台湾その日暮らし


by ken1horie
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カテゴリ:台湾語学留学( 9 )

 週末に、台南と玉井に行ってきたのですが(2年前に行って以降、毎年行っています)、その時に現在成功大学華語中心に語学留学している友人から、少し話が聞けましたので、それをblogの記事にしておこうと思いました。実際に台湾の語学留学に関してですが、殆どの方が台北を選択すると思います。しかし台南も選択肢として考慮する価値はあると、今回思いました。

 学費に関しては、台湾大学の語学中心に近い一学期約3万元前後(2014年の学費)ですが、生活費に関しては、台北よりかなり抑えられるのを、友人から聞きました。また、華語中心の学生でも成功大学のBOT(ワンルームタイプのマンション式学生寮)に住む事が可能で、家賃も1ヶ月6700元(この値段は、今年の9月よりの家賃価格です)とのことでした。華語中心の学生が入居出来ると言うことは、現在空き部屋が多いのかもしれません(余談ですが、台大の語学中心の学生は、台大のBOTには入居不可です)。台湾に来て、中国語があまり話せない状態での部屋探しは非常に大変で、以前にも記事にしてありますが、基本的には自分の住みたいエリアへ行き、そこで部屋貸し出しのビラというか、ポスターを探して、それに記載されている大家さんの連絡先に電話をしなければならないために、部屋探しの難易度が高いのです。学校側が住む場所を提供しているのは、やはりそれだけで心理的な負担も減りますし、台北でワンルームを借りると10000元はしますから、それだけでもかなり節約出来ます。
 ただ、実際にそれだけ部屋を提供出来ると言うことは、学校の周りにもっと安い部屋があるんだろうな、とも想像はできますが、それでも労力や時間の事を考えると、これはかなり便利なのではないでしょうか。この家賃の差額だけを考えても、台北にある語学中心よりも、金額的には安くなります(因みに、友人は成功大学華語中心側から、BOTへの入居を勧められたと言っていました)。
 また、友人と成功大学の周りでご飯を食べたのですが、一食60元もあれば、お腹いっぱいに食べられるのです。食べる物にもよるのでしょうが、台北で食べたら、これは80元はするな、という内容でした。食費に関しては、2割か3割くらい、安くなりそうなイメージがありました(あくまで個人的なイメージなので、注意して下さい)。

 授業の内容に関しては、細かい事は聞きませんでしたが、教科書は實用視聽華語を使っており、聞く限りでは、私が以前に在籍していた師大国語中心と、授業内容はあまり変わらない印象を受けました。
 学生に関してですが、やはり一番多いのは日本人とのこと。しかし、聞く分には師大国語中心みたいに、日本人ばかりみたいな印象は受けませんでした。
 成功大学内は、公園みたいになっていて、しかもあまり建物が密集している感じがないために、広々とした印象を受けました。台湾大学が、正に帝国の大学であった雰囲気があるのに比べて、成功大学は、現在の大規模総合大学的な雰囲気で、この違いが印象的でした。

 ただ、台南在住の場合ですと、台北と違って若干生活での不便さはある様で、友人は台北みたいに簡単に日本語の書籍が入手出来ない事が、今の所悩みの種だと言っていました。しかしながら、台北ですと中国語を話せなくても生活出来てしまう便利さが有りますし、日本人も多く住んでいます。以前にも記事にしましたが、カナダ人の友人がまず、台中で先に中国語の基礎を覚えてから台北へ来た様に、台南で日本語から切り離れた生活を選ぶ、というのも一つの方法かも知れません。

 あと、気候の面ですが、台南は熱帯に属していますが、夏でも日陰に入ると、涼しいのです。台北が盆地で、夏は暑く、冬は寒くて雨ばかりの気候である事を考えると、夏は暑くても台北の様に蒸し風呂みたいな暑さではなく、風が涼しく、冬は温暖な台南は、生活の面でも過ごし易そうです。

 実際に私は台南に住んでいる訳ではないので、生活面での不便な部分は判りません。また、現在日常的に中国語を話して生活している身としては、中国語が話せない状態で台南に住む事にした場合の困難さも、想像出来ない部分が有ります。情報が入り易い、そして日本人が多い台北は、何はともあれ便利な部分が有ります(面倒な部分も同時にありますが)。
 それ故に私自身は、どちらがいい、とは言えないですが、実際に友人が台南で生活している姿を見る限りでは、台南への語学留学と言うのも、やはり選択肢の一つだと感じました。

