいのは、言うまでもありません。正規の留学であれば、学生寮の使用が可能なので、部屋探しの苦労は基本的にないでしょう。台湾大学の場合ですが、一人部屋のトイレシャワー付のワンルームタイプの寮もありますから、利用可能であれば、そこを選択する事も可能でしょう。台北に語学留学に来た場合、しかも中国語が話せない状態で部屋探しをする場合は、かなり大変だと思います。
 実際に、591等のサイトを利用するとしても、気に入った部屋が見つかった場合は、直接大家さんに電話をして部屋を見せてもらいます。大家さんによっては、英語が話せる場合があるので、英語で対応してくれる場合もあります。しかし、英語も中国語もダメな場合は、それこそ台湾人の友人か、中国語を話せる日本人の友人に頼るしかありません。私自身も以前の記事を書いた時は、中国語が殆ど話せない状態でした。今回の部屋探しは、中国語は話せる状態でしたから、当時と比べて不安は大きく減りました。
 そして、余談ですが、先日台南旅行に行った際、成功大学華語中心に通っている友人から、最近日本人学生が増えた、と聞きました。成功大学華語中心は、トイレシャワー付きのワンルームタイプの学生寮に入居可能で、華語中心側も、それを勧めてくるそうです。中国語が話せない状態での部屋探しの難しさを知っている身としては、もしかしたら、台南の物価の安さだけではなく、部屋探しの煩わしさから解放される部分も影響して、日本人学生がもしかしたら増えているのかも知れません。

 女性が部屋を借りる場合、もし可能であれば、大家さんに頼んで新しいカギに替えてもらうことをお勧めします。台北はそれほど治安は悪くありませんが、用心に越した事はありません。地域に依っての治安の差は、やはり台北にも存在していますし、そういった情報は友達を通じて集めて、住む場所の参考にしてください。

 そして、今回の部屋探しで感じたのですが、男性の部屋探しの難易度が上がっているかも知れません。良さそうな部屋は、借り手の対象が、女性のみであったり、或いは大家さんが2年、3年と言った長期契約を望んでいるものが、少なくありませんでした。私は何とかこれなら、という部屋を見つけられたので、幸運でしたが、これから台北で部屋探しをされる方は、注意された方がいいかも知れません。それでも、日本人は綺麗に使う、騒がない、というイメージがあり台湾では比較的部屋は借りやすいと思います。ただ、これは裏返して言うと、日本人は文句を言わないというのも、あるのかも知れません。実際に何かトラブルがあって、理不尽な事があったら、信頼できる人に相談して、対応しましょう。
 また、台北のアパートは壁が薄く、あまり防音が良くありません。うるさく感じたら、大家さんに話すのではなく、直接隣人に言う方が効果的です。私が今回住むことになった部屋は、大家さんが中々厳しい方で、友達を部屋に読んで騒ぐのはやめてほしい、と言われました。私自身は、そのつもりはありませんが、やはり個人的に静かに越した事はありませんし、外の部屋の人も静かであれば、余計な煩わしさはありません。

 2015年版も、内容的には2008年12月のとは大差がありません。追記したものを足したり、もう一度整理しなおしたりですが、改めて記事を上げておきます。
 台北での部屋探し、大変ですが上手くいきますように。
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# by ken1horie | 2015-08-25 00:26 | 台湾生活 | Comments(0)
 現在は法律が変更になり、台湾の四年制大学を卒業すると、台湾での就職が可能となりました。以前は日本での就業経験がないと、たとえ台湾の四年制大学を卒業しても、直ぐには台湾では就職は出来ませんでした。とは言え、台湾で日本人向けの仕事は少ないですし、更に給与や福利厚生面に関しても、日本よりは下がります。私自身は、台湾も選択の一つで固執はしない、という方がいいのではないか、と思います。また、台湾人の知り合いからも、中国の方が給与面では上だと言う事も聞いており、実際に中国へ仕事に行っている台湾人の知り合いもいます。

