台湾その日暮らし


by ken1horie
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休学と方向転換

 休学手続きを済ませました。これで、2年間休学。大学院に戻る事は多分無いだろうけど、もし最後の最後に可能性があれば、戻ってこよう、とは思います。今後は無事に工作許可証が降りれば、台湾でお勤め生活が始まります。

 大学4年間と、大学院の1年間、併せて5年間を台湾大学で過ごしたわけですが、とても幸せな時間でした。私の場合は日本では大学で学ぶ事を完全に諦めていましたし、台湾に来た理由も、大学受験が目的ではなく、1年間の休憩みたいな意味合いが強く、その後日本で仕事探しの予定でした。

 2008年9月に起きたリーマンショックの影響で予定が狂い、何とか2年間語学学校で中国語を学び、軽い気持ちで入学申請した台湾大学は申請が通り、4年生の1学期には歴史系の成績優秀者で表彰され、大学生活の記念品も得る事が出来ました。大学院は、大学で書いた学士論文を元に研究をさらに進める予定でしたが、やはり経済的な問題が終始付き纏い、結果先ずは休学して仕事をする事にしました。お世話になったとある教授からは、惜しいとも言われましたが、概ね仕事は見つかって良かった、と好意的には受け止められており、また指導教授は私の方向転換を心から支持してくれました。確かにここで、歴史研究を止めるのには、悔しさが無い訳ではありません。ただ、現実を見据えた場合、この先の事も考えた場合、やはりこうするしかなかった、とは思います。

 それでも、私は何かと幸運ではあった、と思います。大学は歴史を専攻していましたが、日本では機械設計の仕事をしていたために、今回台湾で採用通知を得た面があり、人生とは本当に判らないものだと思いました。また、仕事の内容も今までの経験と多少なりとも関係もしており、人生の経験は、それなりに無駄にならないもんだな、と苦笑いしています。

 私自身に与えられている選択肢は、元々多くありませんでした。それは、今に至るまで変わりません。私自身、目先の事だけで、色々と決断している、と非難されても甘受するしかない生き方をしているのは、否定出来ません。何しろ、先々の事を考えられる経済的余裕のある生活なんて、あまり経験がありませんから。それこそ、なるようにしかならない人生でしたし、多分今後もそうでしょう。それでも、今回の休学にあたって、少なくない方が私を支えてくれているのを改めて感じました。だから、これから仕事をするとしても、頑張って行けるかな、と思う部分があります。

 今後は、blogの内容も大学や大学院の内容から、就職と、その後の生活の事へと変化するでしょう。今回の就職活動に関する内容も、後日改めて、きちんとした記事にしたいと思っています。

 しかし、私も気がつけば、台湾での生活が8年目に突入しました。ここまで長くいるつもりは、当初毛頭なく、今でもここに残りたい、という感覚は強くはありません。天国は何処にもありません。台湾も日本も、自分にとって好きな面がある一方、嫌いな面もあります。だから、自分がいる場所で、自分なりの楽しみを見つけて、色々と上手く妥協しながら生きていくしかないのでしょう。それは、日本にいても、台湾にいても変わりません。

 最後に、繰り返しになりますが、私は本当に大学で、それも台湾大学の歴史系で学べて良かった。本当に幸せな時間でしたし、多くの事を学ぶことが出来ました。そして、大学で学ぶ意味も、多少なりとも知ることが出来た、と思います。ただ、私にとっては幸せな5年間ではありましたが、他の人が必ずしも同じように感じるとは思いません。私自身も、台湾大学で学びたい、と相談されれば、全面的に同意するつもりもありません。正直な所、楽ではないと思います。確かに科目を上手に選択すれば、そんなに大変な思いをしないで、卒業は可能でしょう。しかし、基本的に読む量とレポートの多さは否定できません。私は、他の学部については判りません。あくまでも、歴史系においてのみしか事情は知りません。それでも尚、学びたいと思う人が挑戦して、その学ぶ事から、楽しさや面白さ、そして奥深さや、複雑さを感じてもらえるなら、こんなに嬉しい事はありません。
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# by ken1horie | 2015-08-27 16:48 | 台湾生活 | Comments(0)
 2008年の12月に「台北でアパートを借りる」と言う記事がありますが、自分のブログの中の記事ランキングでは、常に上位に入っており、色々と参考にされているみたいです。2008年12月から、既に7年近くが経ち、改めてアパート探しの記事を書くことにしました。

