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台湾その日暮らしが終わり、2018年3月に帰国しました。


by ken1horie
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 2月5日大雪の予報にもかかわらず、どうしても車移動が必要な状況で、やむなく運転をすることになりました。とは言いながらも、予報では遅い時間になればなるほど雪が強まるとのことだったので、出来るだけ早く仕事を終えて帰るつもりでいました。

 しかし、何だかんだと打ち合わせが終わったのが16:30過ぎで、色々と後片付けを済ませて車が走り始めたのは17:00過ぎ。当然首都高は既に通行止めの区間も出ていました。そんな中、何とか首都高に乗って、家まで車で走って帰ってきたのですが、確かに最近のスタッドレスタイヤは雪道でもグリップして安心して走ることができるのを実感した帰り道でもありました。

 スタッドレスタイヤ、昨年にブリヂストンのブリザックVRX2からVRX3に履き替えており、まだタイヤも新しい状態であったのも、安心して走って帰ってこられた理由の一つだと思っています。




 それにしても、雪が浮いている高速道路でタイヤがグリップしている感覚の不思議なことと言ったら、何と形容したら良いのか判りません。当然、慎重にスピードも抑えながら運転をしていましたが、車線変更の時でも、大きな不安を感じずにできました。雪が既にうっすらと積もっていて、軽く轍ができた状態でも、なのです。高速道路を降りた後も、雪がうっすらと積もっている、それなりに急な坂道でも坂道発進も問題ない状態は、本当に技術の進歩と弛まぬ企業努力の結果を感じずにはいられませんでした。

 高速道路を降りた後の一般道は渋滞が激しく、渋滞を抜けたあとも雪の降りの勢いは一向におさまらず、路面上の雪は増えるばかりで、ますます運転に気が抜けない状態でした。それでも、スピードを落として、慎重な運転を続け、何とか無事に家まで辿り着きました。無事に帰ってこられて、しかもスタッドレスタイヤのグリップ力がかなりあるのが判ったとはいえ、こういうことは、何度もしたいとは思えないのが正直なところです。

 そして、スタッドレスタイヤの性能がものすごく良くなっているのは、確かなのでしょう。その上で、コントロールしやすい上に確実に効くブレーキに変えたり、足回りを変えたり、シャーシの補強をしていることも、今回スタッドレスタイヤの性能をより引き出すことができたのではないか、と思っている部分があるのです。特にブレーキのコントロール性の高さは、雪道でのブレーキングにも確実に応えてくれた事だけではなく、大きな安心感も与えてくれました。足回りの路面に対する追従性の良さとリアタイヤの確実な接地感によるタイヤからの豊富なインフォメーションは、足回りの交換のみの効果だけではなく、モーションコントロールビームがシャーシの剛性を高め、余分な振動を吸収している事に加えて、リジカラによる更なるシャーシの補強効果が効いているのかも知れません。それらも含めて、スタッドレスタイヤの性能を十分に引き出すことができているのなら、それらは自分が今までにしてきたカスタマイズが間違いなかったことを如実に証明してくれているかのようでした。

 当然、カスタマイズには人それぞれの好みや目的が反映されていると思います。自分のしてきたカスタマイズが、誰にでもフィットするとも思えません。ただ、以前にもBlogに書いていますが、車のカスタマイズは、やはり自己満足の世界みたいなもので、本人が良ければ、それで良いと思うのです。こうして雪道を走って、自分のしてきたカスタマイズが間違ってなかったんだなぁ、と思えるだけで満足感が違ってきませんか?自分の車がより一層愛おしくなりませんか?好きな車であれば、やっぱり末長く一緒に人生を歩んで行きたいじゃないですか。

 もっと早い車だったら、他にも色々とあります。
 もっとラグジュアリーな運転しやすい車だって、他にも色々とあります。
 使い勝手が良くて、室内が広い車だって、たくさんあります。
 それでも、今乗っている自分の車が好きならば、それで良いと思うんですよ。みんな違って、みんな良いって、そういう事じゃないかな、と思うんです。

