台湾その日暮らし


by ken1horie
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カテゴリ:台湾生活( 30 )

 海外での生活で、同調圧力がないのか?と問われたら、台湾の場合だと、それはないと自分は答えます。多分、台湾で生活している日本人其々の立場が違うと思うので、あくまでも自分の場合は、と前置きした上での話なのですが。恐らく、台湾に来たばかりで、中国語もあまりよく判らない状態であれば、同調圧力を感じずに過ごせると思います。自分も台湾に来た当時は中国語が話せませんでしたし、何しろ1年か2年したら帰る気でいたのもあって、周りの事をあまり気にしていない部分が確かにありました。留学で台湾に来たとしても、日本へ帰る、またその後に他の国へ行く、となれば、やはり現地の生活には深く関わる事はあまりないかも知れませんし、その必要もないでしょう。これは、駐在の方も同じではないでしょうか?

 私は台湾以外の外国で生活した事がないので、他の国の事は判りません。ですが、台湾の場合、少なくともお客さんでいられると快適に過ごせると思います。正に、台湾人の「好客(お客様をもてなす事が好き)」な性格を、お互いに上手に利用しながら過ごす事になると思います。ましてや、社会的地位が高い人であれば、余計にその確率は高くなるでしょう。そういう意味では、台湾の人達はお客さんを相手にするが上手だなぁ、と感じる時がままあります。しかし、現在の自分の様にローカル採用でローカル企業で働き、仕事上では中国語と片言の台湾語で過ごしていると、やっぱり台湾も同じように同調圧力や村社会的な感覚ってあるんだなぁ、と言わざるを得ません。ましてや、私の場合は台湾で「伝統産業(所謂一般製造業)」と呼ばれている業界の中で仕事をしていると、余計に同調圧力や村社会的な感覚を目の当たりにする機会があります。


 以前の記事にも書いていると思いますが、現在働いている場所と、台湾大学にいた時の雰囲気は全く違います。台湾大学の場合は、ある意味リベラルで、ポリティカルコレクトネス的な空気も多少はあり、また多様な意見に対して寛容な部分がありました。少なくとも、私が過ごしていた部分では、の話ですが。しかし、現在の働いている環境は、日本の製造業の雰囲気とあまり変わらず、保守的で所謂おっさんの世界です。私自身、日本でも少なくない時間を製造業に身を置き仕事をしていましたが、仕事内容よりも、この保守的でおっさんの世界が、堪らなく嫌でした。今でも、そういうのは好きではないし、やっぱり慣れないなぁ、と思いながら過ごしています。私自身は、そういう保守的なおっさんの世界に対して批判的ではありますが、それは時代を反映している部分もあるので、仕方ないな、と思う部分があります。個々の人達は、良き人たちでもありますし、所謂普通の人達と言えるでしょう(当然その普通である、という部分に対して定義づけは必要でしょうが、この記事は学術論文ではないので、敢えてこのような表現とさせて下さい)

 台湾では転職や独立して会社を興すのが、日常的であるとも聞いていましたが、自分の周りの人たちの話を聞いていると、割と会社を去った人たちに対して「裏切りやがって」とか「逃げやがって」てという感じの言葉を耳にします。そういったギャップも、もしかしたら外国人と言う立場では耳にする機会は殆どないのかも知れません。ですから、私自身は、そういった村社会的な感覚から発せられた言葉に違和感を感じずにはいられませんでした。現在台湾で生活していて、自分が外国人である事を感じながら生きていますが、でもある程度はこの場所に同化している部分があると思います。そういう同化してしまった部分や、現実的な側面を知っている場合、やはり「お客さん」として台湾にいる場合には耳にすることが出来ない現実的な話を聞く機会があると思います。そして、自分が同調圧力を感じてしまうのも、そういった現実的な側面を知っていたり、この場所で生きている人たちの言葉の、その語感をある程度感じられる様になったから、かも知れません。

 ローカルで暮らすモノリンガルの人達と一緒に長い時間を過ごす機会というのは、外国人にとっては多くはないでしょう。ましてや、その場所で一生を過ごす人たちと共に働く機会も、あまりないかも知れません。そして、彼らの本音を聞く機会も、そんなにあるとも思いません。私自身も台湾について多くを知っている訳ではありませんし、生活の場はあくまでも台北が中心です。台北以外の場所の事は知らないと言ってもいいでしょう。私自身がこうして書いている記事も、台北での生活の全てを表している訳ではありません。そして、それは私の目や感覚を通した内容で、側面的な部分でしかありません。全てが見えている訳ではありませんし、あくまでも私を通しての断片的な事でしかないでしょう。ただ、それだとしても外国には同調圧力がない、村社会的ではない、という言説に対し、多少なりとも異を唱えたい部分があるのは、間違いありません。結局、外国でもマジョリティーは、その場所から一生離れる事がないモノリンガルの人達ではないか、と思うからです。そういう事も頭に入れながら、国際化の意味を問うたりする必要があるのではないか、とぼんやりと思うのです。

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by ken1horie | 2017-11-26 15:09 | 台湾生活 | Comments(0)
 私は台北にしか住んだことがないので、台湾で病院に行く、というタイトルは適切ではないと思うので、後ろに台北編と付けました。今回の記事は、台北での内容となりますので、出てくる病院も台北市内の病院となっています。

 どうしても風邪をひいたり、病気になったり、という事は台湾で生活していても避けられません。台湾で病院に掛かる場合は、まず掛號(gua4 hao4 ㄍㄨㄚˋㄏㄠˋ)という予約と似たような作業が必要となります。台湾の場合ですが、病院のサイトからこの掛號が出来る場合が殆どで、大変便利です。しかし、掛號数が規定数に達している場合、サイトからの掛號が出来ない場合があります。しかし直接病院に行って現場で事情を話せば掛號出来る場合もありますし、現場での掛號には対応している場合もあります。急病や体調がかなり悪い場合には、大きい病院であれば急患に駆け込む方法もあります。