 台北で一人暮らし用のアパートを借りる場合、住みたい地域へ行き、張り出してある案内を頼りに探すのが基本ではありますが、ネットで探した方が便利で早い部分もあります。代表的な部屋探しのサイトは以下の2つですが、それ以外にもあるので、ネットで検索してみて下さい。

 591房屋交易 http://www.591.com.tw/index.php
 台灣租屋網 http://www.twhouses.com.tw/

 私も今回の引越しに際し、上記のサイトを利用し、最終的には591に載っていた部屋に決めました。こういったサイト以外にも、友人から情報を得る方法もあります。
 台湾にも不動産屋はありますが、基本的には家族で住むタイプの物を扱っており、一人暮らしを対象にはしていません。とは言え、一人暮らしの部屋も扱っている場合は有りますが、あまり期待は出来ないでしょう。

 部屋のタイプは、套房と雅房があり、套房はトイレシャワー付のワンルーム。雅房はトイレシャワー共用タイプです。套房と雅房共にバスタブが付いている場合は殆どなく、基本的にはシャワーのみです。家賃は当然雅房の方が安いです。また、一人暮らしを対象とした部屋は、台所は付いていないと思った方がいいでしょう。また、煮炊きを禁止している部屋も少なくありません。ですから、台北での一人暮らしは基本的に外食となります。
 家賃に関しては、衛星テレビ、ネット、ガス、水道代込みで、電気代だけ負担が多い様ですが、光熱費は全て自分持ちと言う部屋もあります。電気代に関しては、1年を通した月平均の目安は500元くらいでしょうか?また、部屋の設備は基本的にそろっていて、蒲団だけ買えば何とか住み始める事も可能でしょう。洗濯機は、個別にある場合と、共用とがあります。また、ゴミ捨てに関しても、各自で対応するか、或いは管理されているか、の違い等もあります。ですから例えば、591等で気に入った部屋が見つかり、大家さんに電話をして部屋を見せてもらう場合は、色々と部屋に関して質問しましょう。基本的な質問の例としては

 ごみの捨て方はどうするのか?
 洗濯機は共用か?
 洗濯物を干す場所はどこか?
 光熱費は家賃に含まれているのか?
 電気代の計算方法は?
 家賃には何が含まれているのか?
 
 台北市のごみ捨ては、場所と時間が決まっており、そこに来たごみ処理車に捨てる方式で、日本とは違います。また、ごみの分別も、資源と一般ごみ、生ごみは調理前と調理後を分別する必要があります。正直言うと、大変細かく面倒です。ゴミ捨ての場所と時間は、台北市のサイトから調べる事が出来ますので、自分の住んでいる場所の住所を頼りに、検索すれば出てきます。参考までに、臺北市政府環境保護局のサイトのリンクを貼っておきます。

 臺北市政府環境保護局 http://www.dep.gov.taipei/

 さて、家賃の方ですが、これはもう場所次第と言っていいでしょう。台北の中心部は当然高いですし、中心から離れるにしたがって、値段は下がります。それこそ、通勤や通学、予算等に合わせて場所を選ぶと良いでしょう。新北市の永和や中和が比較的安いとは聞きました。新店も、台北市内よりかは安いでしょう。また、MRTが通った三重、蘆洲、新莊と言ったエリアも安い方ではないでしょうか。そして、台北市内ではありますが、景美も便利な割に比較的高くない、とも聞きました。
 参考までですが、台北市内で、比較的広め(台湾の10坪)の部屋を借りる場合、それこそ台北の中心部であれば、1カ月の家賃15000元くらいは見ておいた方がいいでしょう。