 この写真は成功大学内にある、昭和天皇がかつて植えたと言われるガジュマルの樹です。
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by ken1horie | 2014-07-14 13:07 | 台湾語学留学 | Comments(0)

友達から聞いた話

 現在、台湾でお勤めをしている、かつてのクラスメイトから聞いた話なのですが。

 友達の入社後に、一人日本人の新人さんが入ってきたそうです。その新人さんは、中国語がとても上手で、友達は、新人さんに何処でどの位勉強していたのか、を聞いたところ、新人さんの回答は「師大国語中心で、9ヶ月間勉強をしました。」との事でした。

 その新人さんが日本でも中国語を勉強していたのかを、私は友達に聞きそびれたので、もともと中国語がある程度話せたのか、は不明ですが、その新人さんの勉強法は以下の通りとの事。

 1.師大国語中心では、日本人と一切関わらなかった。
 2.言語交換の時にすべて中国語を使用していた(これは言語交換と言うより、強制家庭教師だったそうな。)。

 多分、他にもかなり気合を入れて勉強をしていたんだろうと、想像してしまうのですが、やっぱりやる気が全てなんだ、と。

 自分は、まだまだだなぁ、って思うと同時に、イカンよなぁ、これじゃと思うのでした。

 ほんと、頑張らないとね。
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by ken1horie | 2010-08-10 20:30 | 台湾語学留学 | Comments(0)

言語交換

 台湾で中国語を勉強し始めてから、始めて知った「言語交換」。台湾人の友達と、お互いの母語を教え合う事を指します。

 台湾では、日本語を覚えたい台湾人が多いので、言語交換の相手を探すのは、難しくないでしょう。実際、ポーランド人やベトナム人のクラスメイトからは、日本人は言語交換の相手が探し易くていいよね、って言われます。リトアニア人の友達からも、言われた事があります。

 相手を探す方法は、師大国語中心であれば、7階の図書館の反対側に掲示板があるので、そこによく言語交換募集の、ポスター、ビラが貼ってありますので、それを見て探す事も可能です。また、インターネットでも、探す事が可能です。私は、ここを利用して、見つけた事もあります。また、ここの掲示板でも、探した事があります。実際、インターネットで探すのが怖い場合は、友達やクラスメイト等に紹介してもらうのも、一つの手段でしょう。実際に私は、友達からも、言語交換の友達を紹介された事があります。

 ただし、言語交換の相手を探す時は、特に女性は一応の用心をする事をお勧めします。

 実際に学校の勉強だけでは、足りないのが実情で、出来るだけ多く中国語を使う機会を見つける方が、上達は早いでしょう。お互いに気が合えば、遊びに行ったりとか、日常生活でちょっと判らない事とかを気軽に聞ける様になりますし、台湾人の友達が居た方が、確実に台湾での生活は便利です。
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by ken1horie | 2010-07-14 22:10 | 台湾語学留学 | Comments(0)
(2010.6.26の記事なので、こちらは参考までにして下さい。値上げのお知らせのリンク先は、既になくなっています。因に、現時点での師大国語中心の学費等は、こちらを参照に。但し、こちらのリンクは2014年と2015年のものですので、2016年以降には、変更があるかも知れませんので、注意して下さい。)

 去年の9月に、師大国語中心の学費が値上がりしました。
 今年の9月からも、値上がりします。
 詳細はコチラ

 昨年は密集班の学費が大幅にアップしたのですが、今年は密集班の学費は据え置きで、普通班の学費が値上がっています。何と、NT$22800からNT$25200へ、大幅値上げ。普通班でこの値段は、私に言わせると、高すぎます。