 さて、どの病院へ行けばいいのか判らない、という方もいると思います。私自身も正直なところ、どの病院が良いのか、判りません。しかし、私が体調を崩した時には八徳路にある臺安醫院へ行きます。私が臺安醫院を利用している理由ですが、親しい人がここで入院手術を受けて、その後快調なこと。また旅行保険に対応した病院で外国人慣れしていることが挙げられます。私の友人は、台北の馬偕醫院に通っていますし(ここは場所がら日本人も多く通っているのではないでしょうか?)、今は帰国してしまった知り合いは臺大醫院で歯の治療をしておりました。


 さて、サイトでの掛號ですが、多くの方がパソコンではなくスマホでしているんじゃないかと思うので、スマホのスクリーンショットを繋げて、その流れが判る様にしてみました。ネットでの掛號の方法は、臺安醫院のサイト画面で簡単に説明したいと思います。余談ではありますが、各病院のサイトによって掛號方法が違いますので、この説明はあくまでも参考までにして下さい。
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 画像は左からの順番になっています。まずは掛號のサイトに入り①の画面の「預約掛號」をタップすると、②の科別の画面に移動しますので、ここで掛かりたい科を選びましょう。一般的な風邪であれば「家庭醫學科」でよいでしょう。それをタップすると④の画面が出てくるのですが、その下に③の画面がありますので、そこで曜日や時間、先生を選んでください。そして、③の画面の上にある④の画面までスクロールして戻り、初診であれば画像上の部分に自分の居留証にあるID番号と電話番号を入力して下さい。再診であれば、その下にある部分に居留証のID番号か病歴ナンバー、そして自分の生年月日を入力して、この画面の一番下にある「掛號」をタップすれば、完了です。掛號に成功すると、⑤の画面が出てきますので、スクリーンショットを撮っておけば間違いないでしょう。
 下に、臺安醫院の掛號サイトのリンクを貼っておきます。


 さて、風邪と言っても、喉が痛かったり、鼻水が辛かったり、胃腸にきたりと、その症状は様々です。私も今回酷い風邪にかかり、暫く臺安醫院に通院していました。途中喉の痛みと咳が酷かった為に、当初は家庭醫學科に通っていましたが、途中で耳鼻喉科(耳鼻咽喉科)に変えてみました。その時に医師から「風邪の場合はどの科へ行けばいいのですか?」と聞いたところ「どこでもいいよ」とのこと。つまり、風邪で胃腸がおかしかったら、胃腸科へ。喉や鼻が辛かったら耳鼻科へ、と使い分けて下さいとの事でした。台湾の健康保険は顔写真とIDが入ったICチップ付きのカードで、その中に治療内容が記録されており、更には全国共通の電子カルテシステムになっているので、途中で病院や医師が変わっても、どの様な治療を受けていたのかが一目瞭然なのです。ですから、途中で科を変えても、追加で必要な薬のみを出されたり、またその場で症状が改善したものに関しては前に貰っているこれとこの薬はもう飲まなくていいよ、と言うアドバイスも、医師自体がカルテから容易に判断できるのです。

 台湾の大きい病院の場合、医師が英語を話せる場合が殆どだと思います。中国語が喋れなくても、英語が話せれば大丈夫でしょう。馬偕醫院に通院している友人も、主治医とは英語でやり取りしているとのことです。私も臺安醫院で医師から英語と中国語どっちがいい?と聞かれました。確かに言葉が通じない場合、病院へ行くのには勇気がいるかも知れません。そういう意味では、やはり海外で過ごす場合、現地の言葉が喋れた方がいい、というのは言うまでもありませんし、下手をすると命にもかかわることでもあるのでしょう。もし中国語が不自由であれば、誰か中国語が解る方に付き添ってもらう等の対応も必要かもしれません。また、大病院に関しては、日本語が解る医師もいる場合がありますから、各病院に問い合わせするのもいいでしょう。

 せっかくですから、病院で使える簡単な中国語をいくつか書いておきます。
 頭が痛い 頭痛(tou2 tong4 ㄊㄡˊㄊㄨㄥˋ)
 気分が悪い 不舒服(bu4 shu1 fu2 ㄅㄨˋㄕㄨ ㄈㄨˊ)
 風邪 感冒(gan3 mao4 ㄍㄢˇㄇㄠˋ)
 下痢 拉肚子(la1 du4 zi ㄌㄚ ㄉㄨˋㄗ˙)
 鼻づまり 鼻塞(bi2 sai4 ㄅㄧˊ ㄙㄞˋ ※辞書ではbi2 se4 ㄅㄧˊㄙㄜˋ)
 鼻水が出る 流鼻水(liu2 bi2 shui3 ㄌㄧㄡˊㄅㄧˊㄕㄨㄟˇ)
 喉が痛い 喉嚨痛(hou2 long tong4 ㄏㄡˊㄌㄨㄥ˙ㄊㄨㄥˋ)
 喉がイガイガする 喉嚨乾(hou2 long gan1 ㄏㄡˊㄌㄨㄥ˙ㄍㄢ)
 咳 咳嗽(ke2 sou4 ㄎㄜˊㄙㄡˋ)
 発熱 發燒(fa1 shao1 ㄈㄚ ㄕㄠ)
 お腹が痛い 肚子痛(du4 zi tong4 ㄉㄨˋㄗ˙ㄊㄨㄥˋ)
 胃が痛い 胃痛(wei4 tong4 ㄨㄟˋㄊㄨㄥˋ)
 胃がムカムカする 胃不舒服(wei4 bu4 shu1 fu2 ㄨㄟˋㄅㄨˋㄕㄨ ㄈㄨˊ)
 吐き気がする 想吐(xiang3 tu4 ㄒㄧㄤˇㄊㄨˋ)