 敷金に関しては、家賃の2か月分が殆どです。場合によっては1か月の所もあります。例えば、部屋の契約を1年として、1年住んで他の所へ引っ越す場合、敷金は戻ってきます。しかし、契約前に引っ越しをしてしまうと、敷金は戻ってこないので、注意して下さい。

 台湾で仕事をする場合は、自分の給与や勤務地と相談して部屋を探せばいいのは、言うまでもありません。正規の留学であれば、学生寮の使用が可能なので、部屋探しの苦労は基本的にないでしょう。台湾大学の場合ですが、一人部屋のトイレシャワー付のワンルームタイプの寮もありますから、利用可能であれば、そこを選択する事も可能でしょう。台北に語学留学に来た場合、しかも中国語が話せない状態で部屋探しをする場合は、かなり大変だと思います。
 実際に、591等のサイトを利用するとしても、気に入った部屋が見つかった場合は、直接大家さんに電話をして部屋を見せてもらいます。大家さんによっては、英語が話せる場合があるので、英語で対応してくれる場合もあります。しかし、英語も中国語もダメな場合は、それこそ台湾人の友人か、中国語を話せる日本人の友人に頼るしかありません。私自身も以前の記事を書いた時は、中国語が殆ど話せない状態でした。今回の部屋探しは、中国語は話せる状態でしたから、当時と比べて不安は大きく減りました。
 そして、余談ですが、先日台南旅行に行った際、成功大学華語中心に通っている友人から、最近日本人学生が増えた、と聞きました。成功大学華語中心は、トイレシャワー付きのワンルームタイプの学生寮に入居可能で、華語中心側も、それを勧めてくるそうです。中国語が話せない状態での部屋探しの難しさを知っている身としては、もしかしたら、台南の物価の安さだけではなく、部屋探しの煩わしさから解放される部分も影響して、日本人学生がもしかしたら増えているのかも知れません。

 女性が部屋を借りる場合、もし可能であれば、大家さんに頼んで新しいカギに替えてもらうことをお勧めします。台北はそれほど治安は悪くありませんが、用心に越した事はありません。地域に依っての治安の差は、やはり台北にも存在していますし、そういった情報は友達を通じて集めて、住む場所の参考にしてください。

 そして、今回の部屋探しで感じたのですが、男性の部屋探しの難易度が上がっているかも知れません。良さそうな部屋は、借り手の対象が、女性のみであったり、或いは大家さんが2年、3年と言った長期契約を望んでいるものが、少なくありませんでした。私は何とかこれなら、という部屋を見つけられたので、幸運でしたが、これから台北で部屋探しをされる方は、注意された方がいいかも知れません。それでも、日本人は綺麗に使う、騒がない、というイメージがあり台湾では比較的部屋は借りやすいと思います。ただ、これは裏返して言うと、日本人は文句を言わないというのも、あるのかも知れません。実際に何かトラブルがあって、理不尽な事があったら、信頼できる人に相談して、対応しましょう。
 また、台北のアパートは壁が薄く、あまり防音が良くありません。うるさく感じたら、大家さんに話すのではなく、直接隣人に言う方が効果的です。私が今回住むことになった部屋は、大家さんが中々厳しい方で、友達を部屋に読んで騒ぐのはやめてほしい、と言われました。私自身は、そのつもりはありませんが、やはり個人的に静かに越した事はありませんし、外の部屋の人も静かであれば、余計な煩わしさはありません。

 2015年版も、内容的には2008年12月のとは大差がありません。追記したものを足したり、もう一度整理しなおしたりですが、改めて記事を上げておきます。
 台北での部屋探し、大変ですが上手くいきますように。
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# by ken1horie | 2015-08-25 00:26 | 台湾生活 | Comments(0)
 現在は法律が変更になり、台湾の四年制大学を卒業すると、台湾での就職が可能となりました。以前は日本での就業経験がないと、たとえ台湾の四年制大学を卒業しても、直ぐには台湾では就職は出来ませんでした。とは言え、台湾で日本人向けの仕事は少ないですし、更に給与や福利厚生面に関しても、日本よりは下がります。私自身は、台湾も選択の一つで固執はしない、という方がいいのではないか、と思います。また、台湾人の知り合いからも、中国の方が給与面では上だと言う事も聞いており、実際に中国へ仕事に行っている台湾人の知り合いもいます。