 私は、今学期で最後なので、値上げに関しては関係ないのですが……。でも、ちょっと去年、今年と連続値上げって、どうなんでしょうね……。連続して値上げしていますが、授業の内容が良くなっているとは思えませんし、台湾への語学留学は、師大以外にも、選択肢がある訳ですから、他の学校を選べばいいだけ、と言う言い方もありますが……。
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by ken1horie | 2010-06-26 22:38 | 台湾語学留学 | Comments(10)
(2014.3.01追記 この記事は、2010年6月の記事なので、現在と学費等の金額が変化している可能性がありますので、直接各語学学校のサイトで確認して下さい。尚、台北はここ近年物価上昇もあり、それらも考慮して下さい。)
 台湾語学留学の予算ですが、現在のレート(NT$1=3円)で換算すると、1ヶ月大体日本円にして9万弱、台湾ドルにして、NT$30000位が目安でしょう。師範大学国語教学中心普通班の学費を元に1ヶ月の生活費を計算すると、以下の通りになります。
学費NT$7000NT$8472(保険費を含めています。)
家賃NT$10000
光熱費NT$800(アパートの家賃に電気代が含まれて居ない場合が殆ど。)
食費NT$7500(1日NT$250として×30日としています。)
合計NT$25300NT$26772
 これに、交通費等の雑費を加えれば、大体NT$30000となる訳です。もし、切り詰めるとなると、家賃と食費、と言う事になると思います。師大の場合でしたら、学食で大体NT$60くらいで、ご飯が食べられます。外でご飯を食べる場合も、大体目安としては、1食当たりNT$100を見ていれば、問題ないでしょう。家賃ですが、一般的な套房と呼ばれる、トイレ・浴場(湯船はなくシャワーのみが一般的)は付きの部屋は、学校付近であれば、大体相場がNT$10000前後です。トイレ・浴場が共同の雅房でしたら、大体NT$6000程度を見ておけば、良いでしょう。因みに、台湾の套房は、基本的に台所がありません。台所付きを望むのであれば、NT$13000以上を覚悟しておいた方がいいと思います。
(台湾での部屋探し方法については、過去の記事を参考にして下さい。)

 また、言語交換(台湾人の友達と、お互いの言語を教え合う。)をするとなると、普通にチェーンの喫茶店やマクドナルド等で、飲み物を飲みながらするのであれば、NT$30~70くらいで済みますが、スターバックス(値段が高いので、私は行きません。スタバは、金持ちの行く所、みたいな感じが、私にはあります。)へ行けば、大体NT$100は飛んでいくでしょう。また、一緒にご飯をしながら、となれば、NT$150以上の出費は免れません。
 そして、やはり台湾に来たからには、台湾国内旅行や、食べ歩きもしたくなるのが、本音でしょう。ですから、少し余裕を考えて、1ヶ月日本円にして10万円と考えて、1年間で120万円+飛行機チケット代+ビザ申請費等、と考えておけば、問題ないと思います。それらを考えると、ビザ申請時に100万円の残高証明が必要と言うのも、いい線をついた金額なのかも知れません。とは言え、予算に関しては、多いに越した事はないのですが。

 台湾での学生アルバイトですが、禁止されています。見つかった場合は、強制送還と、5年間の再入国禁止です。もしかしたら、罰金もあるかも知れません。余談ですが、去年の2月に耳にした噂なのですが、師大国語中心のとある日本人学生のバイトがばれて、強制送還になったそうです。あくまで噂なので、事実は知りませんが。
(不法就労の罰則については、詳しくないので正確かどうかは、判りません。もし、間違いがありましたら、申し訳ありません。)
 因みに、中国語の勉強を1年以上した後に、申請をすれば、アルバイトは可能ですが、制限があります。最大の制限は、言語を教える仕事が出来ない、事です。また、手続きも、割と面倒です。

 最後に、台湾で中国語を学ぶ、ビザの最大期間は2年間です。2年間しか、台湾の語学中心では、中国語を勉強することが出来ません。とは言え、裏技もある訳で、日本人でしたら、90日間ノービザで台湾旅行をすることが出来ます。各大学の語学中心は1学期3ヶ月間なので、この制度を利用して、勉強している人もいます。
 蛇足かも知れませんが、私の場合は、2008年の9月から台湾で中国語の勉強を開始したので、丁度ビザの期限が来る時に、台湾の大学で勉強する形となりました。ですが、実際に思う事は、台湾の大学や大学院で勉強をするならば、2年間中国語を勉強した後に行く事をお勧めします(それでも足りない事は、また事実。)。また、語学中心でもそうなのですが、初級クラスでの授業の説明は全て英語である事、台湾の大学への進学を考えている方に対しては、台湾の大学は、英語で授業を行う場合もある事や、英語で書かれた教科書を利用する事があるのを加味した場合(理系はこの傾向が強い。)、ある程度の英語力がある方が、断然有利である事を、付け加えておきます。そして、これはあくまで個人的な感想ですが、国語中心での中国語学習のビザ期限は2年間と言うのは、よく考えられていると感じている部分に、語学中心で2年以上勉強しても、ある程度に達した中国語能力は、大して伸びる事は無いと感じることが多々有るのです。日常会話で使う言葉は、台湾で語学学校に通い、生活していれば、普通に覚える事は可能です。それ以上の中国語能力を求めるのであれば、大学や大学院へ行く、または台湾で仕事をするしかないでしょう。言語は、習慣の部分が大きく、またその言語で考える事をしなければ、大きく伸びる事はありません。それらを考えた時に、更なる中国語力を求めるのであれば、覚えた言語を実際に生かす環境に身を置く以外にないと、感じるのです。