 最後に、私自身は台湾大学に通っていたので、風邪をひいたりすると、学生当時は学校内にある健保中心に通っていました。ここもオンラインで掛號出来ますし、一通り医療科目も揃っているので(歯科、耳鼻科、眼科と他にもいくつかの科目があったはず)、台湾大学に留学している方には、先ずこちらに通えばいいのではないでしょうか。私は中国語で医師と会話していましたが、英語も通じます。症状が重い場合は、台湾大学病院への紹介状も書いてくれたはずです。実は台湾人の学生からは、あまり評判が良くなかったみたいですが、私には合っていたらしく、処方される薬が効かないと言ったことはありませんでした。

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by ken1horie | 2017-08-26 18:53 | 台湾生活 | Comments(0)

玉井への旅 2017年


 初めて台南の玉井へ行ったのは2012年7月でした。当時の事は、このブログでも記事にしていてます。
 その後、毎年夏に行ける場合は、玉井へ行っていましたが、あれから5年経った今年は、当時と何かが特別に変わった訳でもありませんが、情報のブラッシュアップも兼ねて、改めて記事にしておくことにしました。

 玉井への行き方は5年前と変わらず興南汽車客運に乗って行きました。約1時間半ほどバスに揺られる旅ですが、当時とは違い、バスも新しくなり乗り心地も改善され、乗車には悠遊卡(easy card)も使える様になり、更には玉井のバスターミナルも新しく綺麗になっていました(玉井のターミナルは、2年前には既に綺麗になっていましたが、当時玉井行きに関しては、記事を上げていません)。

 玉井に着いてからは、特に観光とかは考えておりませんでしたが、北極殿という廟をちゃんと見たことがなかったので、改めて中に入ってみました。下の写真の左側奥に見えるのが北極殿で、中では亀を飼っているのが有名です。
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 また、廟の中には、中二心をくすぐる様な扁額や供え物がしてあり、しかもこの扁額は民国55年、つまり1966年のものでした。扁額の下には剣や水晶っぽい何かが置いてあり、まさしく中華RPGに出てきそうなノリ……。これがまだ蒋介石存命中に作られていた事には、唯々驚きしかありません。
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 さて、北極殿の後は、玉井農会直営レストランへと向かいます。道の途中には有名なマンゴーかき氷のお店が幾つかあります。5年前と比べて、マンゴーかき氷のお店が増えましたし、ちょっと洒落なジェラート店までありました。
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 玉井農会直営のレストランは、マンゴーかき氷以外にも、ケーキやマンゴーを利用した料理を出しています。マンゴーかき氷の値段が、5年前の1.5倍くらいになっていてびっくりしましたが、台湾での物価の上がり方とかを考えると、まぁ仕方ないのかなぁ、と思った部分と、昨年がマンゴー大不作だったのもあり、その時に値上げしたのかも知れません。昨年も玉井からマンゴーだけは買っているのですが、値段が例年の2倍して驚いた記憶があります。併設されていたトイレも広く綺麗になっていて、観光客が増加しているのが、ここからも判ります。また、写真はありませんがソフトクリームも食べてきました。甘さ控えめでさっぱりした味わいで、香料臭さもなく、個人的にはお勧めです。2本買うと、ちょっと安くなるので、カップルや友達同士で一緒に買うといいでしょう。他にも、ドライマンゴーも砂糖無添加の物が新たに売られていました。まだ食べてはいないので、食べたらまたブログの記事にしようと思います。因みに、砂糖無添加のドライマンゴーは賞味期限が短く2か月となっていました。砂糖添加の従来のもは8カ月でした。
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 今回も玉井の市場に行き、ぶらぶらと色々なマンゴーを見てきました。今年は豊作との事で、以前に来た時よりも、たくさんのマンゴーが並べられていた感じがしました。また、市場内でもマンゴーかき氷が食べられる様に出店が出ていました。私自身は、マンゴーかき氷には興味があまりないのですが、ここまで色々なお店があると、色々と食べ比べてみたくはなります。また、お昼ごはんは市場内で食べました。市場関係者が日常的に利用しているだろうと思われる食堂と言うか、出店のような所です。こういうお店で食事をするのが個人的には好きで、中国語が話せるとこういう時に便利だなぁ、と改めて思います。
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 今回玉井に行った時は、ちょうど台南国際マンゴーフェスティバルの期間中でした。残念ながらこのフェスティバルは、この記事を書いている今日7月22日で終わりですが、多分玉井を訪れる観光客で一番多いのは日本人だよね、と笑いながら一緒に行った友達と話していました。国際マンゴーフェスティバル開催中とは言え、国際っぽさがなく、ひたすらローカルな感じなのがまた、良いところだと思います。皮肉でも何でもなく。そして、玉井を訪れる日本人観光客も増えたような気がします。玉井と言えば、台湾の日本統治時代に、最後の武力抗日事件の西来庵事件の発生地でもあり、またこの顛末も酷いものでした。友人曰く「こうして日本人観光客がここでお金を落としていくのは、その当時に対する罪滅ぼしってことで」というこでしたが、そういう感じでいいのかも知れません。自分がしていない事になんて、反省する事はできませんし、それよりも大切なことは、過去にここで何が有ったか、を知っておく事なのかも知れません。

 さて、最後に玉井の農会で買ったマンゴーはこちら。大粒の物を買ってきましたが、相変わらずのおいしさでした。暫く居間がマンゴーの香りに包まれていました。
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by ken1horie | 2017-07-22 13:43 | 台湾生活 | Comments(0)