 最後に、そろそろ夏タイヤへの履き替えの予約をしないと、と思っていつもお世話になっているタイヤ屋さんに電話した時に言われました。

 「最近のスタッドレスタイヤは、凍結路に気づかないくらいグリップするんですよ。なので、心のブレーキはしっかりかけてください。」

 凍結路に気づかず、それで事故ってしまうことも、あるんでしょう。それくらいスタッドレスタイヤの性能は上がっている、ということなんでしょう。私も今回の大雪の帰り道に雪が浮いている高速の合流部で、いつものように良い感じのスピードで走っていた事を思い出して、ちょっと冷や汗が出ました。

 まだ、この後も雪が降る日はあるでしょう。皆さん、ご安全に。そして、冬はやっぱりスタッドレスタイヤを履いていた方が間違いないと思うのです。命あっての物種ですし、スタッドレスタイヤを履いていないばっかりに、自分が誰かの命を奪ってしまうことがあるかも知れません。車を悪者にしちゃいけないと思うんです、車を愛している人間であるのなら。

# by ken1horie | 2024-02-22 21:10 | | Comments(0)
 昨年台風の影響で8月末から11月末開催となったABARTH COFFEEに初参加して、今回も8月23、24日に箱根ターンパイク大観山駐車場で開催されるこのイベントに参加してきました。こう言うイベントがないと箱根ターンパイクを走ることもないですし、昨年参加した時に目にしたABARTHの車が並んでいる姿も壮観だったのが印象に残っていたのも参加動機になっています。

 今回は23日の方に参加してきました。開始時間は10:00からでしたが、去年も朝早くから続々と皆さん集合していて、生憎の雨模様だったにも関わらずイベント会場の駐車場から車が溢れ出ていたのが強く印象に残っていたため、今年も朝早くから会場に向かいました。
 今年は幸いにして天気に恵まれ、やっと2車線に復帰した西湘バイパスを走るのはとても気持ちが良く、左側に見える相模湾の景色が清々しい朝でした。西湘バイパスに入るとナビが「景色の良いルートに入ります」とアナウンスするのですが、まさにその通りでした。途中やっと修復が終わり完成した西湘PAでひと休みしたのですが、箱根を目指すアバルト乗りさん達がチラホラと停まっていました。

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 西湘バイパスから箱根ターンパイクへと向かうと、小田原入口手前の休憩所にもアバルト乗りさん達が停まっていました。時間調整している感じでもありました。箱根ターンパイクはETCXが使えるのですが、この日のために会員登録しておいたのです。小田原入口を入ると前にも後ろにも車はなく、ひたすら登り道を走って行きます。所々にある休憩所で、アバルト乗りさん達の集団が停まっていました。皆さん大観山駐車場を目指してオフ会みたいな感じで、あるいはショップのお客さん達が一緒になって走って来ているのかも知れません。目にするABARTH車が段々増えてきてイベント会場に近づいているのが判ります。

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 標高が上がるにつれ外気温が下がっているのを感じたので、途中から窓を全開にして走りました。朝のターンパイクを窓全開で走るとなんと気持ちの良いこと。これだけで気持ちがリフレッシュされますし、空気が良いのも判ります。こんなに気持ちが良いんだなぁ、と走っていると、あっという間に会場に到着しました。到着した時点で既に会場は満車に近い状態でしたが、なんとか車を停めることが出来ました。後数分遅れていたら、会場外の駐車場に停めることになっていたでしょう。そう言えば、会場への入場待ちの時に車を誘導されているスタッフの方に「良いブレーキしていますね」と言われました。先日入れたエンドレスのブレーキ、判る人には判るもんなんだなぁ、と思いました。
 イベント開始までの時間は会場周辺をぶらぶらしながら過ごしました。大観山駐車場から見える芦ノ湖の景色が素晴らしかったのですが、雲も多く出ており残念ながら富士山を望むことは出来ませんでした。それでも雲の合間から見える空の青さに心を奪われました。その間も絶え間なく聞こえるABARTH500、595、そして695の排気音。本当にあのゲロゲロサウンドは特徴的です。124スパイダーもちらほらと参加していましたが、多くは500、595、695での参加者でした。私自身は会場にいた時間が短かったので目にしてはいませんが、後でInstagramを見てみると、Classic ABARTHも参加していたようです。