2014年3月01日追記
 当時の記事で、2年間中国語を勉強してから、台湾の大学や大学院に行く事をお勧めしていますが、最近個人的に1年間勉強して、大学部であれば5年間かけて卒業する方が、中国語を覚え易いかも知れない、と感じています。確かに、2010年9月に臺湾大学に入った時、明らかに私の中国語力は不足していて、苦労しましたが、語学学校とは違い、兎に角やらないとどうしようもない状態が、私の中国語力を押し上げてくれました。語学中心は、学費も割高ですし、学生寮の方が、家賃も安いですから、費用の面からも、大学へ行って勉強する、と言うのも一つの方法と思います。但し、楽ではないですが……。
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by ken1horie | 2010-06-18 22:03 | 台湾語学留学 | Comments(0)
(※2010.5.21の記事なので、現在は若干の変更等が有る筈です。実際の申請や必要書類については、必ずご確認下さい!あくまで、参考です。2013.1.16追記)
 台湾の各大学にある語学センターへの留学であれば、基本的にエージェントを通さなくても、自力で申請する事が、可能だと思います。英語が話せる方であれば、まず問題はないと思います。英語が話せなくても、各大学の語学センターのホームページには、日本語のページがありますので、それを頼りに申請する事も可能です(学校編1学校編2にリンクしておいた各語学センターの中で、師大、政大、輔仁大、中国文化大、台中東海大、台中逢甲大、高雄中山大は、日本語による案内があります。また、大学への留学に関しては、こちらの記事を参照にして下さい。台湾の大学への入学申請について2014年台湾大学外国人学生入学についての備忘録。)。

 申請時に必要な書類は、各語学センターのホームページを確認すれば、その内容が記載されていますので、それに沿って資料を集めれば、問題ありません。また、申請書は、殆どの場合、ホームページから、ダウンロードが可能です。こんな事を書くと、怒る方もおられるかも知れませんが、各学校に提出する申請書類は、英文または、中国語で記入して下さい。また、残高証明書も、英文の物を用意して下さい。そして、学校によっては、エイズ検査を含めた健康診断証明書が必要な場合もあります。
 高専を3年以上で中退し、3年時修了以上の学歴の場合は、英文の修了証明書(学校によっては在学証明書となる場合があります。)を用意すれば、問題ないでしょう。ただし、この時に、高専3年時修了は、高卒と同等であると、英文での記載を追加してもらえば、確実です。これが、高校の卒業証明書の代わりとなります。卒業証明書であれば、コピーでOKですが、修了証明書は、原紙を申請時に送付する方が確実でしょう。
 私は、師大国語中心に入学申請をする時、この方法で、高校卒業証明書の代わりにしました。余談ですが、台湾の大学への入学申請(語学センターではなく、大学本校。)への、入学申請時も、この方法で、書類を作成し、申請が通りました。

 自分は師大でしたので、師大の場合ですが、9月入学でしたら、5月末には、申請書類を台湾に送るくらいが、よいと思います。入学許可証は、6月の中ごろか末に、送られてきた記憶があります。

 入学許可証が届いたら、7月末か8月頭には、ビザ申請を行います。この時に用意するのは、入学許可証、パスポート、ビザ申請用の写真2枚(台北駐日代表処に、スピード写真があるので、これで済ませても良い。)、100万円以上の英文での残高証明(実は100万円なくても、大丈夫な時もある。これはビザ申請前日に銀行で受け取れる様に手配する感じが、望ましい。)、1年間のオープンチケット(実は片道でも、いいらしい。でも、1年オープンが無難。オープンチケットは、税とサーチャージを含めて13万円くらい。片道なら、安い場合は税とサーチャージを含めて5万くらいで手に入ります。)、あとはビザ発行手数料。申請書類は台北駐日代表処にありますので、判らない所は職員さんに聞けば何とかなります。また、ビザは、マルチを選ぶ方が無難です。シングルですと、一度台湾から出国してしまうと、再度ビザ申請が必要となってしまうのです。ビザ発行手数料は、台北駐日代表処のホームページで調べることが出来ます。また、ビザ申請時に用意する物は、台北駐日代表処へ、事前に問い合わせをした方がよいでしょう。