 台湾の場合、現在大卒新卒の最低給与が22000元(約88000円)とされており、一般の仕事に関しては、大体相場3万元~4万元(約12万円~16万円)くらいではないでしょうか?外国人の労働ビザが下りる仕事に関しては、それよりも多いですが、それでもやはり台湾の経済規模から考えると、台湾の給与水準は、全体的に安すぎると、特に台北で生活をしていると思わざるを得ません。感覚的には、台北と東京の物価水準は、レートの関係もありますが、あまり変わらない様な気もします。

 以前のエントリーにも書いた気がしますが、台湾の場合日本語を話せる台湾人も少なくなく、所謂日本の事務職的な仕事は、日本人向けにはまずありません。何かしら専門的な知識や技術を持っている場合は、比較的仕事は探しやすいかも知れませんが、それでも最近は労働ビザも下りにくくなっていると、人づてに聞いており、状況はあまり良いとは言えないみたいです。

 そんな中、台湾での仕事探しに関してですが、先ずは台湾の転職サイトから紹介したいと思います。
 104人力銀行 http://www.104.com.tw/
 台湾最大手の転職サイトで、仕事の種類も豊富です。ネット上に履歴書を登録して、公開すると採用を考えている会社から連絡がきます。また、当然自分からの応募も可能です。使い方に関しては、日本の転職サイトと変わりません。ネットで登録した履歴書は、ワードファイルとして出力する事も可能です。ですから、一度履歴書を作ってしまえば、それの使いまわしも可能で、便利なサイトと言えるでしょう。

 1111人力銀行 http://www.1111.com.tw/
 こちらも大きな台湾の転職サイトで、104に負けず劣らず、仕事の量や種類も豊富です。サイトの設計104が違うだけで、内容に関しては変わりません。ですから、採用を考えている会社から連絡も来ますし、自分からの応募も可能です。

 こちらの2つのサイトに関してですが、登録後には保険会社や、販売関係、或いは投資会社等には履歴書を公開しない設定にする事をお勧めします。保険会社は、かなりの頻度で面接希望の連絡を送ってきます。投資会社に関しても、仕事内容について書かれていない怪しげな内容の面接希望のメールを送ってくることもあります。
 そして、この2つのサイトですが、基本的に中国語が解らないと使うのは難しいと思います。ですから、ある程度中国語が使える人向けと言えるでしょう。

 台湾には、あとyes123という転職サイトがありますが、こちらは台湾人のみを対象としており、外国人は登録が出来ません。

 さて、台湾には日本の人材派遣会社もあります。
 代表的なのはパソナです。
 パソナ台湾 http://www.pasona.com.tw/jp/
 日本人スタッフが日本語で対応してくれますので、中国語に難があっても、相談は可能だと思います。

 インテリジェンス台湾 http://jp.inte.com.tw/
 こちらも、サイトから日本語での登録が可能です。

 また、日本の転職サイトでは、リクナビNEXTも海外の仕事が時々あったり、或いはヘッドハンティング会社を通じて海外の企業へのオファーがあります。
 リクナビNEXT http://next.rikunabi.com/

 そして、台湾は中華圏特有のコネ社会でもあるので、友人のツテとかも利用出来る限りは、利用しましょう。

 実際に台湾で採用をされれば、ビザ取得に必要な書類等の指示は、会社側が提示してくれるはずです。給与面に関しても、外国人の労働ビザを得ての就業は最低給与が法的に決まっておりますので、それより低い場合は、会社側に抗議をした方がよいでしょう。
 因みに、日本語教師に関しては、給料がかなり下がります。管轄しているのが教育部らしく、一般の労働ビザとはまた規定が違うらしい、と聞いたことがありますが、実際のところに関しては判りません。

 私自身は、仕事するのであれば、特に台湾に固執するつもりもなく、日本でも中国でも機会があれば、それでいいと思っています。結局は待遇次第と言う事になりますし、そこまで台湾に残る事にこだわりはありません。台湾は実際にお勤めをするには、あまり向いている場所ではない気がします。何か起業したり、商売するのであれば、日本よりもハードルは低いと感じますし、色々とやりやすい面はあるかも知れません。寧ろ、そういった起業や商売を考える方が、ここではいいのかも知れません。
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# by ken1horie | 2015-08-07 15:02 | 台湾生活 | Comments(0)