象山に登る

 台北市内に、台北101とその周りを眺めることが出来る有名な象山というスポットがあります。その名の通り、山と言ってもいい場所で、ちょっとした散歩気分で登ると痛い目に合う場所でもあります。ググれば日本語の情報も簡単にヒットするので、今更自分が記事にすることもないとは思うのですが、色々と思う部分もあったので、記事に残しておく事にしました。
 こちらの象山ですが、現在はMRT淡水信義線で気軽に行けます。その淡水信義線の終点象山駅で下車して、山の頂上まで、1時間前後の距離でしょうか。ただ、上りの階段が急で距離も割とあるので、歩きやすい靴は必須の場所でした。観光で行くにはいいかも知れませんが、ちょっとした注意は必要な所だと思うと間違いがないと思います。
 ルートとしては、先ずは淡水信義線を降りたら、2番出口から行くといいでしょう。
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 2番出口を出たら、案内表示が出ているのと、象山に向かう観光客もそれなりにいるので、迷う事はないと思います。基本的には2番出口を出たら、道なりに真っすぐ進みます。

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 まっすぐ進むとTの字交差点に突き当たるので、ここで左折します。

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 左折した後は、道なりに進み、道なりに右折すると、左手に廟が見えます。
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 この廟を左手に真っすぐ進むと、廟を超えてすぐの所に象山への入り口が見えます。
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 この階段を上って暫くすると、行先案内の地図表示があります。
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 その行先案内の先で道が二手に分かれており、基本的にはどちらの道を選んでも頂上と撮影展望台には進めますが、右側を進んだ方が近いかも知れません。しかし、この右側の道ですが今日の時点(2017年5月29日)では、手すりの工事をしていて、歩くのに注意が必要な状態でした。工事は暫く行っていると思うので、行かれる方は注意が必要だと思います。
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 因みに私は、今回初めてでよく判らず写真の左の方を歩いて行き、帰りは右側の方から降りてきました。

 さて、山を登っていくと、下の写真の様な景色を見ることが出来ます。
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 ここまでの写真は全てiPhone6Plusで撮ったものですが、昼間であればスマホのカメラで十分に迫力のある景色を撮る事が出来るでしょう。しかし、この象山のスポット、台北101が見える方向が西側なので、夕焼けも綺麗に撮れると思います。

 また、X-T20で撮った何枚かの写真は、Flickrに上げておきました。1枚だけリンクを貼っておきます。
 象山へ行くときの注意点ですが、最初に書いた通り、散歩のつもりで行くと痛い目に遭いますので、歩きやすい服装と靴で行って下さい。また、飲料水も忘れずに、特にこの時期は熱射病に対する注意が必要です。今の季節ですと蚊が多いので、虫よけや、虫刺され薬も必須です。今回行って、個人的に感じたのは、冬に入る前の晴天が続く季節に行くと、いいのではないか、と思いました。また、夕方や夜景の撮影には三脚が必須なのに加えて、遊歩道の灯りが少ないので、懐中電灯を持参した方がいいでしょう。何しろ階段が急なので夕方以降は、足元に対する注意が必要です。
 距離的には、台北101からもさほど遠くはないので、行きやすい場所ではあるでしょう。実際に私も、今日少なくない外国人観光客を目にしました。今回は下見として行ったのもあり、また天気の問題もあって、ざっと一回りして終わりと言った感じでした。しかし、個人的には機会があれば、夕方の日の入り時刻や夜間の撮影をしてみたいな、と思わせられる場所でした。実際に、ネット上で目にする夜景の写真には見ごたえのあるものが結構あるので、撮影ポイントさえ上手く抑えられれば、いい写真が撮れるんじゃないか、と思います。



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by ken1horie | 2017-05-29 22:03 | 台湾生活 | Comments(0)

濱江街180巷

 台北松山空港近くの飛行機撮影スポット濱江街180巷、実を言うと最近になって行く様になりました。元々飛行機写真は撮らなかったのもあり、また台北に住んでいた割には、こういうスポットがある事も知りませんでした。昨年に一度行ってみようと思い立ち、行ってみたところ、確かにこんなに近くで飛行機を観る事が出来る場所は、多分他にはないだろうな、と思ったくらい近くで飛行機を観ることが出来るスポットでした。グーグルマップで検索して頂ければ、この濱江街180巷という道路がどれだけ滑走路近くにある道路かが判ると思います。
 当然、その様な場所であるために、来年以降は、この場所が閉鎖されるであろうというニュースが既に今年3月には報道されています。
 私自身は、それほど飛行機好きでもないのですが、ここで飛行機を観るのは、確かに気に入っていてカメラも新しくなった現在、機会があれば出来るだけ行こうと考えています。
 さて、どんな風に飛行機が観れて、写真が撮れるのか、ですが自分のFlickrにアルバムとして作っておきました。観て頂ければ判ると思うのですが、本当に飛行機の近くなので、スマホでも十分大迫力の写真や動画が撮れます。以下の2つの動画はスマホで撮影して、自分のInstagramに上げたものですが、観て頂ければどれだけ近い距離で飛行機を観る事が出来るのか、が判ると思います。
 また、以下の写真はX-T20で撮ったものです。休日となると、たくさんの人がここで飛行機を観ています。また、飛行機が離陸する時には、ジェットエンジンの熱風にさらされて吹き飛ばされそうになるくらい近い距離であることも、ここに立っていると判ると思います。
 写真をちゃんと撮るようになったのは、X-T20を入手してからなので、枚数自体は少ないのですが、それでも年内は機会があれば写真を出来るだけ撮りに行きたいと考えています。何しろ、来年からは撮る事が出来なくなってしまいますし。
 私自身は、望遠レンズを所持していないので、標準ズームで撮っていますが、それでも十分に撮れるので、長玉レンズを持っていなくても心配ないと思います。何しろ、レンズを広角側に振っても、着陸態勢飛行機の真下にいる場合は、画面に収まりきらないくらいの高度で飛行機が自分の上を飛んでいきます。そんな状態なので、スマホのカメラでも十分撮影が楽しめるのです。
 さて、この濱江街180巷ですが、当然道路なので自動車の往来もありますので、安全には注意して下さい。アクセスに関してですが、MRTの最寄り駅からは20分くらいは歩くでしょうか。松山空港駅よりも、中山国中駅から歩いた方が近いと思います。また、バスであれば第二市場だったかな、の近くのバス停で降りれば、歩いてすぐ目的地に着くでしょう。
 こういった場所は、台湾旅行等では、訪れる機会がないと思います。また、アクセスに関しても、あまり便利ではありません。それでも、こういう隠れスポット(とは言え、飛行機好きの方達の間では有名な場所みたいですが)で、一般的な台北観光から逸脱した楽しみを見つけるのも、またいいのかも知れません。