 台湾の場合、現在大卒新卒の最低給与が22000元(約88000円)とされており、一般の仕事に関しては、大体相場3万元~4万元(約12万円~16万円)くらいではないでしょうか?外国人の労働ビザが下りる仕事に関しては、それよりも多いですが、それでもやはり台湾の経済規模から考えると、台湾の給与水準は、全体的に安すぎると、特に台北で生活をしていると思わざるを得ません。感覚的には、台北と東京の物価水準は、レートの関係もありますが、あまり変わらない様な気もします。

 以前のエントリーにも書いた気がしますが、台湾の場合日本語を話せる台湾人も少なくなく、所謂日本の事務職的な仕事は、日本人向けにはまずありません。何かしら専門的な知識や技術を持っている場合は、比較的仕事は探しやすいかも知れませんが、それでも最近は労働ビザも下りにくくなっていると、人づてに聞いており、状況はあまり良いとは言えないみたいです。

 そんな中、台湾での仕事探しに関してですが、先ずは台湾の転職サイトから紹介したいと思います。
 104人力銀行 http://www.104.com.tw/
 台湾最大手の転職サイトで、仕事の種類も豊富です。ネット上に履歴書を登録して、公開すると採用を考えている会社から連絡がきます。また、当然自分からの応募も可能です。使い方に関しては、日本の転職サイトと変わりません。ネットで登録した履歴書は、ワードファイルとして出力する事も可能です。ですから、一度履歴書を作ってしまえば、それの使いまわしも可能で、便利なサイトと言えるでしょう。

 1111人力銀行 http://www.1111.com.tw/
 こちらも大きな台湾の転職サイトで、104に負けず劣らず、仕事の量や種類も豊富です。サイトの設計104が違うだけで、内容に関しては変わりません。ですから、採用を考えている会社から連絡も来ますし、自分からの応募も可能です。

 こちらの2つのサイトに関してですが、登録後には保険会社や、販売関係、或いは投資会社等には履歴書を公開しない設定にする事をお勧めします。保険会社は、かなりの頻度で面接希望の連絡を送ってきます。投資会社に関しても、仕事内容について書かれていない怪しげな内容の面接希望のメールを送ってくることもあります。
 そして、この2つのサイトですが、基本的に中国語が解らないと使うのは難しいと思います。ですから、ある程度中国語が使える人向けと言えるでしょう。

 台湾には、あとyes123という転職サイトがありますが、こちらは台湾人のみを対象としており、外国人は登録が出来ません。

 さて、台湾には日本の人材派遣会社もあります。
 代表的なのはパソナです。
 パソナ台湾 http://www.pasona.com.tw/jp/
 日本人スタッフが日本語で対応してくれますので、中国語に難があっても、相談は可能だと思います。

 インテリジェンス台湾 http://jp.inte.com.tw/
 こちらも、サイトから日本語での登録が可能です。

 また、日本の転職サイトでは、リクナビNEXTも海外の仕事が時々あったり、或いはヘッドハンティング会社を通じて海外の企業へのオファーがあります。
 リクナビNEXT http://next.rikunabi.com/

 そして、台湾は中華圏特有のコネ社会でもあるので、友人のツテとかも利用出来る限りは、利用しましょう。

 実際に台湾で採用をされれば、ビザ取得に必要な書類等の指示は、会社側が提示してくれるはずです。給与面に関しても、外国人の労働ビザを得ての就業は最低給与が法的に決まっておりますので、それより低い場合は、会社側に抗議をした方がよいでしょう。
 因みに、日本語教師に関しては、給料がかなり下がります。管轄しているのが教育部らしく、一般の労働ビザとはまた規定が違うらしい、と聞いたことがありますが、実際のところに関しては判りません。