 住んでいる地域によっては、旅行会社にビザ取得を委託した方が安上がりの場合がありますが、大都市圏に住んでいる方は、自分でビザ取得をした方が、遥かに安上がりでしょう。
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by ken1horie | 2010-05-21 19:52 | 台湾語学留学 | Comments(6)
2014.02.14 削除、加筆訂正
 中国語をどうして、台湾で学ぶのか?その理由がある程度明確化されていないと、挫折する場合が、あるかも知れません。特に、台北で中国語を勉強する場合、あまり中国語が話せなくても、何とか生活出来てしまうので、どうしても覚えなければいけない、と言う状態にならずに何となく留学期間が終わってしまう場合があります。また、台北は英語を話せる人も割と居る為、英語が話せれば、何とかなってしまう場合も多いのです。
 とは言え、私もそんなに明確な理由があって台湾に来た訳ではないので、偉そうな事は言えないのです。ただ、台湾に来て、中国語を勉強して、他の沢山の国から来ている人達との交流の中で、今、勉強をしないと、今後はこんな風に勉強出来ないかも知れない、と言う思いが、何とか自分を後押ししてくれました。また、私は英語は喋れない為に、彼らと話をする為に、中国語を覚える事が必要不可欠でした。そして、海外にまで留学していたのに、大して話せない状態で、日本に帰るのも、嫌だなと感じていました。

 何だかんだと言いながら、今、この歳でこうして、台湾で中国語の勉強が出来て、外国の人達と交流出来た事は、自分の考え方に幅と、違った視点を与えてくれました。

 実際、中国語を学ぶのであれば、中国へ行く方がいい場合もあるかも知れません。台湾は元々中国語を話す国ではありません。河洛語(一般的には台湾語と言われていますが、ここでは、こう書きます。)や客家語、原住民の言語が、本来の台湾の言語なのです。台湾で中国語を使う様になったのは、1945年に日本が戦争で負けて、国民党が台湾を実効支配してからなので、台湾の中国語は河洛語の影響をそれなりに受けています。流石に、語学学校では、河洛語の影響を受けている中国語を教える事は、まずないですが、台湾の日常会話の中では、よく見られます。例えば空気が読めない、と言う意味での「白目」は、元々河洛語の語彙です。また、巻き舌音が弱かったり、r化もほぼ有りません。当然、学校では、正しい発音で、授業が行われますが、学校以外では、捲舌音が弱い中国語を話す人が、多いです。

 台湾で中国語を学ぶ利点は、繁体字を使用している事でしょうか。例えば、専攻が中国美術史、中国文学の古典等の方は、台湾で学ぶ方が、有利かも知れません。或は、台湾の大学や大学院に行く目的があれば、台湾で中国語を学んだほうがいいかも知れません。ビジネスで必要だから、中国語を学ぶ必要があるのでしたら、私は中国も選択肢として考えてもいいと思います。確かに台湾の中国語と、中国の中国語の差異は、英語で言うなら、イギリス英語とアメリカ英語の違いかも知れません。ですが、中国語は発音が命なので、正確な発音で覚えたいなら、中国へ行く方がいいと言う方もいます。そして実際、師大国語中心の先生でも、正確な発音を覚えたいなら、中国へ行った方がいい、と言う方もいるそうです。

 また、台湾が好きで、台湾に中国語を学びに来て、そのまま台湾で就職を希望する日本人女性も、割と居るのですが、台湾には、日本語を話せる台湾人も多く居る為に、仕事を見つけられずに、日本へ泣く泣く帰る人も、少なくありません。
 外国語が話せても、専門的な技能や知識がなければ、台湾では仕事を探すのは、難しいく、日本語教師も、椅子取り合戦みたいで、中々難しいと聞いています。労働ビザの取得の条件に、給与の金額水準があり、外国人は、その金額が一般の台湾人よりも高いので、アシスタント職や事務職に外国人は、必要ないと言うのが、企業としての本音でしょう。台湾で感じたのは、日本の女性の多くが、一般事務の仕事しか経験していません。所謂一般的なOLしか経験していない方は、台湾で中国語を覚えたとしても、仕事を得る事が難しいです。
 そして、台湾でも外国人の雇用に関しては、労働ビザが厳しくなっているみたいです。
2014.11.23追記
 外国人の労働ビザ取得に関しては、台湾で働いている日本人の友人からも、厳しくなっている話を耳にしています。やはり、専門技術や学歴等も加味されているみたいなので、採用が決まっても労働ビザが下りないという事があるみたいですね。あくまでも聞いた話なので、参考程度ですが。