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by ken1horie | 2017-05-07 15:51 | 台湾生活 | Comments(0)

お弁当を電鍋で温める

 台湾では、お弁当を温める事を「蒸便當(拼:zheng1 bian4 dang1、注:ㄓㄥ ㄅㄧㄢˋ ㄉㄤ)」と言います。因みに、この「便當」ですが、中国では通じない中国語の一つです。日本語由来で、台湾に定着した中国語と言えるでしょう。その「蒸便當」用の「蒸飯箱(他にも呼び名はあるかも知れません)」と呼ばれるお弁当加温機と、ステンレス製のお弁当箱の組み合わせは、この台湾ではよく見られる光景だと思います。前回の自炊の記事でも書きましたが、私もこのステンレス製のお弁当箱を現在愛用していますし、会社にある蒸飯箱のお世話にもなっております。しかし、それ以外にも台湾の電鍋を使えば、「蒸便當」は可能です。現に、今でも仲良くさせてもらっている私の論文指導教授も、研究室には小型の電鍋を置いておいて、お昼はそれでお弁当を温めて食べています。今回は、休日を利用して、家で「蒸便當」をやってみました。
 まずは、こちらが電鍋。台湾の誇る大同電鍋です。
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 この電鍋、うちではご飯を炊く事よりも、温めや蒸しで使われる場合が多いです。ご飯はやっぱり日本の所謂炊飯器で炊いた方が美味しいので、ご飯は日常的には炊飯器で炊いています。時間がある時なんかは、ル・クルーゼのお鍋で炊いたりしています。
 そして、こちらがステンレス製のお弁当箱。自分はこのタイプの形状を使っています。
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 パッキン等は付いていないので、密封出来るわけではありません。ですから、汁物を入れてしまうとこぼれてくる恐れがあります。カレーは何度かやったことがありますが、ちゃんと水平に運んでいけば、問題ありません。今回は焼き餃子をお弁当にしました。会社には何度か持って行った事があり、問題がないことは確認済みです。
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 焼き餃子と言っても、自分で作ったわけではなく、台湾大学の辛亥路側にある阿玉水餃で買ってきたものを焼いただけです。余談ですが、うちでは水餃子でこれを食べることは殆どありません。殆どが焼き餃子です。この焼き餃子を日本から持ってきた旭ポンズに柚子胡椒を加えたので食べると、本当に美味しいし、ビールにもよく合うんです。これを食べながら、台湾ビール18天生を飲むのは、一つの至福の時間とも言えるでしょう。

 さて、電鍋での「蒸便當」へと話題を進めましょう。まずは、電鍋の底に蒸し器として使う時のプレートを置き、水を適量入れます。
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 水を入れたら、お弁当箱を電鍋にセットして、スイッチを入れます。あとは、スイッチが自動的に戻るのを待つだけです。
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 さて、カチンとスイッチが戻る音を聞いたら、お弁当箱を取り出しましょう。お弁当箱は熱くなっていますので、取り出すときは、火傷に注意して下さい。
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 温まった餃子は、こんな感じでした。全体的にムラなく温まっており、特に問題はありませんでしたが、加熱用に加えた水が少し多かったのかも知れません、ちょっとだけ皮の部分がふやけた感じになっていました。
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 温めに要した時間は、約40分程でしょうか?温まり具合は、かなり熱々でした。温まり具合に関しては、会社にある蒸飯箱での仕上がりと全く変わりがなく、電鍋でも問題なくお弁当を温められることが判りました。今回は焼き餃子でしたが、機会があれば、ご飯のお弁当でも試してみたいところです。

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by ken1horie | 2017-02-19 17:25 | 台湾生活 | Comments(0)

台湾での自炊生活

 台湾での生活、と言っても私は台北での生活経験しかありませんが、一人暮らしである場合、自炊をするのは中々難しいと思います。理由として、一人暮らし用のアパートにはまず台所がなく、自炊する事を想定した部屋として作れられていない事が殆どです。友達でも、一般家庭向けの部屋を友人や同級生同士等でルームシェアしている場合とかは、自炊をしていたりする場合もありますが、やはり状況によって、人それぞれでしょう。確かに一人暮らしの場合、日本と違って自炊するにはあまり便利ではない感じです。市場で材料を買う場合でも、大体の場合は家庭用の分量が中心となりますし、スーパーでも日本みたいに、一人暮らし用の小分けパックされたものが売っているわけでもありません。私の台湾人の友人でも、料理ができる人は多い感じもありません。