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 23日のイベントは30分前倒しで9:30からスタートしました。会場に来る途中でSNSにタグ付けした投稿を提示してキーホルダーを入手し、続いてアンケートに答えてエコバックも頂きました。コーヒーは普通のホットコーヒーを選択し、それに加えてサソリマークの入っているクッキも頂いてホッとひと息。多くの参加者が行列してキーホルダーやエコバッグ、そして今回のイベントの主役であるコーヒーとクッキーを受け取っていました。
 今回入手したキーホルダーですが、とてもしっかりした良いもので、デザインも素敵なものでした。正直なところこんなに良い物が頂けるとは思っていませんでした。会場で早速車のキーに取り付けました。エコバッグは小さめのものですが、ちょっとした買い物の時には活躍してくれそうです。

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 コーヒーとクッキーを美味しく頂いたあとは、次々とアバルト乗りさん達がやって来る大盛況な様子を眺めながら早めに会場を撤収しました。折角の機会ですから、少しでも駐車スペースを他の人に譲って一人でも多くの人にこのイベントを楽しんで貰えたら、と思ったことに加えて、早めに小田原へ移動してお昼ご飯も混雑する前に食べたかったのです。
 小田原へ向かうルートは箱根新道を下って行きました。途中で何台ものアバルト乗りさん達とすれ違い、手を振って挨拶をしてくれる方も少なくありませんでした。走り慣れていない箱根新道では、運転の方に気がいっていたのもあり、自分はうまく手を上げて挨拶を返せなかった場面が少なくなく、ちょっと申し訳なく思っています。

 ところで先日フロントブレーキをエンドレスのチビ6に換えリアもローターを大型化しました。箱根新道を下っていく間、このブレーキ交換の威力が大いに発揮され、常に安心感を得られながら車を走らせることができました。また強めのブレーキングでも前のめりに車が減速することなく、沈む様に車が減速し、しかもその制動動作の確実性が大幅に上がっていました。なるほど、これであればワインディング路を安心して走ることができます。基本的にはエンジンブレーキを常に用いながら走っていたので、そこまでブレーキを踏むことはありませんでしたが。しかしブレーキを踏んで確実にスピードを落とす必要がある場面では、安心してブレーキを踏むことができる、そんな当たり前のことに不安を感じずに運転ができるのは、心理面でも大きな安心感に繋がります。改めてブレーキを交換して良かった、と心の底から感じました。

 このABARTH COFFEEのイベント、来年も開催されるのであれば、また参加したいと思っています。自分自身は現在車繋がりの知り合いや友人がいるわけではなく、またそう言う交流も強くは求めていないのですが、それでもこう言うイベントで色々なアバルト乗りさん達を見かけたり、ずらっとABARTH車が並んでいるのを眺めるのは中々楽しいものです。こう言うイベントに参加していると、595に乗っていて良かったなぁ、と改めて感じることに加えて、この先も大事にこの車を乗り続けて行きたいなぁ、と改めて思うのです。

# by ken1horie | 2023-09-03 12:56 | | Comments(0)

ブレーキを換えました

 少しずつABARTH 595ベースグレードに手を加えてきて、最後の仕上げとしてブレーキをフロントはエンドレスのチビロクへ、リアはASSO INTERNATIONALのビッグローターに換えました。




 コンペに乗っていたら、多分ブレーキを換えることはしなかったでしょう。最初からブレンボが着いていますし、それを敢えて換える必要はないと思います。それでもリアのローターを大きくして、ブレーキホースをステンレスメッシュに換えることはしていたと思います。ツーリズモだったら、そうですねフロントはコンペと同じブレンボにして、やはりリヤのローターを大きくする選択となるでしょうか。