 マイナス面ばかり書いていますが、台湾は、治安も然程悪くなく、生活環境も便利なので、初心者には、比較的安心して留学出来る所だと思います。また、海外での生活は、色々と得る物も多いのは、間違いない事実です。ただ、安くないお金を払ってする訳ですから、出来るだけ無駄にならない様に、後悔しないように、留学を決断して欲しいと願っています。
2014.11.23追記
 あと、語学学校を選ぶ場合、台北だけではなく、台中、台南、高雄等もあります。他のエントリーでも書いていますが、台北以外の学校も、別の角度から参考にしてみてもいいと思います。実際に台北は便利で過ごしやすいですが、中国語を覚える、と言う意味では比較的英語が通じやすかったりする場合もあり、本当に勉強しよう、という気持ちにならないと、難しい部分があるかも知れません。しかしながら、台湾人の友人と一緒に遊びに行って中国語を覚える、と言う方法も選べるので、一概に何処がいい、と言うのはありません。実際に友人は台南を選んで勉強していますが、中々良さそうです。

2014.02.14追記
 しかし、大学に入ってから私自身、簡体字の論文や書物を読む機会が多くなりました。また、中国大陸からの交換留学生との交流も、多少はありました。それらを通して感じた事は、少なくとも自分の場合は、繁体字も簡体字も両方覚える必要がある事、そして会話に関しては、自分が台湾で覚えた中国語でも、中国人とは意思疎通が可能である事でした。そうなってくると、このblogで書いた利点とか、マイナス面とか、実際にはどうなんだろう?他の人はどう感じているんだろう?と思ったのです。今回、このエントリーは、大幅に削除と加筆の訂正を入れていますが、元のエントリーから、約4年が過ぎた今、自分の考え方が大きく変化している事の証左だと思うのです。
 そして、私自身の考え方や見方は、この大学4年間で大きく変わった事は、否めなくなっています。今回の冬休みを利用して、過去の留学に関するエントリーに対して修正や削除、加筆をしているのは、情報を新しくする意味に加え、自分でも考え方が変わった部分は、付け足しておく必要も感じているからなのです。
 実際の所、私は語学学校時代よりも、臺湾大学に通っている間の方が、より多くの得るものがありました。これは、今現在の素直な心情です。このblogに書いてある事は、私の経験が殆どです。そして、その私の経験は、他の方にも役に立つのか、は分りません。同じ授業を受けても、同じ食べ物を食べても、人それぞれ感じ方が違う様に、経験も、また人それぞれ違うのです。そんな事を、このblogの修正を通じて、改めて考えている部分もあるのです。
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by ken1horie | 2010-04-06 19:31 | 台湾語学留学 | Comments(11)
 学校編その2です。
 他にも、語学センターを持っている学校は、数多くありますが、代表的な所を載せておきました。ちなみに、これらの学校の事、私はよく知りません。英語が話せる人であれば、直接学校に英語で問い合わせすれば、回答を貰えると思います。

 台湾大学文学院語文中心
http://homepage.ntu.edu.tw/~cld222/language.htm
 台湾で中国語の先生になった人が、最初に、ここで教える事が多いらしいです。なので、細かいニュアンスとか聞いても、あまりはっきりと答えてくれないと言う事を聞きました。また、1日3時間授業で、1時間ごとに、先生が違うらしいです。そして、宿題の量も多く、授業内容もかなりハードらしいです。学費も一番高く、1学期NT$35,000です。
 2013.1.16追記
 私の友人何人かが通っていますが、割と良い印象みたいです。宿題等は、やはりそれなりに有り、授業自体も、話しを聞く限りでは、私が師大国語中心に通っていた時の授業内容よりは重い印象を受けました。台湾大学の語学中心の場合、利点は、図書館の使用が可能なのと、体育館等の設備が学生料金で使用可能です。特に、図書館が利用出来るのは、大きなメリットで、自習をするのには大変便利で、本を借りる事も可能です。また、台湾大学も日本語系があるので、言語交換の学生を捜し易いかもしれません。
 2014.8.21追記
 台湾大学の語学中心で中国語を学ばれて、現在台湾大学人類学部で学ばれている方が、当時の中国語学習についてblogに書かれているので、リンクを貼っておきます。
 外国語の独学の仕方と、中国語の語学センターの授業方法について その1
 外国語の独学の仕方と、中国語の語学センターの授業方法について その2

 淡江大学華語中心
http://www.dce.tku.edu.tw/index.jsp?pageidx=14
 淡江大学は、語学学校です。本校は、台北の北の淡水にありますが、華語中心は、師大の裏の、永康街近くにあるので、場所的には便利な所です。