 私自身は、仕事するのであれば、特に台湾に固執するつもりもなく、日本でも中国でも機会があれば、それでいいと思っています。結局は待遇次第と言う事になりますし、そこまで台湾に残る事にこだわりはありません。台湾は実際にお勤めをするには、あまり向いている場所ではない気がします。何か起業したり、商売するのであれば、日本よりもハードルは低いと感じますし、色々とやりやすい面はあるかも知れません。寧ろ、そういった起業や商売を考える方が、ここではいいのかも知れません。
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# by ken1horie | 2015-08-07 15:02 | 台湾生活 | Comments(0)

台湾大学の進階英語

 大学部でも、大学院でも、卒業条件としての英語の規定があります。これは、TOFELやIELTS、またはケンブリッジ英検や、台湾の全民英検で、一定の基準をクリアするか、或いは「進階英語」を受ける必要があります。人類学系の後輩が、これに関して詳しく記事を書いているので、そちらを参考にして頂ければ判るのですが、私は後輩とは違い、この全民英検をクリアできずに「進階英語」を受けたので、この「進階英語」の内容を中心に記事を書こうと思います。

 まず、この「進階英語」を受ける前に、必ず台湾の全民英検の一次テストを受けなければなりません。このスコアによって、クラス分けがされるのです。ですから、この一次テストにクリアしてしまえば「進階英語」を受ける必要は無くなります。実際に、交換留学や、大学卒業後に国外留学を考えている学生は、TOEFLやIELTSを受ける場合が少なくありません。全民英検は、台湾国内でしか通用しないらしいのもあり、実利面を考えTOEFLやIELTSを受けるのというのは、確かに間違いのない選択だと思います。
 しかし、台湾大学の学生全てが英語が得意な訳ではありません。実際には、英語が使える学生は多い印象がありますし、理系の学部や、或いは文系でも経済学、社会学、人類学等の学部は英語の教材を多く使うのもあり、やはりその影響か英語に慣れ親しんでいる学生は少なくないと思います。余談ですが、一番英語に触れる機会が少ないのは、私がいる歴史系です。
 ですから「進階英語」を受けた時に、妙にホッとした記憶があります。台湾大学でも、英語が苦手な学生がいるんだな、と。

 「進階英語」の実際の講義内容は、指定の教科書によって進みます。そして、2回に1回小テストがあり(毎回だったか、ちょっと覚えてません。ごめんなさい。)、その内容の80%は教科書から出題されるので、兎に角ちゃんと教科書の内容さえ勉強していれば、落とすことはありません。しかしながら、やはりこの進階英語を受けるのは、確かに面倒さも感じます。それ故に、全民英検を割とちゃんと勉強して受ける学生も少なくないのでは?と思います。
 そして、その面倒さもあり、私は3年生の夏休みの時に、この「進階英語」を受けました。友人からその方がいい、と言われ実際にそうしたのですが、夏休みに英語の勉強をする、という感覚で受ければ然程苦にもならず、取り敢えずその時にパス出来ました。そして、やはり実際の学期中に受けるとなると、割と負担も少なくない内容だな、とも思いました。
 私自身、取りあえずパスはしましたが、成績はあまり良くありませんでした。とは言え、やはりこういう講義を受けると英語力は多少なりとも上がるもので、今でも英語には苦手意識がありますが、少しずつ読む様にはなりました。

 個人的に思うのですが、この「進階英語」、もし受けるつもりであれば、早めに受けておいた方がいいかも知れません。それによって英語力が多少なりとも上がると、英語の教材を使う講義の負担が減ります。そして、夏休みにそれだけ受けておくと言うのも、また一つの夏休みの過ごし方ではないでしょうか?
 実際に私は英語が苦手で、今も苦手意識はありますが、それでも大学院では英語の教材を毎週読む講義を無理して受けたのですが、やはり英語力の上昇を多少なりとも感じることが出来ました。そして、自分が何故英語が苦手なのか、も明らかに英語に触れる時間が少ないのを痛感しました。
 中国語は日常的に使っていますし、読むのも苦労は殆どありません。それを考えると、やはり日常的に意識して言語に触れていないと、その語学力の上昇って、あり得ないんだな、と思っています。そして、確かにちょっとでも読めるようになると、以前よりかは英語の物も少し読もう、と言う気になるものです。