 ネットで調べる限り、今履いている16インチのTWSのホイールも、冬タイヤ用の16インチのホイールもブレンボのキャリパーには対応している様なのですが、やっぱりキャリパーとホイールのクリアランスはかなり少なそうなのが気になっていました。チビロクであれば、ブレンボよりも小さめで、型紙でもホイールとのクリアランスを確認したところ、十分にいけそうなのが判りました。イタリア車であればブレンボじゃないですか?と言われそうなのですが、なんとなくなのですが、ブレンボにする気になれなかったのです、ハッキリとした理由はないのですが。

 

 フロントはこんな感じになりました。

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 リアはこんな感じです。

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 今回ここまでやったので、ブレーキホースもステンレスメッシュホースに換えています。そして実際に走ってみたところ、ノーマルでも十分に効いていたブレーキは更に効く様になって安心感が増しました。これは今回パッドを同じくエンドレスのMX72にしているのも影響していると思います。またブレーキペダルを踏んだ時の剛性感とカッチリ感が素晴らしくフィーリングも大幅に向上しました。加えてブレーキペダルの踏む量でブレーキングのコントロールもしやすくなりました。正直なところ、これはもうノーマルの状態には戻れないんじゃないのか、と思う様なくらいの変化でした。





 以前ABARTH 595の購入を検討していた時に、コンペにも試乗をしています。正直言うと、その時にはベースグレードとコンペのブレーキの違いを感じる事はありませんでした。コンペの方がブレーキが良く効く様な印象もなかったと思います。もしかしたら、その辺りも気にして乗っていたら、違いに気付いたのかも知れません。


 ブレーキを換えるとしたら、ベースグレード、ツーリズモ、或いはPISTAF595でしょうか。いずれもブレンボのブレーキではありません。とは言え実際にそこまで必要なのか?と聞かれれば、サーキットを走る予定がないのであれば必要ないと思います。実際にベースグレードのブレーキも十分によく効きます。リアのローターを大きくして、パッドを換えて、ブレーキホースのステンレスメッシュ化だけでも十分だったんじゃないか?とも思っています。それだけでブレーキ時の前のめり感はかなり改善できそうな気もしています。そして自分自身もサーキットを走るつもりはありません。尤も時間の余裕があって参加台数も少なく安全かつ気楽に走れる機会があれば行くこともあるとは思いますが。それでも積極的に走行会に参加するつもりはありません。ですから、実際にはここまでブレーキを良くする必要もなかったのは紛れも無い事実なのです。でも、カッコいいじゃないですか、エンドレスのキャリパー。リアもビッグローター化したことにより、ブレーキング時の前のめりになりがちな停止状態も改善されました。当然見た目のバランスも良くなっています。リアのローター、明らかに大きさが小さく見た目のバランスを欠いていましたから。自分でカッコいいなぁ、と自己満足できるのは大切だと思うのです。車に対する愛着もさらに深まります。


 さて、ここまですれば、あとは吸排気を弄ってECUも書き換えてパワーアップ、となるのでしょうが、全くする気がないのです。今のベースグレードのエンジン馬力で十分なのもありますが、それよりもギチギチのエンジンルームの状態を見ていたら、これ以上エンジンパワーを上げる気にはならないのです。エンジンルーム内の温度上昇による樹脂やゴム部品の熱による劣化が気になるのです。コンペと同じくらいまでなら大丈夫なんでしょうけれど、それでもする気にはなれません。何だかんだと言いながら、今くらいのエンジンパワーが自分にも合っていると思っています。


 時間をかけて、ここまでやっと来ました。車のカスタマイズは、人それぞれのやり方や楽しみ方があります。こういうカスタマイズは、自分の嗜好や乗り方に合わせて、していけば良いと思っています。それこそ、正解なんてないのですから、自分が、或いは家族がいる方は、みなさん揃って楽しめれば、それで良いと思うのです。