 輔仁大学附設語学中心
http://www.lc.fju.edu.tw/index.htm
 新荘にあるので、ちょっと不便かも知れません。台北市内からは、現在は、バスで行くしかありません。もう、何年かするとMRT(地下鉄と思って下さい。)が開通するので、便利になると思います。この大学は、日本語系があるので、言語交換の相手を探すのには便利かも知れません。
 2013.1.08追記
 MRTが開通し、台北市内からバスを利用しないでも通学可能となりました。

 中国文化大学華語中心
http://mlc.sce.pccu.edu.tw/
 人づての話では、この学校は、割と良いらしいです。本校は、陽明山にありますが、華語中心は、台北市内の大安森林公園の近くにあります。MRTの駅からは、ちょっと離れているので、バスで通う事になると思いますが、それほど、不便な場所ではありません。
2014.02.11追記
 ここの学校についてですが、割と良いと聞いた事もあるのですが、良くないよ、金儲けでしかやっていないよ、的な事も聞いた事があって、私には学校の善し悪しは判断不能です。実際に通っていないので、何とも言えない部分が、申し訳なく思います。
 あと、MRTの大安森林公園駅が出来たので、駅からは歩くとしても、MRTでの通学は可能だと思います。

 台中 東海大学華語中心
http://clc.thu.edu.tw/main.php
 台北の学校だけではなく、台中の学校も載せておきました。全く、どんな感じなのかは、判りません。

 台中 逢甲大学華語文教学中心
http://www.clc.fcu.edu.tw/
 こちらも、台中の学校です。こちらの学校の感じも、私は全く判りません。

 台南 国立成功大学文学院華語中心
http://kclc.ncku.edu.tw/
 国立成功大学は、台湾南部の上位大学です。華語中心に関しては判りませんが、南部を選択するのも、一つかもしれません。理由としては、台北より天気に関しては過ごしやすいと思います。2014.02.11修正
 また、台南へ行った時に、現在成功大学華語中心で中国語を学んでいる友人から聞いたことも記事にしましたので、そちらも参考にしてください。2014.08.14追記

 高雄 国立中山大学華語中心
http://www2.nsysu.edu.tw/CLC/
 高雄の学校も、載せておきました。

 2013.1.16追記(2014.02.11加筆修正)
 他の記事で書いているかも知れませんが、私のカナダ人の友人は、台湾で中国語を勉強していた時、まず英語の通じる台北ではなく台中へ1年間行き、そこで中国語の基礎を固めたのちに、台北で来て継続して中国語を勉強していました。友人自体も「台北だったら英語を話しちゃうから、中国語を覚えられない。」と言っていましたし、そういう事情を考慮して、学校を選ぶのも、一つの方法だと思います。また、私も英語がダメだった為に、中国語を覚えられたのでは?と言う側面があります。
 台北市は、確かに中国語があまり話せなくても、生活出来てしまう為、殆ど中国語を覚えられずに日本へ帰る人も、少なくありません。コンビニやスーパー、交通機関も便利で、あまり中国語を話さずに生活出来てしまうのです。語学留学の場所として、台北はとても生活に便利な所なので、それなりの覚悟は必要だと思います。
 また、台北は遊ぶ所が多いんです。日常的に遊びに行ける所が。なので、誘惑に打ち勝つ余計な苦労も必要な部分が有るかも知れません。ただ、そういう遊ぶ事を通して中国語を覚えるのも、一つの手段なので、やはりその辺は自分次第なのかも知れません。言語交換の相手も探し易いかも知れないです(あくまで知れない、と言う言い方しか出来ません。私は台北以外で生活した事がないので)。
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by ken1horie | 2010-03-20 21:14 | 台湾語学留学 | Comments(4)
 台湾への語学留学の質問がこのblogのコメント欄に書かれていたのもあり、ちょっと記事としてまとめてみようと思いました。学校編から始めようと思います。
 ですが、私は師大国語中心で勉強していた為、他の学校の感じは判りません。友達に、政治大学華語文教学中心で勉強した友達がいるので、話は聞きましたが、実際に自分が体験した訳ではない事を、お断りしておきます。
 まず最初に、台湾の大学付属の語学センターは、実際には大学ではありません。卒業も、ありません。1学期の期間は、3ヶ月間です。

