台湾その日暮らし


by ken1horie
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正採用後

 勤務先での試用期間3か月が過ぎ、正規採用となりましたが、特に会社側から何か言われる事もなく、毎日淡々と自分の業務を過ごしています。試用期間終了後に、上司や会社から何も言われない場合、そのまま正規採用となる場合が少なくないみたいで、台湾人の知り合いからも「上司から何も言われなければ、問題ないよ」とも言われました。私自身は、日本人の知り合いで台湾で会社勤めを始めた後、試用期間が終わって解雇された例を知っている為に、多少なりとも気にはなっていた部分がありました。

 実際、こうして働いていて感じるのは、自分自身が勤務している会社は、中小企業(とは言え規模は大きいですが)で、私自身も日本では中小企業勤務が長かった所為のか、あまり日本で働いていた時との違いは感じていません。尤も、顧客の約8割が日本企業である事を考えると、日本で働いていた時との違いが少ないのは、ある意味当然なのかも知れません。あとは、会社勤めを始めるまで、台湾生活もそれなりの期間があり、また大学で台湾の組織運営がどういうものなのかに、慣れていた部分も影響しているかも知れません。

 台湾でローカル採用で会社勤務を考えている方が、どれだけいるのか、は私には判りませんが、ある程度の中国語力があり、専門知識か技術があれば、それなりに仕事が見つかる可能性はありますが、給与や福利厚生面では、明らかに日本より落ちる部分があるので、大企業勤務経験者には、お勧めは出来ないでしょう。また、中小企業勤務が長い方でも、やはり実際に働いてみないことには、勤務が可能かどうか判断は難しいかもしれません。私自身は、偶々業務上基礎となる部分があった事と、中国語でのコミュニケーションがほぼ問題ない事、そして顧客の大部分が日本企業であった事が幸いして、何とかやって行けていますが、そういう会社が上手く見つかる可能性も高くはないでしょう。
 元々私は日系企業での現地採用は望んでおらず、台湾ローカルの企業に勤務していますが、それ自体がラッキーだったのか、どうだったのか、も台湾のほかの企業で働いた経験がないので、何とも言えません。

 さて、台湾では尾牙(会社の忘年会)の季節でもあります。もうすぐ、旧正月のお休みとなる前、多くの企業が尾牙を行うのですが、私も初めて参加してきました。レストランで食事をして、くじ引き等ありますが、大企業と違い芸能人が来て歌う訳でもなく、普段より豪華な食事をして、多かれ少なかれ気を使いながら、お酒のグラスを片手に会社の上層部に挨拶をしたりとか、ある意味日本と変わらない部分があります。先日、ニュースで出来る事ならこの尾牙に参加したくない人が少なくない、という記事を目にした時、何となくその気持ちが解る気もしました。また、この尾牙に参加すると、社内の人間関係も見えてくるわけで、結局組織に所属する事は、日本も台湾も、あまり変わりはないのかも知れない、と感じた部分もありました。

 私自身は、特別台湾に幻想や期待を持っていた訳でもなく、結果的に今の状態でいますが、台湾に対して何かしらの期待を持っていたら、多分色々とガッカリしたり、失望する部分はあったのかも知れません。台湾で、しかもローカルの企業で働いていると、やはりそれなりに目にする事とかもある訳で、そう言った人間関係とか、人間のドロドロした部分は、国境とかはないんだな、と本当に思います。
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by ken1horie | 2016-01-27 23:25 | 台湾生活 | Comments(0)