# by ken1horie | 2023-08-24 22:42 | | Comments(0)
 先日、ダウンスプリングを入れてきました。とは言え、ガッツリと車高が下がるタイプのものではなく、あくまでもザックスのショックアブソーバーに替えて若干上がってしまった車高を下げるくらいのものを選択しました。元々車高を下げる気はなかったのですが、それでもリアの車高が上がってしまったのが気になりだしてしまったのです。

 当然ダウンスプリングを入れると、乗り心地や走りの感じにも影響が出てしまいます。自分の場合は、あくまでも運転しやすさが大前提で、加えて長距離運転でも疲れないようにする、と言うのがカスタマイズの一貫した目標であり、また目的でもありました。幸にして、タイヤ交換及び軽い鍛造ホイールの装着からスタートしたカスタマイズは、続いてモーションコントロールビームの取り付け、ショックアブソーバーをザックスの500用リプレイスメント物に変更、そしてリジカラ取り付けと進めてきました。それらを行なってきた結果、リアのバタつきは抑えられ、リアタイヤの接地感も増して安心して運転できる車になりました。個人的には既にノーマルとは完全に乗り味の違う車になっていると感じています。それらに関しての記事は、以下の通りになっています。






 その状態で、今回ダウンスプリングを入れました。色々な選択肢から今回選んだのは、THREEHUNDREDさんのロワリングスプリングハーフダウン。当初はラ・ヴォーノさんのローフォルム+プラス スプリングKITにしようかと思っていたのですが、ベースグレードのアバルト595に取り付けた場合はダウン量が多そうなので、選択肢から外しました。




 実際に取り付けた結果ですが、フロントは殆ど下がらず。1センチ下がったかどうかも怪しい感じでした。リアは、2.5センチくらい下がったようですが、元々車高が上がってしまった分を加味すると、ちょうど良い感じに収まっています。尻上がり状態は、間違いなく解消されました。

 走りに関しては、車高が下がった分フラフラ感というのか、フワフワ感が消えました。また、乗り心地ですが、これが非常に良い感じにしっとりとしています。尻上がり状態も解消されたせいか、リアの腰高感も良い具合に解消された感じがします。車高を落としているので、サスペンションのストローク量は減っているはずですが、それでもそれを感じさせないのはセットになっていて一緒に交換したバンプストッパーが仕事をしているのでしょう。また、フロントにもセットになっているリバウンドストップラバーを組み込まれたのが効いているのか、以前に比べて剛性感が若干増して、加えて足も以前よりよく動いている感じです。正直なところ、ちょっと値段が高いんじゃないかな、このスプリングと思ったことは否定しません。しかし、今回取り付けをお願いしたお世話になっているタイヤ屋さんは「このスプリングは良いやつですよ」と言っていたのに加えて、そもそもこちらのタイヤ屋さんでも希望のスプリングやショックアブソーバーのオーダーメイドを受け付けているくらいですから、そこは間違いないのでしょう。そして、個人的にはザックスのショックアブソーバーによくマッチしたスプリングにも感じています。今後乗り続けて将来的に足回りのリフレッシュが必要になった時に、またこの組み合わせにしたいと思っているくらいです。

 色々とカスタマイズしてきたベースグレードのアバルト595ですが、これで残りはブレーキ交換のみとなりました。こちらも既に手配も済ませており、あとは品物が入荷次第交換して完了です。ベースグレードでここまで手を加えている人がいるのか、は不明ですが実際自分も色々とネットで情報を検索していると、コンペをベースにサーキットで走る仕様にする情報は割と出てくるのです。しかし、ベースグレードで乗り心地を改善したいとか、リアのバタつきを抑えたいと言った情報は中々出てこなくて、実際に自分がしてきたカスタマイズが自分の考えている方向に合っているのか不安な部分を抱えながら進めてきました。付き合いの長いメカニックさんにも相談しました。結果的に自分の考えている方向でカスタマイズが進められて、ホッとしたというのが正直なところです。

 私自身は、このベースグレードのあばる595が好きですし、何よりも運転していて楽しい車です。これからも末長く乗り続けていきたいというのが、現時点での正直な気持ちです。

