台湾その日暮らし


by ken1horie
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台湾大学の進階英語

 大学部でも、大学院でも、卒業条件としての英語の規定があります。これは、TOFELやIELTS、またはケンブリッジ英検や、台湾の全民英検で、一定の基準をクリアするか、或いは「進階英語」を受ける必要があります。人類学系の後輩が、これに関して詳しく記事を書いているので、そちらを参考にして頂ければ判るのですが、私は後輩とは違い、この全民英検をクリアできずに「進階英語」を受けたので、この「進階英語」の内容を中心に記事を書こうと思います。

 まず、この「進階英語」を受ける前に、必ず台湾の全民英検の一次テストを受けなければなりません。このスコアによって、クラス分けがされるのです。ですから、この一次テストにクリアしてしまえば「進階英語」を受ける必要は無くなります。実際に、交換留学や、大学卒業後に国外留学を考えている学生は、TOEFLやIELTSを受ける場合が少なくありません。全民英検は、台湾国内でしか通用しないらしいのもあり、実利面を考えTOEFLやIELTSを受けるのというのは、確かに間違いのない選択だと思います。
 しかし、台湾大学の学生全てが英語が得意な訳ではありません。実際には、英語が使える学生は多い印象がありますし、理系の学部や、或いは文系でも経済学、社会学、人類学等の学部は英語の教材を多く使うのもあり、やはりその影響か英語に慣れ親しんでいる学生は少なくないと思います。余談ですが、一番英語に触れる機会が少ないのは、私がいる歴史系です。
 ですから「進階英語」を受けた時に、妙にホッとした記憶があります。台湾大学でも、英語が苦手な学生がいるんだな、と。

 「進階英語」の実際の講義内容は、指定の教科書によって進みます。そして、2回に1回小テストがあり(毎回だったか、ちょっと覚えてません。ごめんなさい。)、その内容の80%は教科書から出題されるので、兎に角ちゃんと教科書の内容さえ勉強していれば、落とすことはありません。しかしながら、やはりこの進階英語を受けるのは、確かに面倒さも感じます。それ故に、全民英検を割とちゃんと勉強して受ける学生も少なくないのでは?と思います。
 そして、その面倒さもあり、私は3年生の夏休みの時に、この「進階英語」を受けました。友人からその方がいい、と言われ実際にそうしたのですが、夏休みに英語の勉強をする、という感覚で受ければ然程苦にもならず、取り敢えずその時にパス出来ました。そして、やはり実際の学期中に受けるとなると、割と負担も少なくない内容だな、とも思いました。
 私自身、取りあえずパスはしましたが、成績はあまり良くありませんでした。とは言え、やはりこういう講義を受けると英語力は多少なりとも上がるもので、今でも英語には苦手意識がありますが、少しずつ読む様にはなりました。

 個人的に思うのですが、この「進階英語」、もし受けるつもりであれば、早めに受けておいた方がいいかも知れません。それによって英語力が多少なりとも上がると、英語の教材を使う講義の負担が減ります。そして、夏休みにそれだけ受けておくと言うのも、また一つの夏休みの過ごし方ではないでしょうか?
 実際に私は英語が苦手で、今も苦手意識はありますが、それでも大学院では英語の教材を毎週読む講義を無理して受けたのですが、やはり英語力の上昇を多少なりとも感じることが出来ました。そして、自分が何故英語が苦手なのか、も明らかに英語に触れる時間が少ないのを痛感しました。
 中国語は日常的に使っていますし、読むのも苦労は殆どありません。それを考えると、やはり日常的に意識して言語に触れていないと、その語学力の上昇って、あり得ないんだな、と思っています。そして、確かにちょっとでも読めるようになると、以前よりかは英語の物も少し読もう、と言う気になるものです。

 語学にしろ、勉強にしろ、或いは仕事にも当てはまるかもしれません。最初は苦しいのですが、そこを何とか突破すると、要領が判ってきてスムースに進みます。その後に、また壁が来るとは言え。結局は、日々の積み重ねなんだなと、今更ながら改めて思うのです。
 台湾大学でも、英語を回避しつつ、卒業する方法はあります。しかし、中国語はもとより、英語に関しても触れたり学べる機会があります。そういうのを上手く利用するのも、また台湾大学で学ぶ利点ではないのでしょうか?とは言え、私も英語からはちょっと逃げながら過ごしていますが。
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by ken1horie | 2015-07-03 11:48 | 台湾大学留学 | Comments(0)