 まず、師大国語中心から。
http://web.mtc.ntnu.edu.tw/mtcweb/
 台湾への語学留学では、一番有名な学校です。私も通っていましたが、個人的には、あまりお勧めの学校ではありません。授業の感じは、かなり緩い感じでした。また、私の知っている日本人でも、遊びに来ている事を公言している人さえいます。また、これは日本人ではありませんでしたが、国語中心のパソコン室で、エロ動画を観ていた生徒も、いました(これには流石に驚いた。)。
 ただ、世界各国から学生が来るので、色々な国の友達が出来て、いい刺激になります。
 場所も台北市内の中心に近く、交通の便もよく、近くに夜市もあり、生活環境は良いです。また、学校主催のイベントが数多くあるので、安く旅行に行けたり、季節季節のイベントを体験出来たりします。某日系派遣会社の台湾総経理(日本で言うと部長クラスと言えばいいでしょうか。因みに日本人。)は師大で1年勉強した所で、日本人は使い物にならない、とはっきり言っていたそうで、あながち的外れな表現ではないかも知れません。
 しかしながら、本気で勉強する、強い意思があるのであれば、私は学校としては悪くないと感じています。理由としては、高いレベルのクラスもある事、レベルの高いクラスでの教科書の選択幅が、広い事。ある程度のレベルになってしまうと、他の学校では、クラスがない場合があるのですが、師大は、まず問題はないと思います。また、日本人も多く、台湾での生活の情報を集め易いです。
 授業の方式は、普通班と密集班に分かれています。普通班は、1日2時間の授業で1週間で1課終わるくらいのスピード、密集班は、1日3時間の授業で3・4日間で1課終わらせる速度で授業が進みます。ビザの関係で、普通班の生徒は、補課を受ける(図書館で勉強したり、視聴覚室でテープを聴いたり、DVDを見たり等。)が必要になります。学費も、密集班は普通班に比べて割高です。授業の雰囲気については、先生次第で、厳しい先生は極端に厳しく、緩い先生は、極端に緩いです。極端な例ですが、以前私が密集班で勉強していた時、以前のクラスメイトは普通班で勉強していましたが、以前のクラスメイトの普通班の方が、授業内容が厳しかった、なんて事がありました。
 余談ですが、自分が通っていた時は、学校の先生の殆どが、政治的には国民党寄りでした。

 政治大学華語文教学中心
http://mandarin.nccu.edu.tw/chinese/index.php
 友達が行っていました。交換留学生が多いので、もしここで中国語を学ぶなら、9月から開始するのがいいと思います。授業は1日3時間、中間テストや期末試験もあるらしいです。授業の雰囲気も、師大に比べて、厳しく、全く話せない状態から台湾で中国語を学ぶのであれば、個人的には一番良いのでは?と思っています。
 ただし、場所が不便な所にあり、台北市の中心部から離れているので、遊びたい人には、不向きかも知れません。とは言え、猫空や動物園が近いので、猫空でお茶を飲むのが好きな人とかには、よいでしょう。
 師大の友達から聞いた話ですが、友達のクラスメイトに、政治大学から移って来た人が居たそうです。その政治大学で学んでいた人は「師大は授業が緩いので、不安だ。」と言っていたそうです。全てがそう、と言う訳ではないでしょうが、少なくとも、政治大学の方が授業内容が厳しいと言われている、いい一例ではないでしょうか。

2014.02.11追記
 改めて読み返して、少し内容に修正を加えたのと同時に、その場所に住んでいるだけでは、やはり外国語を覚えるのは、非常に難しいのも知っており、そういう事を踏まえると、台湾に来て中国語を学ぶ、と言う機会を出来るだけ上手に生かして欲しいな、と思います。
 このblogでも幾つかの学校を紹介していますが、私自身はビザ変更等が面倒で、師大国語中心のみにしか通っていなかったので、各学校の比較が出来ません。政治大学華語中心や、台湾大学語学中心に通っていた人を何人か知ってはいますが、伝え聞いている内容では、師大国語中心より、良さそうな印象はありました。
 何度か書いていますが、台北は特に中国語は話せなくても、それなりに生活出来てしまいますし、英語を話せる人も、少なくない印象があります。また、語学学校でも、授業を離れると英語で会話をしている学生の姿が日常的でもあり、逆に英語を話せない人であれば、それとチャンスと捉えて、中国語で話す機会を多く作ってもいいと思います。
 既に語学学校から離れてしまって久しいですが、それでも、過去のエントリーが少しでもお役に立てば、と思っています。
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by ken1horie | 2010-03-20 11:23 | 台湾語学留学 | Comments(0)