 語学にしろ、勉強にしろ、或いは仕事にも当てはまるかもしれません。最初は苦しいのですが、そこを何とか突破すると、要領が判ってきてスムースに進みます。その後に、また壁が来るとは言え。結局は、日々の積み重ねなんだなと、今更ながら改めて思うのです。
 台湾大学でも、英語を回避しつつ、卒業する方法はあります。しかし、中国語はもとより、英語に関しても触れたり学べる機会があります。そういうのを上手く利用するのも、また台湾大学で学ぶ利点ではないのでしょうか?とは言え、私も英語からはちょっと逃げながら過ごしていますが。
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# by ken1horie | 2015-07-03 11:48 | 台湾大学留学 | Comments(0)
 最近、ちょっと気づいたことがあるので、記事にしておこうと思いました。
 たぶん、これは仕事や、学校に関して当てはまる事だと思うのですが、一番最初につまづくと、その後が嫌になる場合が、往々にしてあると思います。そういう意味において、一年の一学期は、特に重要なんじゃないか、と思いました。
 以前に、4年間のことを記事にまとめてあるので、ここにもリンクしておきます。

 2014年6月 四年間のこと:序言、一年一学期
 2014年7月 四年間のこと:一年二学期~四年二学期
 四年間のこと:番外編

 また、科目選択も最初のつまづきの原因となるので、それに関する記事もリンクしておきます。
 台湾大学での科目選択方法について

 科目選択の記事の中には、人類学系に通っている後輩のブログもリンクしてあるので、そちらも合わせて参考にして下さい。生活方面のこととかも、色々と書いてあるので、役に立つと思います。

 さて、本題に戻って。
 一年の一学期、非常に辛かった記憶があります。中国語が母語ではなく、また英語もダメな自分にとっては、本当に辛い学期でした。しかし、これを乗り切ると、少しは慣れも出てきますし、少しずつ何とか大学生活が回り始めると思います。
 そして、科目選択に関してのなのですが、この学期で受ける必修科目の「史学導論」だけは、退選しないで、必ず受けた方がいいでしょう。と言うより、この科目をこの時に受けないと、後が辛くなります。その辺、他の必修の中国史一や世界史一は、後に回しても何とかなると思います。
 何故、史学導論だけは、一年の一学期で受けた方がいいのか、と言うと、これを受けないとレポートの書き方、歴史の考え方、そして図書館等のリソースの使い方が解らず仕舞いになってしまうのです。台湾大学の歴史学系は、基本的に大量に読んで大量にレポートを書くところ、と言って間違いないでしょう。だから、レポートの書き方や、歴史の考え方、そして我々の遊び場とも言える図書館の使い方等が解らないと、課目をこなせないのです。正に、一番最初に受けるイントロダクションとも言えるこの科目は、後々の勉強に大きく響くのです。
 
 多分、他の学科も、同じようにイントロダクションの科目があると思います。ですから、そういう科目は、一年の一学期に必ず受ける事を強くお勧めします。例え中国語が出来なくても、これだけは何とか考えながら受けておいた方が間違いないでしょう。
 大学の勉強方法は、高校までの勉強方法とはまったく違います。兎に角、自分から動いて勉強しないと、中々結果は得られないと思います。ましてや、台湾大学の歴史学系は、必要閲読量は多いですし、レポートの数も多く、また討論も設定されています。私は日本の大学の事を知りませんが、聞き伝えでは、日本の一般的な大学とは、大きく違うとの事で、科目の内容は日本に比べるとかなり重いらしいです。
 大学院に来る方は、ある程度その辺は覚悟の上で来られると思います。しかし、大学部は必ずしもそうではないだろう、というのが、今まで台湾大学で過ごしてきた中での印象があります。ですから、今台湾大学で学ぶ事を考えている方は、そのメリットとデメリットをよく考えて選択してほしい、と思います。
 人類学系の後輩も、ブログで真面目にやるもやらないも、本人次第と言っていますが、私も全くその通りだと思っています。