 現在、一人暮らしでもなく、一般家庭用の部屋に住んでいるのもあり、自炊生活をしています。現在住んでいる所は、台所は広く、ガスコンロもあり、冷蔵庫も一般家庭で使われているサイズのものが備えられています。この場所に決めた理由の一つは、台所が広い事もありますが、住む場所としてちゃんとしてた事が、最大の理由でしょう。台湾で部屋を借りる場合、生活に適した部屋を見つける事が、個人的には難しい気がしています。尤も、一人一人の要求条件が違うので何とも言えませんが、現在住んでいる場所は、私が台湾で初めて住んだ風通しの良い部屋であることも違いありません。ですから、雨続きの台北の冬でも部屋の空気が重くなる感じもなく過ごしています。
 これはあくまでも、個人的な感想でしかありませんが、台北で部屋探しをしていると、どうも生活に適した、というより見てくれ重視の部屋が多い感じがします。あくまでも、個人的にそう感じているだけなのですが。

 さて、今回の記事の自炊に関してですが、自分の場合は基本的に週末になると市場へ行き野菜、果物、肉類を買ってくる形で、材料が足りなくなると平日にスーパーで少しだけ買い足す形でいます。生鮮食品に関しては、市場で買う方が圧倒的に物がいいと感じているで、平日でも市場で買えればいいのですが、そこは自分の場合は難しいので、出来る範囲でしかしていません。また、お昼にはお弁当を持参していますが、基本的には晩御飯のおかずを詰めていく形でしています。
 お弁当箱は台湾のステンレス製の物を使っており、会社にある加熱保温器で、温めています。この、お弁当の加熱保温器で温めたお弁当ですが、熱々に温まる上に、電子レンジでの温め直しと違い、均一にムラなく温まるので、個人的には気に入っています。カレーやパスタ、ドリアや焼き餃子もお弁当で持って行ったことがありますが、問題なく熱々に仕上がっていました。豚バラ肉の角煮をお弁当に持って行った時なんかは、脂身がふわふわにとても美味しく温まります。
 普段作っているおかずに関しては、それこそ日本にいる場合とあまり変わらず、炒め物を作ったり、豚バラ肉を煮たり、時々は鳥唐揚げなんかも作ったりと、週末の空き時間や平日の余裕に合わせています。ただ、毎日必ず作るわけでもなく、例えば焼き餃子であれば、台湾大学の辛亥路側にある阿玉水餃を焼いて(フライパンで通常の焼き餃子と同じ様に焼いています)いたりとか、パスタに関しては瓶詰のパスタソースを利用したりとかしています。カレーは既製品のカレールーを使っていますし、ドリアとかグラタンっぽいものは、やはり既製品のシチュールーを使っています。また、棒ラーメンをはじめとしたインスタントラーメン類も利用しますし、キャベツが安い時期は、お好み焼きを作ったり、真空パックの茹でうどんを買ってきて、焼きうどんなんかも作ります。

 調味料に関しては、台湾にあるもので大体済ませていますが、日本へ行った時に買ったりとか、あるいは台湾に来る友達にちょっとだけ買ってきてもらったりとかしています。台湾でも日本の調味料を買うことはできますが、日本よりも高い場合が殆どです。とはいえお味噌に関しては日本の物の方が好みなので、こちらは日本の物を使用しています。お醤油に関してですが、台湾の物でも砂糖や化学調味料を添加していないものがあるので、それらを選び使っています。調理酒、砂糖、塩、酢、油類は台湾の物を使っていますが、特に不便を感じたことはありません。また、中華系の調味料、例えばオイスターソースや、XO醤、豆鼓、豆板醤なんかは普通に手に入るので、日常的に使用しています。
 ただ、台湾での洋食系の材料は今でも入手が難しいか値段が高めです。私自身は和食が食べられなくても、そんなに問題はないのですが、時々チーズとか、ソーセージとか、生ハムとかが食べたい人なのです。そんなに高級なやつじゃなくて、それこそ日本のスーパーで売っているようなもの、シャウエッセンとか、特売の切り落とし生ハムとか、チーズもミモレットやゴーダが時々食べれられればいいだけなんですが、台湾は基本的に乳製品が高く、食べたいと思えるチーズ類が総じて高いです。また、ワインも安ワインでいいのですが、日本で買うよりも高めに感じます。あと、普通のソーセージやベーコンが甘いので、こちらも選ぶ必要があります。自分がよく食べるのは、イケアの冷凍フランクフルトで、値段や味を勘案すると、これが一番無難に感じています。なんだかんだとイケアの冷凍食品類は、時々利用しています。

 さて、自炊でのコストや光熱費とかですが、これは人それぞれ違うと思いますので、何とも言えません。でも、自分の場合は、一人暮らしの外食時より、大幅に下がりました。光熱費を含めても、一人暮らしの時よりも、下がっています。今住んでいる所の大家さんは、光熱費に関して実際の電気、水、ガス会社から来た金額をそのまま請求してくるだけなのもあり、光熱費に関して個人的には一人暮らしの時よりも安く感じています。
 一人暮らしの所謂套房では、例えば電気代に関してはメーター1度数5~6元とか、そんな契約になるので、実際台湾電力からの請求金額より高い場合が殆どでしょう。そういう部分も、大家さん次第となるのですが、そういうのもあり、以前部屋探しの記事にも、部屋を探すときは大家さんの人柄も大切と書いた記憶があります。
 実際、自炊に関しては自分自身の考えでは、無理してやるものでもないと思っています。自分の場合は、食べたいものが自分で作れる環境にあることも、自炊をしている理由の一つです。それと、気分転換にもなるので作っている部分があります。元々、私は台所で料理をしながらお酒を飲むのが好きな人ですし、台所で本を読んだりとか、お茶やコーヒーを飲む習慣もありました。そういう意味では、台所がある部屋に台湾でも住みたいと思っていましたし、その方が自分の生活には合っている、ということだと思います。