 最後に、THREEHUNDREDさんのスプリングが思いの外良かったので、来月7月17日海の日に箱根大観山駐車場でTHREEHUNDREDさんが主催されるイベントにでも行ってみようかな、なんて思ったりしています。あまりこういうイベントには参加しないのですが、実際に自分の車に入れたパーツが良ければ、そのパーツを販売している所が主催するイベントは行ってみたいとは思うんですよね。最近あまり、そういう遠出もしていないし、帰りに小田原でお魚が食べられれば、それも良いな、と思っています。




# by ken1horie | 2023-06-15 22:19 | | Comments(0)

リジカラ入れました

 夏タイヤに交換するタイミングで、リジカラを入れました。入れなくても、と思ったのですが、ネットで調べてみた限り、入れた方が良いように思えたことに加えて、リジカラを入れれば本当にこれで補強関係のカスタマイズは完了となるのも、後押しになりました。また、このタイミングですと、前回サスペンションを替えた時にアライメントの調整を行なっていなかったので、それも同時に行えるために好都合でした。

 車のカスタム好きな方には、リジカラの説明は殊更不要でしょう。しかし、このBlogは車好きや、カスタム好きの方だけが訪れたり、検索結果から辿り着く場合がむしろ少ない気がするので、公式サイトを紹介しておきます。

 サイトにある「リジカラとは?」にある「効果の原理」や「リジカラの効果」を読んでいただければ、取り付ける理由が解ると思います。実際に、ここで私が説明するよりも良いでしょう。

 このリジカラを実際に自分の車ABARTH 595ベースグレードに取り付けました。既にモーションコントロールビームを取り付けたことにより、シャーシのしっかり感が増した状態でしたが、さらに座席より下の全体の剛性感が上がったのをはっきりと感じました。特にフロントは以前よりもしっかりカッチリしたのが良く判りました。ノーマルの状態でも、それなりの高いボディやシャーシの剛性感を感じていましたが、リジカラを取り付けたことにより、座席より下が一枚板になったような感じがします。また、タイヤの接地感も向上したような気もしました。結果として、取り付けて良かったと個人的には感じています。ここまですれば、自分の車の使い方では、これ以上の補強系のカスタマイズは必要ないでしょう。

 また年初に交換したザックスのサスペンションもリジカラを取り付けたことで、より動くようになった気がしています。しかしこのザックスのサスペンション、本当にノーマル500用のアフターパーツとは思えないくらいしっかりしています。硬さがある中にも、受け止めるショックに角がないような、そんな印象を受けます。小さな段差や速度が低いときは、トンと軽くいなす感じでショックを受け止めます。当然人それぞれ好みがあるので、これではちょっと柔らかすぎる、という人がいると思います。しかし、乗り心地の改善を考えるなら、このサスペンションは一つの選択肢になるのかも知れません。

 さて、ここまでノーマルで感じていたネガを一つずつ改善してきました。あと残るのはブレーキでしょうか。急ブレーキをすることは殆どないのですが、それでも危険回避でブレーキを強めに踏んだり、急ブレーキを掛ける時があります。その時に前のめりに停車するのを出来れば改善したい。今年の法定一年点検か来年の2回目の車検の時にブレーキローターが摩耗していて交換になるのであれば、そのタイミングでフロントにはエンドレスのちび6を、そしてリヤはビッグローターへと交換するのもありでしょう。17インチへのインチアップを考えていないので、純正ブレンボへの交換は選択肢にありません。そうなると、残る選択肢はエンドレスのちび6になるのです。できればこのタイミングでブレーキパッドも低ダストのものに変えられれば、とも思います。

 しかし、自分の場合はABARTH 595ベースグレードですが、それでもちょこちょことカスタマイズしていくと、その結果が判りやすく出るように自分は感じるのは楽しいですね。そして、それが結果を伴っていたり、自分がしたい方向にマッチしているのも嬉しいです。

# by ken1horie | 2023-03-07 16:56 | | Comments(0)