追記
 台湾大学の総合図書館に東京大学教養学部歴史学部会が編纂した「史料学入門」という本があります。この本も歴史を学ぶ上で、大変参考になる内容です。大学一年の一学期は非常に大変で時間が中々取れないと思いますが、この本も早めに読んでおくと、講義を受ける時に、別な発見があるかも知れません。歴史研究にとって、史料が如何に重要なのか、また史料そのものが、どういう経過を経て現在に残されているのか、また史料自体の問題についても、解り易く解説されています。そういう意味では、歴史を学んでいる方以外でも、歴史に興味がある方であれば、面白く読める本であると思います。
 また、史学導論で使用するE. H. Carrの「What is History?」の邦訳本も、台湾大学の総合図書館には置いてあります。実際に講義を受ける時に、邦訳本を中国語翻訳本や英語の原書と照らし合わせて読むことも出来ます。台湾大学は確かに日本の大学ではありませんが、図書館には日本の書籍が豊富に取り揃えてあります。こういった書籍を利用する事も、また勉強方法の一つであると思います。
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# by ken1horie | 2015-06-11 14:31 | 台湾大学留学 | Comments(0)

新学期

 大学院の二学期の新学期が、始まりました。相変わらず、指定閲読の量が多く、毎日それを読むのに精いっぱいな毎日ですが、そんな生活の中、ちょっとだけですが、気付いたことがありました。

 今学期、3年前の大学二年生の時に受けた講義内容に近い物を、また大学院で受けているのですが、3年前に読んだ史料に再び目を通しています。当時は、全く何も感じなかったり、意味がピンと来なかった史料に対して、興味や面白さを感じる事が出来る様になっていました。確かに3年前に比べたら、歴史の知識も増えていますし、当然中国語にも慣れている部分があるとは思います。しかし、当時気付かなかったことが、今気付ける様になっていた事に対しては、素直に嬉しく感じました。

 勉強する事は、やはり積み重ねと続けることが必要で、そしてその面白さを感じるまでには、やはりある程度の基礎知識の詰め込みが必要なんだな、と改めて思いました。この基礎知識の詰め込みですが、勉強もそうなんですが、仕事を覚える時でも、やはり面白味に欠ける事は否めないと思います。そして、この基礎知識を身に着ける事は、非常に面倒さを感じる事が往々にしてあります。そういう部分を、如何に上手く処理出来るか、或いは上手にその面倒くささや、面白味に欠けている部分に付き合えるか、が結局はその後の結果や成功に繋がるんじゃないか、と遅まきながら感じる毎日です。

 とは言え、私も真面目に勉強できる人でもなく、ずっと机の前に座っているのも、何気に苦痛な人で、そういう意味では、やはり学ぶ事、何かをし続ける事、と言うのは小さい時からの訓練が物を言うんだろうなぁ、と苦笑いする部分があります。
 私自身は、そういう訓練を受けてきていませんし、苦手な部分もあります。とは言え、そういうのに今気付けたのなら、自分なりのやり方で、何とか自分をコントロールしつつ、ある意味騙し騙しやるしかないのでしょう。
 結局は、自分がやった分しか結果は、その果実を味わう事は出来ないと思っています。そして、それを得るためのスタート地点に立つ部分で、私たちの社会では、大きな差がついている事も良くある事です。だからこそ、自分がこうして回り道しながら、何となくですが、意識的でもないのですが、こうして今やっている事を思うと、そういう一人一人が置かれている環境に拠る差は、何とかならないものか、とも思うのです。