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by ken1horie | 2017-02-12 14:13 | 台湾生活 | Comments(0)
 2017年がスタートし、既に1カ月近くが経っています。気が付けば、このブログでは新年のご挨拶をしていませんでした。暫く、ネタがなかった事もあり、また今もネタはありませんが、新年のスタートと、旧正月まであと1週間を切った現在、ちょっとした記録的な意味合いも含めて、ブログを書いておく事にしました。
 とはいえ、実際に何を書こうか、とパソコンの前で悩んでいます。特に最近は目新しい事があった訳でもなく、仕事の方もだいぶ慣れてきており、それなりに順調と言えばといいのか、変化がない毎日と言えばいいのか、を過ごしています。今年の8月末には、台湾生活10年目を迎える今年は、一つの区切りの年でもあるかも知れません。本当に、ここまで長くいるとは思いませんでした。そして、まだ暫くの間は、台湾で生活しているかも知れません。とは言え、人生何が有るか判らないので、突然日本に帰国する事になったりとか、或いは別の場所へ行く可能性もあります。私自身は、日本で一つの会社に長く勤める生活はもうないでしょうし、台湾でこのまま今の会社で勤め上げる可能性も、無くはないかも知れませんし、或いは他の場所に行く事もあるかも知れない未来を受け入れつつ生きていくしかないでしょう。それもまた、一つの生き方だと思います。
 この約9年間の間に、少なくない知り合いが、日本へ、或いは自分の国へ帰国していきました。まだ、台湾に残っている人たちは、そんなに多くはなく、また一度帰国した後に戻ってくる人も、殆どいません。私の知り合いでも、近々日本に戻る事を決めた人もいます。寧ろ私の様に台湾に残っている方が、珍しい部類だと思います。

 さて、お正月気分と言えば、台湾に来てからは、やはり旧正月の方がお正月と言う感じが強いです。ですから、今の気分は年末と言った感じです。先週あたりから仕事をしていても、やはり年末気分でした。台北は今の時期がちょうど一番冷え込む時期で、冬らしさも強く感じます。とは言え、今年の場合は比較的暖かい日が多い気もします。しかし、外国人として台湾にいる為に、台湾の一般的な旧正月とは無縁でもありますし、その時期は飛行機代も高いので、日本へ行く事もありません。毎年旧正月は、のんびりと静かに過ごす様になりました。それでも、何人かの日本人の友人は、旧正月の機会を利用して一時帰国したりもしています。

 取り留めなく、だらだらと書き続けていますが、またこの記事を最初から読み返しても、内容は大した事がないのに苦笑いさせられてしまいますが、まずは2017年の最初のエントリーとして、この記事を残しておこうと思います。
 今年は、どんな記事を書くことが出来るのか、或いはそろそろまた写真も再開したい気持ちもあります。最近はすっかりご無沙汰してしまいましたが、出来れば新たにカメラでも購入できればとも思っています。そんな感じで、今年1年が過ごせればと思っています。

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by ken1horie | 2017-01-22 15:20 | 台湾生活 | Comments(0)
 台湾で労働ビザ有りの就業について、昨年から何度か書いていますが。福利厚生についてはあまりきちんと書いていなかったと思いますので、今回改めて書いておこうと思います。

 まず、台湾でのローカルで就職した場合の福利厚生ですが、単純に日本と比較した場合、明らかに落ちます。まずは、有給休暇から書きますが、法律で規定されている内容では、就職1年目は有給休暇がありません。2年目に7日間付与されます。その後勤続年数が増えるにしたがって、日数は増えますが、日本の様に1年ごとに1日増える形ではありません。3年以上勤務で7日が10日となり、5年以上で14日、10年以上は、毎年1年ずつ増え、最大30日となっています。台湾の労働部が、休みに関しての計算サイトを公開していますので、こちらで確認すると判りやすいでしょう。
 また、その他の休みの規定も、労働部のサイトで公開されていますので、こちらを参考にするとよいでしょう。
 台湾の場合休日が少ないだ何だと、今揉めている部分がありますが、個人的には休日が少ないんじゃなくて、有給休暇があまりにも少ないのが問題だと思っています。何か突発であった場合に、有給で対応が出来ず欠勤扱いになってしまうのは、やっぱりどうなんだろうか?と思う部分があります。

 健康保険に関しては、台湾にもあります。毎月の給料から、保険費は引かれています。保険代はもしかしたら、給与金額で変わってくるのでしょうが、私の場合は1000元に満たない金額です。余談ですが、台湾の健康保険は、写真入りのICチップ付きカードで、診療履歴が全てICチップに記憶されているので、わざわざお医者さんに過去の病歴を言う必要がない場合もあります。また、複数の病院に通院している場合、薬の飲み合わせに関しても、お医者さんの方で確認出来る様になっています。
 労災保険も、同じ様にあり、やはり健康保険と同じ様に給与から差し引かれています。こちらも、私の場合保険代は1000元に満たない金額となっています。しかし、失業保険は外国人は対象外で、同じく労働年金(日本でいう厚生年金と似たような制度と思って下さい)も対象外となっています(台湾人と結婚している場合は、対象になります)。詳しくは労働部労工保険局のサイトを確認して下さい。

 結局、台湾でローカルでの就職をした場合、給与の面や社会保障の面を考えると、日本よりも劣る面が少なくないので、ある程度先の事も考えておかないと、不安な面があると思います。ヘッドハンティングをされて台湾で働いている場合なんかとは、明らかに違うでしょうし、そういう方は、多分他にも色々と転職や起業等のチャンスなんかもあるのではないでしょうか?例えば、ローカルで働く場合、業種や会社によって違いはあると思いますが、少なくとも中国語は仕事で使えるレベルではないと、非常にキツイでしょう。しかし、私の場合ですが日本で同じ仕事をする場合の1/4~1/2の給与金額である現実を考えると、台湾の給与水準がとても低いレベルであるのが判ると思います(それでも私の給与金額は、台湾では高給の方に入ります)。

 また、台湾で生活する場合、先日のクレジットカードの申し込みの記事アパート探し記事でも書きましたが、色々な申請事や問い合わせに関しては、中国語が必須です。英語で対応してくれる場合もありますが、それでも中国語は必須となるでしょう。これは、あくまでも台北の場合ですが、中南部に行くとなると、これに閩南語(所謂台湾語)も必要となります。

 実際に台湾の場合、それらの現実的な問題がある為に、人材の流出も止まりません。また、外国人を雇用するとしても、給与が一般の台湾人よりも高くなるので、嫌われる部分もあります(それでも、やはり給与水準としては低い)。また、日本の国際的なプレゼンスも低下している中、私の勤務先でも、中国での案件や、中国企業の案件の方が多く、また台湾本社よりも中国支社の方が規模が大きくなっている現実もあり、日本人が必要とされる部分は、少しずつ減っていると思います。

 少なくとも、台湾のローカルで働く場合、尤も会社にもよるのですが(確かに一部では福利厚生のよい会社もある事を耳にしていますが、基本的には台湾の法律に準じている場合が大多数でしょう)、日本並みの福利厚生は望めない、と思っていた方が間違いないでしょう。

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by ken1horie | 2016-10-25 16:29 | 台湾生活 | Comments(0)
 昨年のエントリーで、台湾で仕事を探す記事と、その続編を書きました。また、先日も就職後1年経った記事を書いています。私自身は、台湾での就職に関して今の会社のみでの経験しかないので、他の業界や業種、或いは会社については判りません。しかしながら、台湾のある日本大手企業での現地採用に関して、知り合いから誰か紹介してもらえないか、という話が来たりして、その内容に関して思うと、台湾で中国語が話せ業務が出来る日本人というのが、中々探し難いのではないのか?という感じもしています。
 そもそも、中国語が出来れば、台湾での就職に関して、就職サイトの104人力銀行1111人力銀行を利用して自分で仕事を探す事も可能ですし、台湾での人脈もある程度はあるでしょうから、そのツテで仕事を探す事も可能でしょう。私自身も、現在の仕事は1111人力銀行で目にした会社に応募をして採用をされました。また、友人が働いている会社で欠員が出来たとかいう話も耳にしますし、大学の先輩からも仕事の紹介話なんかもありました。ある日本人の友人は、やはりツテから就職しています。

 台湾には確かに日系の就職紹介会社があります。しかし、それらの会社に登録している日本人の多くが、まず中国語があまり出来ず、それでも台湾に残りたいと希望していると、話を聞いたことがあります。それ故に、そういう日本人は台湾での就職時に足元を見られてしまう現実もあるらしいという事です。
 104人力銀行や、1111人力銀行で応募した場合も、面接の連絡は電話が掛かってくる場合が殆どでしょう。その時に中国語で対応が出来なかった場合、面接場所や時間に関しても、全く判らず面接にたどり着く事は、まず難しいかも知れません。私の場合も、面接の案内は電話で来ましたし、実際の面接は中国語で行われ、最後に日本語が話せる董事長(日本では会長に相当)との面接は、日本語で行われました(余談ですが、董事長は業務でも私には日本語で話す事もあります)。ローカル企業で働く場合、当然中国語は必須となりますし、面接も中国語で行われるのは、当然の事だと思います。そういった場で質問に対し、中国語で素早く対応が出来たり、機転の利いた回答をするには、やはりそれなりの語学力と業務経験や知識等が必要になってくるのではないでしょうか?

 さて、最初に書きましたが台湾で中国語が話せて業務が出来る日本人を探す、というのが意外と難しいのではないのか?と思う原因に、やはり中国の存在もあると思います。昨今に於いては中国の方が労働条件が良いとの話を聞きますし、私の知っている台湾人の中にも、中国で仕事をしている人がそれなりにいます。また、仕事の規模や待遇に関しても台湾より遥かに良く、台湾に戻る気にはなれない、と言った本音も耳にします。当然優秀な人材は、待遇の良い方へ行きますし、待遇の良い場所から離れる気もないでしょう。そういう面から見ると、やはり台湾は労働市場としては魅力に欠ける場所であると言わざるを得ません。じゃあ、何で私は台湾にいるのか?と聞かれれば、自分には実力も運も無いんでしょうな、と溜息交じりに言うか、まだチャンスが巡ってこない、と言うかしかないでしょう。そういう批判に対しては私自身は甘受するしかない、と言うのが本音ですし、苦笑いでそう答えるしかないと思っています。

 結局のところ、私は日本と台湾、しかも台北のみですが、の2箇所での生活経験しかありませんが、日本も台湾も同じ様に現実的な問題があり、それは変わらないという事です。それは、仕事をする上でも変わりません。台湾が理想的な場所でもなく、あくまでも日本と同じように現実的な問題がある社会である事には変わりがありません。そんな中で、これから先もどの様にして生きて行くかは、やはり頭の片隅に常に存在しています。それでも尚、そういった現実と少しでも向かい合って行きたいと思う部分はありますし、そういう現実の部分を少しでも知りたいという部分はあります。そして、それらの事を今後もここに書き残しておければ、と思う部分もあるのです。

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by ken1horie | 2016-10-10 18:11 | 台湾生活 | Comments(0)