 それでも、私はこうして今している事を続けられるだけ、続けていこうと思います。自分の才能に対しては、ある意味諦めたくなる部分はありますが、それでもやはり私は今している事が好きなんだと思うのです。そう「好き」じゃなければ、出来ないんです、何にしても。
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# by ken1horie | 2015-03-06 12:39 | 台湾大学留学 | Comments(0)

偽ブラックサンダー再び

 すっかりブラックサンダーの流行も過ぎ去った台湾、セブンイレブンでは普通のお菓子と変わらない姿で、当たり前の様に売っており、流行は過ぎ去ったとはいえ、すっかり台湾に定着した感があります。偶々本日スーパーへ買い物に行った折、昨年のエントリーとはまた別の偽ブラックサンダーを見つけたので、早速購入し、食べてみました。

 因みに、台湾ではブラックサンダーは「雷神巧克力」と呼ばれていますが、今回の偽モノは「雷鬼巧克力」と言う名で、「神」ではなく「鬼」となっています。もうちょっと、商品名に捻りが欲しいよなぁ、と思うのは私だけではないでしょう。パッケージは、こんな感じです。
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 さて、パッケージの中身は、こんな感じです。チョコレートがコーティングされている、厚さが少し薄めのクッキーみたいな感じと言えばいいでしょうか?
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 食べてみたところの、断面はこんな感じ。正に、ミルクチョコレートがコーティングされている、チョコレートクッキーで、食べた感じの特別な印象はありませんでした。普通のチョコレートクッキーで、普通に美味しいです。義美の偽ブラックサンダーよりも、私はこちらの方が好みです。
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 しかし、私もレポートが切羽詰っている状況で、一体何をしているのでしょう。こんなブログを書いている暇なんぞ、ないはずなんですが、それは気分転換だと言う事にしておきましょう。正直、この「雷鬼巧克力」が売れているのか、は判りませんけれど、願わくば直ぐに売り場から消えてしまわない事を祈るのみです。味は、普通にチョコレートクッキーで、本家のブラックサンダーみたいに甘すぎないので、台湾旅行の折に見つけたら、食べてみるのも、また一興かも知れません。

 ああ、そういえば今週末の土曜日はバレンタインデーではないですか。今更ながら、実はこのポストは、タイムリーなネタだったんだなぁ、と苦笑いしてしまいました。余談ですが、台湾のバレンタインデーは「西洋情人節」と呼ばれ、日本の様に女性が男性にチョコレートを渡したり、愛の告白をする日ではありません。男性が恋人に対して、プレゼントをしたり、一緒に食事に行ったりと、正に恋人達の為にある日なのです。極言してしまえば「リア充の為の日」とでも言いましょうか。街は恋人達で賑わい、華やかさを増しているでしょうが、その一方で暗い情熱や怨みの炎が立ち上っている日でもあるのです。
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# by ken1horie | 2015-02-12 16:38 | 台湾生活 | Comments(0)

さて冬休み、とはいかず

 直近の締切期限があったレポートを提出して、これで冬休み、かと思いきや旧正月休み前までに、後残りの一つのレポートを提出しなければなりません。テーマを自分で選び、1万~1万5千字の研究レポート。レポートの主題は既に決まっていて、現在史料を讀んだり、それに関係したジャーナルの論文やら、論文書やらを読みつつ、レポートをどのように進めようか考え中です。
 大学部の時は、レポートを出せば終り、と言う感じでしたが、大学院はそうもいかず、このレポートがなくてでも、私は修士論文を少しずつ進めていると思います。

 あっと言う間の、修士の第一学期。あまり調子が上手く出ない間に終わってしまいました。それでも、最低限の事は、何とかできたかな、とも思っています。それでも、やはり疲れは出るもの。自分では割と余裕を持ってやっていたつもりですが、見えない部分で疲れは溜まっているのかも知れません。

 それでも、取りあえずは休みに入って、少しだけゆっくりとした生活になっています。それだけでも、少し気持ちに余裕が出来ている気もします。あとは、残りのレポートをしっかりと仕上げて、よい旧正月を迎えたいと思います。
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# by ken1horie | 2015-01-23 00:01 | 台湾大学留学 | Comments(0)